maniere


マナー



日本人が勘違いしやすいマナ|について

イタリアのレストラン等で日本の方がちょっと勘違いすること。 下記の出来事は近くのテーブルに座った、
とある日本の観光客の出来事です。

    


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店に入ったら自分勝手に椅子に座るのはやめましょう。ほんのちょっと待ってここは勝手に 座る店なのか考えましょう。
  ほとんどの店は、何名ですか? と聞かれますので、人数を言って指定された席に 座りましょう。でないと、良い店ほど呆れられてしまいます。
と言うことはこの先のオーダーの仕方から料理まで 良い食事にめぐり合うポイントを無くしてしまいます。 でも、これって日本でも同じなのです。
この人はあまり こういう所に来たことの無い人と思われ足もとを見られてしまいます。  気取る時はちょっと気取ってみましょう。     
    
特に込んでいる時は絶対にしてはいけません。
指定もされずに自分勝手に4人席を2人で座ることは特にダメです。 時たまパスタマニアでもこういう人がいます。2人で4人席でないと帰るという人がいますが、 本人達は帰ると言えば座らせてもらえると思っているようですが、パスタマニアでは素直に聞いて帰ってもらいます。
何故なら説明するほどのお客ではないと感じられるからです。 また、美味しい食事をしたかったら、テーブルで新聞や本を読み出すのはやめましょう。 
特に新聞は絶対やめましょう。もし、新聞を読みたいならカフェに行きましょう。
本を読みたいなら上品に読んでくださいね。上品に読んでる姿ならダメと言う所はないでしょう。でも出来る事ならしないほうがもっと上品ですがね。
 座った瞬間に本を開いて大声で話しだすのはダメ。 座ったら回りの雰囲気を確認。その前に店に入る前に上記のことが出来る店かを確認して入りましょう。           もう一つ、知ったかぶりはやめましょう。 
 こんな人がいました...ハウスワインを頼んで、このワインの名前を聞くなら私も 美味しいハウスワインの時は名前を聞いて酒屋で買って帰り宿で飲んだりしますが、 名前の聞き方を知らないのかは別として、このワインの葡萄はメルローなのかと数種類の葡萄を言い出す。 
それを聞いた イタリア人は、お前なー! ハウスワインにそんなこと聞くなよ。ってな顔をして無視をされる。 もし葡萄の種類が 気になるなら種類を確認してボトルで注文したほうがカッコイイ。
 ハウスワインは店の料理に平均して合うワインを 選んであるので(日本のレストランでは残念なことに価格の安さで提供する店もある)聞くなら名前だけにしましょう。
  でも普通は聞かないでしょうが、この人は、イタリア語で答えが帰ってきたが言葉が通じなく、今度は英語で話してくれたが これも解らなかったようで、連れにカッコつけたのが逆にカッコ悪かったようです。            これがクリアー出来たら、次のステップ。   食事は、口に食べ物が入ったらクチャクチャ 音を立てて食べるのはやめましょう。 
 もう一つ、特にパスタは日本そばのように吸い込んで食べるのもやめましょう。
このあいだ、トスカーナのレストランで後から入ってきた日本の人達は上記を全部こなしたリッパな人達で私はこの人達 と関係ないが恥ずかしくなってしまった。 
レストランの人達の話すことが聞こえるもので、だんだん同国人として いずらくなってしまいました。      とても大切な事を!
言葉使いと椅子に座った態度です。椅子に座りいきなり足を組んで後ろにふんぞりかえる。  レストランから見てこの人達 はあまり良い店で食事した事の無い人だと思われ足元を見られます。
確かにこのような人は、日本でも良いレストランで食事をする機会が少ないかと思われます。  レストランに入ったら少しは 気取りましょう。  この時間も料金に入っているのですから。   
私が店にいるときに、このような人達がたまに来ます。 私は、はっきりとあまり酷い人は帰ってもらうようにしています。
何故なら、来店者がどこかに店自体を自分のレベルで低く見ている。 低く(見下した態度) をされても店ではその人達に料理を作ってお金をもらいたくないのです。特に口の利き方が悪い人は、もう問題外です。
 何故ならイタリア料理を教わったイタリア人から[礼儀の無い人には、 礼儀を重んじるな!] と。 [侮辱された人にまで、お金の為に料理を作るな!] とよく言われました。
100%の持ち点の中で利用者が70%を態度に表したら残りは30%の料理の完成度しかない。と教わったのです。
レストランの利用者が50%,作り手(レストラン側)が残り50%を受け持ちバランスの良い食事が出来ると今でも私はそう思います。
でも、西洋人ではレストランで足組みしたり、態度の悪い人はめったにいないけどね。   私的な所に行ってしまいましたね。スミマセン。元に戻りましょう。      もう一つ、デザートはこれで1品ですので、ドリンクがでて来るまで待つのはやめましょう。
コーヒーがでるまで5分も10分も手をつけないで待つ人がいますが、高級店ほどデザートを食べ終わるまで 次の料理コーヒーが出てこないでしょうから、デザートは冷たい内に食べましょう。      もう一つ最悪なことは、2から3人で来て、一人しかものを頼まなく他のひとはテーブルに座って、水持ってきてくれないのかなー? なんて言っている人。
出てきた一人のパスタを前のテーブルからフォークでツツック人。ここでは4つの間違えをおかしている。
1つは、必ず1人1品以上注文しましょう。日本の喫茶店でも1人1 品ご注文して下さいと言われるぐらいですから。
2つ目、リストランテでパスタ1品のみの注文は下品です。もしパスタだけたべたいならもっと手軽な場所に行きましょう。
3つ目、水は外国では無料な所はありません。だまっていても出てきません。
4つ目、注文の時に取り分けたいから取り皿をいただけませんか? と断らない限りパスタ(他の料理も含む)は1人で食べることがマナーです。但し前菜の盛り合わせは取り分けOKです。 店側としては、こういう人は自分達のランクを下げて見ていると思い、
当然サービスは最低でしょう。でもこういう人に限りあーでもない、こーでもない、
とその店の悪口を言っているような光景に出っくわす。    

あと、ほとんどの外国の水(ミネラルウォーター)は有料です。日本でも水を有料とする店も けっこうありますが、海外で水をたのんで何だよー!有料だよー。って文句を言っている人が時たまいます。 こまったもんです。
イタリアでは、パスタを食べる時にスプーンでスパケッティを丸めることはしません。
スプーンは水分物に多くは使います。

また、海外や国内の良店では、レジのお会計でグループ利用してもお一人づつの会計はできません。
誰かが皆の料金を纏め、お会計をするようにして下さい。
伝票が一枚なら、料金も一度に! 分割して一人づつの会計で良いですか?なんて言わないようにして下さいね。
  


前菜の盛り合わせを1〜2分で食べきってしまう人。
もっとゆったり味わってお腹に流し込まないで時間を 楽しんで食事をしましょう。コックさんだって次の料理を作るのに時間もかかる。レンジでチンする料理はあまりイタリアには ないので、急いで安く食べたいならマックあたりで食事をしたほうがいいと思う。      出来れば地のワインをたのみましょう。
料理が一層引き立つと思います。数百円のワインを惜しんで 数千円の料理を普通に食べるより、一段と美味しく食べるには、郷土料理には地のワインと一緒に食べると1万円以上の 料理に変化することでしょう。   



この間のミラノのホテルでの出来事。
中国の観光客さんが、朝、食堂でパジャマの格好で食べている。周りの人は顔をゆがめている。食堂のオバちゃんと話し をしたらけっこう中国の人はこんな人が多いと言う。そして、部屋では、ドアを開けっ放しで下着姿で男女が歩いているのが 廊下から見れる。目線が会ってもどうじない。これにはたまげたもんです。 中国の人が皆そうではないでしょうがね。
  



海外のホテルの部屋についているバスルームの中の壁からぶら下がっている長い紐は、緊急時以外は引かないで下さい 。換気扇のスイッチではないですので。日本ではボタンになっていますが、緊急紐です。   




そんなこんなで旅行中に感じた事を少しづつ書いていきます。   



→ 本当のピッツァpizzaと生パスタpastaの見極め方




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