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vol.21 |
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乳がんブラジャーの素材選び |
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ブラジャーの素材には綿や絹などの天然繊維の他、ナイロン・ポリエステル・ポリウレタンなどの化学繊維があります。 品質表示として最も多いのが、”ナイロン・ポリウレタン・その他”といった品が多いかと思います。 この表示の中で重要な糸はポリウレタンで、一般的に弾性繊維と呼ばれ、商標名が”オペロン”です。伸び縮みのする糸で、下着のガードル・ボディスーツ・ショーツにも欠かせない糸です。 最近はアウターのジーンズやスポーツ用パンツなどにも多く使用されています。 ブラジャーに使用する場合にも、ハードタイプのものやソフトタイプのものによってその糸の太いものは厚手でハード、細い糸だとソフトに仕上がります。 それはお客様の使用目的(体型補正や術後のソフトケア)そして好みによっても分かれます。 特に乳がん用ブラジャーで重要な点は、 カップの裏が綿100%になっているかであり、吸汗性・速乾性が求められるからです。 通常は綿100%のトリコット編みの生地が天竺編みの生地を使用します。 ブラジャーの身生地部分はナイロンまたはポリエステルとポリウレタンを編みたてた生地を使用いたしますのが、時々オシャレ性を追求するために、通常は断面が丸の糸をあえて三角形や六角形にして(異形糸)キラキラと光沢をもたせるものがあります。しかしこちらは静電気も起きやすいのであまり好ましくなく、避けた方がよいかと思います。 お買求めの際はこのような事も頭に入れておいた方が良いかと思います。 |