山野草 クマガイソウの育て方

 弊園が現在の営業をする前、つまりサラリーマンをしておりました頃、
趣味でクマガイソウを育てていた頃の画像です。
1.20代に山野草にてクマガイソウの株立ちを見て感動。

2.30代に入り、自宅にて育てたクマガイソウです。その当時、ガーデンライフで
 知り合った秋田の方から送っていただいたことを覚えています。

3.そして何年も育てていましたが、石田精華園を開園、何年目か前、つまり平成25年からいえば
 約20年前に自宅から持って来て記念写真!!それがこの画像です。
 ところが当時、富貴蘭、石斛の営業、管理が異なり、あえなく枯らしてしまいました。

4.その後、山草を営業に切り替え、インターネットでも毎年販売するようになったのですが、
 やはり解説を科学的にする必要が生じてきました。

平成24年8月17日
四国産の山採り小苗を植えて2年目の画像です。
1.直径40cm程の深さ20cmの丸鉢に定植。

2.用土は赤玉鹿沼土を主体とした山野草培養土を使用。

3.山野草の栽培棚下に鉢を置く、更に日陰になる。
 夏、意外と涼しい(山の自然と同じ)。

4.真夏にルックスメーター(照度計)で明るさを計ると10000ルックス
 葉焼けをしないギリギリの明るさでした。

平成25年4月3日
昨年の夏 無事に葉焼けしないで秋まで葉が残りました。
クマガイソウの春の芽出しです。

大きな丸鉢に植えられたクマガイソウです。
植えられて3年目。その間無肥料で育てています。
順調にいけば本年は花が咲くかと思われます。
発泡スチロール製の箱に穴を空け
植え込んだクマガイソウです。
前年度 九州宮崎より入手。

平成25年4月23日
待ちに待った開花です。
立派に花を咲かせたクマガイソウです。
クマガイソウの語源である母衣に見立てられた ピッタリの花容です。
ちなみに弊園の所在地のすぐ近くには
熊谷直次郎が創建した大本山光明寺があります。
いずれは移植したいと思います。

平成25年4月25日
昨年葉焼けもせずに育ったクマガイソウ花芽をつけました。
無肥料で育てただけに株そのものは殖えていません。
発泡スチロール箱で育てたクマガイソウも
一輪花をつけました。
葉芽が目立ちますが、
来年はこれらの中から花が咲くのではと思います。
もう一箱のクマガイソウは花芽ばかりです。
少し葉も小さめで
やや育ちが悪かったのが原因と思われます。
来年に期待です。
花の咲いたクマガイソウと比較しますと
葉の育ちが比較できます。
開花株になるには株の育ち具合が良くないと
花芽がつかないかと思われます。

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