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vol.35 |
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補整下着について | ||
現在テレビやカタログなどでさかんに矯正下着を宣伝しており、健康にも良いことを訴えていますが、患者さんにとってはたして良いものかどうか考えてみたいと思います。 ファンデイションにはブラジャー・キャミソール(ロングライン型)・ボディスーツ・ボディシェーパーなどがありますが、基本的には術後数ヶ月を経過して医師より普通のブラジャー(ワイヤー入りも含めて)をしてもよいといわれましたら、矯正下着もOKということだと思います。 しかし、まず大事なことは今まで繰り返し申してまいりましたが、カップがフルカップであるかどうかということ(乳房全体を包み込むため)が第一であり、さらにキャミソールやボディシェーパー・ボディスーツは手術の仕方によっては商品の脇みごろがあたるため着用を避けた方がよいと思います。 できればブラジャーで後ろみごろに×印スタイルで当て布がついた品は術後の前かがみの姿勢を直し、正しい姿勢に戻す力があると思います。(当店ではanne1207) ウエストニッパーやガードルは、背骨や骨盤をしっかりと矯正する力がありますので、着用された方が好ましいと考えます。 医学上の専門的なことはよくわかりませんが、術後はリンパ液の流れの作用で、手足にむくみがでるとうかがっておりますが、そういった意味では着圧効果があり、その他市販されている着圧系のパンティストッキングやハイソックスなども効果があると思われます。 ガードルについて申しますと、最近骨盤ガードルが2〜3年前より話題になっておりますが、骨盤ガードルは基本的にはガードルの上の部分に当て布が全体に貼ってある品が効果を発揮します。できれば臀部の下に幅5p以上の当て布が貼ってあるか、または”いせ込みの縫製”(臀部の分かれ目の縫い目が縮こまった形)の品が、ヒップアップ効果も出ますので良いかと思います。 (当社は4月に矯正用ブラ税抜2500円・ウエストニッパー税抜1900円・骨盤ガードル税抜1500円を展開予定です。) 今回は乳がんの患者さんのための矯正下着についてのお話でした。 |
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