vol.33

販売数から見たお客様の好みのブラジャー

明けましておめでとうございます。 今年最初のアンニュース、何をテーマにお話ししようか迷いましたが、今回は視点を変えまして、私共の扱わせていただいております乳がん用ブラジャーの年間販売数より、お客様の好みのタイプを分析してみました。 このことは決して人気のあるタイプの方が良いといったことではなく、術前・術後にどのような変化があらわれているかを客観的に見てみるのも何かの参考になればと思いお話させていだきます。 術前すなわち現在の、あらゆる店頭・カタログ販売で売れている品は95％が3/4カップ・1/2カップでありますが、術後になると100％近くがフルカップに変わる、ということは今までも申し上げていたかと思います。術後はそうせざるを得ないということであり、これも大きな変化といえます。 それでは、販売数からみた術後の好みの変化はどうなっているのかをみてみましょう。 あえてブラジャーを3つのタイプ（全てフルカップです）に分けると、

60%が前開きタイプ…こちらは術前後にどうしても必要な品ですので当然といえば当然ですが、それ以外として、”これを機会にラクでいいし着脱も簡単だし傷口にも優しい”という理由で今までのタイプのブラジャーは一切使用しないという方が非常に多いことをあらわしていると思います。(例：anne9764) 10％がゆったりタイプ…ブラジャーの縫い目にカップがないタイプです。 あまり元の形の乳房にはとらわれず、多少の造形を期待して着用している方です。基本的には一般のブラジャー同様のパワーがあるものが多いです。(例：anne1179) 30％が機能性追求タイプ…こちらはカップに縫い目があり、一般のブラジャーと変わりなくワイヤー入りもあり、できるだけ元の乳房と一緒になれればと思う方のためのブラジャーです（ただしフルカップタイプ 例：anne508) いずれにしても、選ばれるタイプは術後のライフスタイルに支障のないブラジャーを選んでいただきたいと思っております。 次回はブラジャー同様、パットの販売数から見たお客様の好みをお伝えしたいと思います。

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