クッションフロアと長尺シートの違い|メリットとデメリット
クッションフロア・長尺シートとは?
床材として良く知られているクッションフロア。職人さんの間ではCFシートとも呼ばれますが、クッションフロアは別に長尺シートというものがあります。
実はクッションフロアも長尺シートも素材は同じ『ポリ塩化ビニール』でできています。
素材自体は同じですが名称がクッションフロアや長尺シートと言うように使用用途に応じてシートが販売されているという事です。
- クッションフロア
- ビニールシート
- CFシート(シーエフシート)
- CF
- 長尺シート
- 塩ビシート
基本的に『長尺シート』も『クッションフロア』も同じ『塩ビシート』です。
長尺シートとクッションフロアの違い
・Hフロア | ・Sフロア |
サンゲツ場合Hフロアシリーズにクッションフロアが収録されており、Sフロアシリーズに長尺シートが収録サれております。
クッションフロアの場合『クッション』が付いているイメージですが長尺シートにもクッションが付いている物も存在するのであまり、明確な違いはありませんが簡単に言うと『住宅用』の物がクッションフロア、『店舗用』の物が長尺シートと言う感じで区別される事が多いです。
長尺シートもクッションフロアも製品によってクッション性もありますし、防水性もあります。
あまり明確な違いがないように思いますが実は、住宅用と店舗用は強度が違う、クッションの性能が違うなど様々な違いがあります。
言い換えれば住宅用の物は普段生活する上で便利な機能があるものの強度が少ない分安価で購入することができます。
長尺シートの場合は土足で歩く、薬品が付着するなど様々なシチュエーションに対応できるようになっている為、強度が高く高価の物が多くあります。ただ特殊な分シートが厚くなりとても重いので個人でシートを貼るには難しいので長尺シートよりもクッションフロアを購入する方が多いです。
クッションフロアと長尺シートのデメリットと選び方
クッションフロアのデメリットはテーブルなど重い物を長期間置くと凹みができる事や物を落とした時に傷が付きシートが破れるといった事がありますが長尺シートの場合そういった事がありません。
長尺シートは強度がある分シートがとても重く素人ではあまりキレイに敷く事ができないこともあるので注意が必要です。
クッションフロアのメリットは安価で手に入り気軽にシートを敷きたい所に簡単に引くことができます。クッションフロアは軽く安価で初心者でも簡単に敷けると言う所が歳剤のメリットと言えます。
また、クッションフロアには消臭タイプや防音タイプもあるので自分の好みにあったシートを気軽に選ぶ事ができます。
長尺シートの場合同じ防音タイプでお話すると住宅用とは違い病院などの施設などで使用されるのでよりクッション性の高い物があったり、シートが破れると言う事が少ないと言う事です。
また、長尺シートは店舗など多くの人が歩く事や土足で歩くことを想定しているで長期間ワックスを掛けなくても良い物も多く存在し日々のメンテナンスが少なくなるのも利点です。
クッションフロア | ||
・東リ消臭フロア |
・サンゲツ消臭フロア |
・シンコール消臭フロア |
長尺シート | ||
・東リノンワックス マチュア |
・サンゲツナーシングフロア |
・シンコールFRシート |
サンゲツのクッションフロアと長尺シート
サンゲツのクッションフロアはカタログを見ると良くわかりますが、デザインが多く細かいデザインのクッションフロアがあります。特に木目調のクッションフロアを選ぶ場合は多くのバリエーションがあるのでおすすめです。
東リのクッションフロアと長尺シート
東リは業界で最も有名なメーカーで高品質な製品が多く存在します。デザインの幅は他のメーカーに比べると少なめですが製品一つ一つに他のメーカーに見られない加工が施されています。
特に東リの店舗用クッションフロアではクッションフロアの弱点である凹みを大幅に改善してあり、人気の消臭タイプのクッションフロアでは表面に滑りにくい加工が施されているのでお子様やペットに優しいのが特徴です。
シンコールのクッションフロアと長尺シート
シンコールは一般の方にはあまり知られていないメーカーですが業界ではとても有名なメーカーです。
シンコールは店舗用のクッションフロアがとても人気で店舗用のクッションフロアS4702(S1616)が木目の柄がキレイな上耐久性も強いということ住宅用に購入される方が多く人気です。