アンニュース vol.19
 

乳がん患者さんとガードルの効能について


今回はぜひとも皆さまの声をお聞かせいただきたく、こんな記事にさせていただきました。

当社は乳がん下着の専門店として現在展開させていただいておりますが、いまだにガードルを扱っておりません。 このことは、真に医学的な効能が理解できていないことと、今まで患者さんからの要望もあまりなく、ついついサボっていたことが原因です。

先日ある患者さんよりお聞きしたのですが、入院・手術後のケアについての病院からの案内として、ガードルの着用がすすめられていたそうですが、その効能についての詳細は全くなかったとのことでした。

私自身では、全国を廻って乳がんの患者さんと会話する中で、ガードルは、たまに術後のリンパ液との関係で脚にむくみが出るのを予防するためとお聞きしたことがありました。

私共は乳がん治療におけるガードルの医学的な効能の有無はわかりませんが、製品としての本当に正しい、良いガードルの見分け方については専門ですので、少しご案内させていただきたいと思います。

一般的に、ガードルには3つの大切なポイントがございます。

1.お腹の部分がタミーガードル(無理なくお腹をひっこめる作り)であること。
2.ももの付け根(最も太いところ)からガードルのすそまでがリプライン(立体裁断)であること。
3.お尻の部分が立体になっていること。

この3点ですが、残念ながら現在市販のガードルでこの3つが揃ったガードルは見受けられません。
患者さんが要望し、真の効能があるようでしたら、ぜひとも開発して患者さんに喜んでいただきたいと思っておりますので、皆さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。