日本サクラソウ 伝統園芸植物の育て方【株分け編】

桜草 株分け編 桜草 定植編 桜草 歳時記

日本桜草は毎年植替えをお願いいたします。
季節:12月〜3月頃までの休眠期間
手順1
弊園では販売上3号ポットにて育てております。
掘り上げた株はこの冬1〜2月頃に植えつけた2芽株でした。
手順2
2芽株を左右2株に離しました。
手順3
右側の株を頂芽と脇芽株、計3芽に分株です。
脇芽は花芽がありませんので養生株に回します。
手順4
左側の株も同様に分け3株となりました。
手順5
親株2株には昨年の古い茎が付いていますので、
これも切り離します。
たまたま古い茎に脇芽が付いておりましたので、
これも分株します。
【注意点】
この冬に植え付ける時に脇芽を離さず植え付けた結果、
その脇芽は生長せずに栄養失調状態で育ったようです。
つまりあらゆる植物でも言えるのですが
「頂芽優勢」の法則がここでも見られます。
ですから、脇芽は必ず分けて下さい。
手順6
頂芽の2芽は花芽の充実した株ですので、
花芽株として植え付けに回します。
手順7
脇芽ばかりを集めました。
この株は花芽がありませんので、養成株に回します。
手順8
古い茎、つまりバックバルブですねぇ。
これは根伏せに回します。
この茎には発芽部があり、新芽が出ます。

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