Canon(キヤノン) BCI-326/325対応
『詰め替えセット』の詰め替え方法をご紹 介いたします。


・BCI-326/325対応 詰替えセット 5色パック
・BCI-326/325対応 詰替えセット 6色パック

・BC-321/320対応 詰替えセット 5色パック
・BC-321/320対応 詰替えセット 6色パック

キャノン 詰替えセットインク
BCI-326/325、321/320詰め替え方法動画

ご使用および保管に関しての注意


ご注意ください

・本製品はインクジェット専用の詰替えインクです。
・お子様の手の届かない場所に保管してください。
万一、インクを飲み込んだ場合は、水を飲ませ、うがいをさせてください。
また、目にインクが入った場合は、こすらずに水でよく洗い、すぐに医師
の診察を受け てください。
・皮膚にインクがついてしまった場合、時間がたつと落ちにくくなります。
すぐに石けんや水で洗い流してください。
・直射日光の当たる場所を避け、冷暗所に保管してください。


事前にご用意いただくもの


なにかと便利な古新聞!

・ペーパータオルか新聞紙
汚れ防止のため、本製品の下に何枚か重ねて使用します。

・ティッシュペーパー
インク吸収および拭き取りに使用します。


1.カートリッジをホルダーにしっかりセットする


[動画再生:00:18~]

「詰替え用カートリッジ」が「詰替え用ホルダー」にしっかりセットされていることを確認します。


セットの確認個所.1



半透明のシリコン樹脂に合わせる

「詰替え用カートリッジ」のインク噴き出し口が「詰替え用ホルダー」のシリコン樹脂パーツにピタリと合わさっていることを確認する。


セットの確認個所.2


並行になるようにセット

「詰替え用カートリッジ」と「詰替え用ホルダー」は、並行にセットされていることを確認する。


2.ゴム栓を取り外す


[動画再生:0:22~]

「詰替え用カートリッジ」上部に付いている、ゴム栓を取り外します。


※詰替え完了後に再度ゴム栓を取り付けるので、失くさないように注意してください。


3.インクタンクから注入器を取り出す


[動画再生:0:30~]

「真空インクタンク」の上部にセットされている「注入器」を取り出します。


4.注入器をインクタンクに挿し込む


[動画再生:0:32~]

「真空インクタンク」上面のインク抽出口(黒いゴムの部分)に、片手で「注入器」本体)を持って強く挿し込みます。


注入器をインクタンクに挿し込む場所


注入器を差し込む場所

「真空インクタンク」上面の黒いゴムが付いた部分がインク抽出口です。


※初回使用時は抽出口が密封されています。「注入器」を挿し込んで密封用のビニールをやぶってください。


5.インクを抽出する


[動画再生:0:37~]

「注入器」を「真空インクタンク」に押し込みながら持ち、もう片方の手で「注入器」の可動部分を上方にゆっくり引っ張り上げて、インクを抽出します。(力を入れて引くと空気が入るので注意してください)


インクがうまく吸い出せないときは!?


インクタンクに空気を注入

「注入器」を上方にゆっくり引っ張り上げても、インクが吸いだせない場合があります。
これは、インクタンク内部の真空状態が強すぎる為です。
その場合は「注入器」で、空気を「真空インクタンク」内部に注入してください。
空気を入れ込む事で、真空状態が軽減されインクが吸い出せるようになります。


空気を大量に入れるとインクが逆流したり、インクタンクの破損の原因に繋がりますのでご注意ください。


6.インクタンクから注入器を外す


[動画再生:0:42~]

「注入器」内にインクが満タンになるまで抽出し、「注入器」の可動部分を上方に引っ張った状態で、真空インクタンクから注入器を取り外します。


7.インクを注入する


[動画再生:0:49~]

「詰め替え用カートリッジ」のインク注入口(ゴム栓を外した部分)に、「注入器」を挿しこみます。 次に、「注入器」の可動部分をゆっくりと下方向に押し込みインクを注入していきます。

吸い出したインクをインクタンクに戻す際には、余分な空気を押し込まないようにして下さい。 内部が陽圧になり、インクが吹き出たり、タンクが破損する原因になります。


インク注入のテクニック.1


良い例(やや斜めに挿し込む)

悪い例(垂直に挿し込む)


インク注入時「注入器」をやや斜めにしてカートリッジに差し込むと、空気の通り道が確保されてインクを注入しやすくなります。


インク注入時のテクニック.2


インクの量は8割程度で

「詰め替え用カートリッジ」内にインクが8割程度入るまで、上記の④~⑦の手順を繰り返し行ってください。
インクを入れ過ぎると、漏れたり溢れたりする原因になるので注意してください。


8.注入器をしまう


インクタンク上部に収納する

「注入器」を「詰め替え用カートリッジ」から取り外し、先端をティッシュなどで軽く拭いてから「真空インクタンク」上部に収納します。


※使用後の注入器を水洗いする必要はありません。


9.インクを綿に浸透させる為に・・・


[動画再生:1:11~]
インクを詰め替えたばかりの「詰め替え用カートリッジ」は、内部の綿にインクが浸透していません。(特に詰め替え初回のカートリッジ)

ホルダーからカートリッジを一瞬だけ持ち上げる



ツマミを押しながら一瞬上げる

インクを手早く浸透させる為に「詰め替え用カートリッジ」を「詰め替え用ホルダー」から一瞬だけ持ち上げます。
インクが綿の方へ流れていくので、加減をしつつカートリッジをホルダー内で上げ下げします。

インク噴き出し口まで浸透させる


[動画再生:1:31~]

インク噴き出し口付近の綿に浸透するまで、カートリッジの上げ下げを繰り返してください。インクの浸透が左画像のような状態になればOKです。


8.ゴム栓を取り付ける


[動画再生:1:37~]

「詰め替え用カートリッジ」に、インクが注入できたら、ゴム栓を取りつけます。
隙間、緩みがないようしっかりと取り付けてください。


9.ホルダーから取り外す



[動画再生:1:45~]

「詰め替え用ホルダー」から「詰め替え用カートリッジ」を取り出します。


10.カートリッジをプリンターにセットします


いつもと同じようにプリンターにセット!
「詰め替え用カートリッジ」をプリンターにセットします。

インクの残量表示について


ストップボタンの長押しで解決!

2回目以降にインクを詰替えて使用する場合、正しいインク残量表示はできません。
詰替え後に「インク残量検知機能の無効化」をする必要があります。

【インク残量検出機能の無効化方法】
①プリンターの電源が入った状態で『ストップボタン』もしくは『リセットボタン』を
10秒間以上 長押しします。(多くのプリンターはこの方法だけで無効化できます)

②プリンタの電源を落とし、プリンタ側の電源ケーブルと、USBケーブルを抜きます。
15分ほど時間をおいてから、抜いたケーブルを差し込み、プリンターの電源を入れて下さい。(①の方法で無効化できない場合にお試しください)


なぜインク残量検出機能が使えなくなるの?


インク残量は正しく表示されません

実は、プリンターにカートリッジ内部のインク量を検出機能はありません。
では純正カートリッジを使用している時、プリンターはどうやってインク残量表示をしているのでしょうか?

プリンターはカートリッジを取り付けてから、どれくらい動いたか、どれくらい印刷したかによって、大体の目安でこのカートリッジにはもうインクがないなと、判断しています。

ですので、同じカートリッジにインクを詰替えて使用する場合は、どうしてもインクがありませんという表示が出てしまいインク残量検出機能が使えなくなってしまうのです。


インク残量の確認方法.1


テストプリントで出ない色をチェック

インクを詰め替えて使用している間は、プリンターとパソコンに正しいインク残量が表示されません。
そのため、インク残量の確認は実際の印刷物の状態(鮮明に印刷されない、かすれ等)や、テストプリントを見て確認してください。


インク残量の確認方法.2


透明なので中のインク量が見える

印刷物でインク残量を判断し難い場合は、「詰め替え用カートリッジ」本体は透明の作りになっていますので、実際にカートリッジ内のインク量を見て、詰め替えを行うタイミングを判断してください。


インクがカートリッジ内に多少残ってる状態で継ぎ足して使用していただくと、カートリッジ内部の劣化も軽減できます。


1.まずはヘッドクリーニング!


メンテナンス機能にある場合が多い

インクを詰め替えたばかりのカートリッジは内部の綿にインクが浸透していません。
カートリッジ内部にインクを浸透させる為に、プリンターのヘッドクリーニングを数回(1~3回程度)行って下さい。


※ヘッドクリーニングの方法はプリンタにより異なります。
お手持ちのプリンタのマニュアルをご参照のうえ作業を行ってください。


2.上記の方法でも改善しない場合



使用により少しずつ劣化していきます

詰め替えカートリッジの内部の劣化が非常に進行しているものと思われます。
使用していない期間が長かったり、詰め替えた回数が増えるとカートリッジ内部の綿が劣化し、インクを吸収できない状態になってしまいます。
(ご使用の環境やプリンター、個体差などでも変わってきます)

その場合は新しく詰替えセットをご購入いただくことをお勧めいたします。


1.ICチップの掃除を行う


金色の部分をクリーニングする

プリンターに「詰め替え用カートリッジ」を取り付けた時や使用しているうちに、プリンターがカートリッジを認識できず印刷ができなくなる場合があります。
その場合は「詰替えカートリッジ」に付いているICチップ部分をてティッシュなどで優しく拭いてクリーニングして下さい。


2.インクヘッドの掃除を行う


白丸の部分がICチップを認識する部分

カートリッジの掃除が終わったら、次にプリンターのインクヘッドの掃除を行います。
掃除を行う個所は、インクヘッド内側の手前にあるICチップを受ける(認識する)部分です。
こちらをティッシュなどで優しく拭いてください。


3.カートリッジの抜き差しを行う


何回か抜き差しを行います

1、2の方法で改善されない場合は、認識できないカートリッジを一度プリンターから完全に取り外し、再度装着して下さい。
この作業を何度か繰り返す事で、プリンター内部で保持しているICチップの情報がリセットされ、カートリッジが認識される場合があります。


4.プリンターの電源、USBケーブルを抜く


電源、USBケーブルを抜く

3の方法で改善されない場合は、プリンターの電源を落としてから電源ケーブルとパソコンと接続しているUSBケーブルの両方を抜いてください。
そのままの状態で20分程放置します。
その後、電源ケーブルとUSBケーブルを再度接続してから、プリンターの電源を入れてください。プリンター内部のICチップの情報がリセットされ、カートリッジが認識される場合があります。


それでも認識しない場合


ICチップの取り扱いに注意

上記の作業を行っても「詰め替え用カートリッジ」が認識しない場合、ICチップの破損が考えられます。ICチップは非常にデリケートな部品ですので、静電気や磁石、他社製のリセッターを近づけないでください。

一度破損してしまったICチップは元に戻りません。その場合は、新しく詰替えセットをご購入いただくことをお勧めいたします


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