ウェルビーイング事業 MISSION

私たちは、ひとりひとりの女性が社会や家庭で自分の強みを生かし夢を追い求め、その夢を実現させることが女性をより輝かせ、そして女性の笑顔が家族や社会を幸せにすると考えています。

私たちは高品質なヘルスケア製品を通じて、女性の自由とより広い可能性を支援し、夢の実現をサポートします。


女性がより快適に自由になれるヘルスケア製品を届け、
輝く女性の笑顔を増やしたい

私たちは、自分の強みや長所を生かし自由にやりたいことにチャレンジし、人や社会のためになることが女性の生きがいであり、それによって輝く女性が増えることで社会がよりよくなると信じています。女性がより快適で自由になれるヘルスケア製品を届け、輝く女性の笑顔を増やし社会全体に希望をもたらしたいという想いで、ウェルビーイング事業を設立しました。

私は過去10年間、ドライマウス(口腔乾燥)の患者さん向けの口腔ケア製品(歯みがき粉や保湿ジェルなど)の輸入販売に携わりました。そのとき、介護やがん治療の現場で、お口の状態の悪化のために家族と会話することができなかったり、口から食べることができなかったりした患者さんが口腔ケアによって口の中の不快感や痛みが和らぐだけでなく、気持ちが前向きになり笑顔を取り戻し、それが患者さんの家族にも希望を与えるということを経験しました。患者さんやご家族からの喜びの声が何よりもうれしく、大きな達成感とともにやりがいを感じ、私は生涯、人の健康を支えることで笑顔が増える、このような仕事を続けていきたいと感じていました。

2016年、ふとしたきっかけでカルフォルニアの生理用品メーカーAniganのCEOサラ・テオ( Sarah Teo)と出会い、月経カップなど彼女が開発する製品の存在を知りました。その全く新しいコンセプトとその快適性におどろきました。現在さまざまな産業や業界がテクノロジーによって、目まぐるしく変化を続ける時代となっています。その一方で、女性が社会進出し仕事をしたり、スポーツに打ち込んだり、海外旅行を楽しんだり、女性の生活スタイルがよりアクティブに大きく変わってきているのにも関わらず、生理用品についてはタンポンが販売され始めた1980年から約40年間ほぼ変わっていません。

初めて生理がきたとき、私は決してうれしくありませんでした。当時水泳をしていたので生理は面倒なものだと思いました。そのとき、母にタンポンを勧められトライしたところ、いつもどおり水泳ができるうえ、慣れたらとても快適で、それ以来ナプキンを使うことはほぼなくなりました。ただそれでも、常にもれを気にしたり、かさばる生理用品を持ち歩いたり、生理から解放されることはなく、それは女性にとって当たり前のこととして捉えていました。

一生涯の生理の回数は平均で456回、時間に換算するとなんと女性は7年間以上も生理の状態にいます。女性は多かれ少なかれ生理に悩まされ、家庭や学校や仕事に影響を与えています。しかし、私たちには「生理は恥ずかしいもの」という気持ちがあり、友達同士でも生理の話をすることもあまりしません。ましてや男性にとっては、小学校の保健授業で学んだ内容すら忘れていて、驚くことにそもそも生理が何かも知らないうえ、「女性がイライラする=生理だ」と決めつけてしまうような男性も多いです。女性のさらなる活躍の促進が活発になっている今、女性の心とカラダの健康に深く影響する生理の存在は大きいと感じています。この事実を女性だけでなく男性も正しく理解し、一緒に議論するべきだと思います。家庭でも職場でも男性にもおおいに関係することだからです。

このたび、生理用品に月経カップという新たな選択肢が生まれ、生理がより快適になるというだけでなく、繰り返し使えるためエコに貢献できること、また生理に対する社会の意識改革につながる可能性があることなど、まさに生理にイノベーションを起こす気持ちでワクワクしています。

毎月の生理がもっと快適になれば、女性はより自由にアクティブになれます。我慢していたことにもチャレンジできるようになったり、もっとやりたいことに集中できるようになり、可能性や夢が広がります。夢は、決して大きな夢ではなく日常の些細なことでもいいのです。自分の好きなことを素直に好きと言ってみたり、1日の少しの時間でもやりたかったことを始めてみたり、人ためにボランディアをしてみたり。

夢にこだわる理由は、本物の幸せとは、自分のとっておきの強みを生かすことによって得られる充足感だと考えているからです。夢に向かってがんばる女性の笑顔は美しく輝いていて、そんな生き生きとした女性の姿を見れば、パートナーや家族の笑顔が増えるはずです。そして、その笑顔の輪は、地域、社会、日本、世界に広がるでしょう。

私の夢は、本当によいと思う製品とその価値を広く伝え、多くの女性が描く夢の実現をお手伝いすることです。自分の強みを生かせる非常にやりがいのあることであり、新しい大きなチャレンジです。

人生は一度だけ。信じること、やってみたいことを思いっきりやってみませんか? Be Free, Live Your Dream.

インテグロ株式会社 代表取締役
ウェルビーイング事業 マネージングディレクター
神林 美帆

8年間、国内大手航空会社にて国際線キャビンアテンダントとして勤務した後、カナダに留学。2007年から米国ドライマウス向けオーラルケア製品の日本市場の立ち上げに携わる。201710月インテグロの代表に就任、ウェルビーイング事業を設立。2014年、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科修了、経営修士号MBA取得。


私たちの仲間たち

木下 綾乃 Ayano Kinoshita

アソシエイトディレクター

小さいときから身体を動かすことが好き。3歳から水泳を始める。約18年間の競技生活を経て、引退後は遠泳や初心者指導、スポーツを通じた国際協力としてNGOにてカンボジアの小学校の体育科教育の普及に携わる。筑波大学人間総合科学研究科体育学専攻 博士前期課程 修了。

月経カップとの出会いで女性がよりアクティブになれるように応援し、途上国で生活した経験を通じて、女性のスポーツ参加や女性たちの各分野での活躍をサポートしていきたいです。

Ayano Kinoshita

山階 早姫 Saki Yamashina

アソシエイト

6歳から選手として水泳に取り組む。ジュニアオリンピック・全国中学優勝、日本選手権6位。
競泳引退後、2012~現在、フィンスイミング日本代表、高校教員として働く。

‘選択肢が増える’ということは、人生をより豊かにします。その中から‘選べる’‘悩める’のは幸せなこと。つまり、‘知らない’ことは‘もったいない’こと。生理についてもっとオープンに発信していきたいです。

Saki Yamashina


Integro

MISSION

人々が永続的な充足感という幸せを感じられる社会を追求する。

テクノロジーの力であらゆる業界に新しい常識を創る。

STATEMENT

幸せになりたい。でもどうしたら幸せになれるのか?

アメリカでは、過去 30年間で収入が 16%も上昇したのにもかかわらず、「とても幸せだ」と感じている人は36%から29%に減少している。「ニューヨークタイムズ」は、「幸せはお金では買えない」と断言した。社会は、貨幣経済から満足を求める経済へと急速に変わりはじめている。

アメリカの心理学者のマーティン・セリグマン博士は、本物の幸せを手に入れるためには、「快楽」と「充足感」を区別する必要があるといっている。

「快楽」は、絶頂感やスリル、オーガズム、歓喜、心地よさなどの感覚や感情からなる喜びで、一過性のもの。一方、「充足感」は、自分の強みを発揮し、我を忘れるほどそれに没頭しているときに得られる満足感である。その活動が、誰かほかの人のため、社会のため、世界のために意味があり、そして、そのことを人と分ち合うことで人生が豊かになる。

では、どうしたら幸せになれるのか?

その答えは、毎日の生活の中で自分のとっておきの強みを生かすことと、その喜びをシェアする家族や仲間との心豊かな人間関係をつくること。

ひとりひとりが永続的な充足感という幸せを感じられたら、その笑顔は家族、仲間、社会に広がり、社会全体を幸せにすることができる。

Integro(インテグロ)は、「新たなる始まり」という意味。

私たちは、ヘルスケア、スポーツ、ベンチャー投資などを通じて、貨幣経済が崩壊しつつある今、人々が新たな幸せの価値である「永続的な充足感」を得ることにより笑顔を増やし、心身ともに健康で豊かな社会を追求します。