日本中の壁を、世界中の壁紙で彩りたい。


そんな私たちの想いについて少しお話しさせて頂きます。

壁彩 -hekisai-

「壁」を「彩」る

古代より「壁」は、あるいは“外壁”として外敵から身を守り、あるいは“壁画”として有史以前(約4万年前)より人類とその時代をともに歩んできました。

そして近世より“壁”の下地を保護し、装飾する「壁紙」として、急速に世界へと普及していきました。

500年より前から“壁紙”は歴史を創っています。 現在、特に欧米各国では“壁紙”は下地を保護するだけでなく、
インテリアデザインにとって非常に重要な位置づけをされています。また、“DIY”の発達によって、多くの方が「壁」を「彩」るようになりました。

それは“壁紙の新時代”が到来したように思えますが、人類はこの4万年の間、ずっと、繰り返し壁を彩ってきたのです。

では、現在の日本の壁紙はどうでしょうか。日本では江戸以前より和紙や屏風、襖を加工する技術がありました。

しかしながら、現在では真っ白な壁を想像するのが普通です。いつの頃からか、日本では壁を彩ることを手放してしまったのです。

しかし、ここ数年で国産の壁紙にも色鮮やかなデザインが登場し、そして何より世界各国の壁紙「輸入壁紙」が日本でも大いに普及しだしました。

そう、日本でもインテリアデザインとして、“輸入壁紙”で「壁」を「彩」る時代がすでに始まっています。壁紙にはまだ常識がありません。

ありのまま、自由な発想で壁を彩ることを当たり前に。そんな私たちの想いを「壁彩 -hekisai-」と名付けました。

この自由な言葉と共に、日本の壁を、そして貴方のご自宅を美しく彩っていけたら。

そう想っています。