軽いタイプ…各社それぞれウレタンや生ゴムなど素材の違いはあっても、一般的にはお値段の安い品が多いこともあり、量としては一番多く販売されています。また、大小2種類を組み合わせてちょうどいい大きさにしたりして使用されている方も多いかと思います。左右のバランスからすると多少不安定な感もありますが、とにかく重いのはイヤという方が多いのも事実です。(例:PAD-6)
中間タイプ…残存した乳房が例えば500gとすると、患部のパットの重さは多少の重みを感じさせる程度の40g〜70g程度の品が一番好まれています。(例:PAD-S)
軽いタイプ・中間タイプ共に、 触った感触が人の皮膚感覚に近い弾力性のある品がブラジャーカップに適合しやすいです。
重いタイプ…こちらは人の皮膚感覚と全く同じシリコン100%のものが多いです。シリコンは、ご存知のように再建手術にも使用される場合もあり、人体への適合性としては一番かと思われますが、何より重みがあるために嫌われることも多く、お値段もかなり高いため販売数としてはあまり多くないのです。温存手術に適合させる部分使用の小さい形のものが好まれているようです。(例:anne2010)
これらの3つのタイプのどれを選ぶかはお客様の好みの問題と考えられます。
統計上にはないものの術後ブラジャーを一切しないという方もかなりの人数でいらっしゃるときいております。術後のライフスタイルをより快適に過ごしていけるよう、できれば着用していただき、心身ともに健康体であってほしいと願っております。
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