【ご使用および保管に関しての注意】
 
・本製品はインクジェット専用の詰替えインクです。
・お子様の手の届かない場所に保管してください。
万一、インクを飲み込んだ場合は、水を飲ませ、うがいをさせてください。
また、目にインクが入った場合は、こすらずに水でよく洗い、すぐに医師
の診察を受け てください。
・皮膚にインクがついてしまった場合、時間がたつと落ちにくくなります。
すぐに石けんや水で洗い流してください。
・直射日光の当たる場所を避け、冷暗所に保管してください。


事前にご用意いただくもの

・ペーパータオルか新聞紙
汚れ防止のため、本製品の下に何枚か重ねて使用します。

・ティッシュペーパー
インク吸収および拭き取りに使用します。



1.インク注入口キャップ(透明なゴム栓)を取り外す
「詰め替え用カートリッジ」横の上部分に付いているインク注入口キャップ(透明なゴム栓)を取り外します。

【注意】ンク注入口キャップ(透明なゴム栓)は詰め替え後に再度取り付けますので、失くさないように注意してください。

インク注入口キャップ(透明なゴム栓)を外した状態
透明のゴム栓を取り外した穴が、詰め替え時のインク注入口になります。
この穴からインクを注入するので、ゴミなどの異物を入れないようにしてください。

2.インクタンクから注入器を取り出す
「真空インクタンク」の上部にセットされている「注入器」を取り出します。

3.カートリッジをインクタンク上部に乗せる
インクの詰め換えを簡単にするために「 詰め替え用カートリッジ」を「真空インクタンク」上部に軽く乗せます。

4.注入器をインクタンクに挿し込む

「真空インクタンク」上面のインク抽出口(黒いゴムの部分)に、片手で「注入器」を持って強く挿し込みます。


注入器をインクタンクに挿し込む場所

「真空インクタンク」上面の、黒いゴムが付いた部分がインク抽出口です。

※初回使用時は抽出口が密封されています。「注入器」を挿し込んで密封用のビニールをやぶってください。


5.インクを抽出する

「注入器」を「真空インクタンク」に押し込みながら持ち、もう片方の手で「注入器」の可動部分を上方にゆっくり引っ張り上げて、インクを抽出します。(力を入れ過ぎたり早く引き過ぎると、余計な空気が入るので注意してください)


インクがうまく吸い出せないときは!?

「注入器」を上方にゆっくり引っ張り上げても、インクを吸いだせない場合があります。
これは、インクタンク内部の真空状態が強すぎる為です。
その場合は、「注入器」で空気を「真空インクタンク」内部に注入してください。
空気を入れ込む事で真空状態が軽減され、インクが吸い出せるようになります。

空気を大量に入れるとインクが逆流したり、インクタンクの破損の原因に繋がりますのでご注意ください。


6.インクを充てんする

「詰め替え用カートリッジ」のインク注入口(ゴム栓を外した部分)に、「注入器」を挿しこみます。 次に、「注入器」の可動部分をゆっくりと下方向に押し込みインクを充てんします。

吸い出したインクをインクタンクに戻す際には、余分な空気を押し込まないようにして下さい。 内部が陽圧になり、インクが吹き出たり、タンクが破損する原因になります。


インクを入れる量は?

「詰め替え用カートリッジ」内にインクが8割程度入るまで、上記の④~⑥の手順を繰り返し行ってください。
※インクを入れ過ぎると漏れたり溢れたりする原因になるのでご注意ください。


7.インク注入口を拭く
インク注入口に付着したインクをティッシュペーパー等で軽く拭き取ります。

8.インク注入口キャップ(透明なゴム栓)を取り付ける
「詰め替え用カートリッジ」にインクが注入できたら、インク注入口キャップ(透明なゴム栓)を取りつけます。
すきまや緩みがないようしっかり取り付けてください。

9.空気穴キャップ(色の付いたゴム栓)を外して破棄する
「詰め替え用カートリッジ」横の中央部分に付いている空気穴キャップ(色の付いたゴム栓)を外します。
外した空気穴キャップ(色の付いたゴム栓)は以降使用しませんので、そのまま破棄してください。

【注意】空気穴キャップ(色の付いたゴム栓)を外さないままプリンターにセットすると印刷不良の原因になります。必ず使用の前に取り外してください。

10.注入器をしまう

「注入器」を「詰め替え用カートリッジ」から取り外し、先端をティッシュなどで軽く拭いてから「真空インクタンク」上部に収納します。

※使用後に注入器を水洗いする必要はありません。


11.カートリッジをプリンターにセットする

矢印の方向で「詰め替え用カートリッジ」をプリンターにセットします。
プリンターへのセット方法は純正品と同じです。


インクの残量表示について

【詰め替えをおこなうと正しいインク残量は表示できません】

詰め替えを行ったカートリッジをプリンターにセットすると「インクを交換しましたか」という表示がでます。
「はい」を選ぶとカートリッジを交換したと判断されインク残量が満タン表示になります。
これはあくまで、目安となる表示ですので、実際のカートリッジ内のインク量が表示されている訳ではありません。


なぜインク正しいインク残量が表示されなくなるの?

実は、プリンターにカートリッジ内部のインク量を検出する機能はありません。
では純正カートリッジを使用している時、プリンターはどうやってインク残量表示をしているのでしょうか?
プリンターはカートリッジを取り付けてから、どれくらい動いたか、どれくらい印刷したかによって、大体の目安でインク残量を表示しています。
ブラザーのプリンターは、カートリッジを抜き差しすると「インクを交換しましたか」という表示がでます。この時「はい」を選ぶと、プリンターは新しいカートリッジ(インク満タン)がセットされたと勘違いして、内部のインク量に関係なく満タン表示をしてしまいます。


インク残量の確認方法

「詰め替え用カートリッジ」本体は透明の作りになっています。プリンターからカートリッジを取り外し内部のインク量を見て、詰め替えを行うタイミングを判断してください。

※外したカートリッジを再度プリンターにセットすると「インクを交換しましたか」という表示がでます。確認だけで詰め替えを行っていない場合は「いいえ」を選択してください。



1.まずはヘッドクリーニング!
インクを詰め替えたばかりのカートリッジをプリンターにセットしても、印刷時にインクを出すインクヘッドまでインクが供給されていません。
インクヘッドにインクを供給させる為に、ヘッドクリーニングを数回(2~5回程度)行って下さい。

※ヘッドクリーニングの方法はプリンター機種により異なります。
お手持ちのプリンタのマニュアルをご参照のうえ作業を行ってください。

2.吸着パッドを掃除する
ブラザーのプリンターは使用しているうちに吸着パッド(スポンジのようなもの)に古いインクが溜まっていきます。ティッシュを軽く押し当てて、染み込んだ廃インクを取り除いてください。

※吸着パッドはプリンターカバーを開けて、向かって左奥に設置されている場合がほとんどです。

簡単な作業でこんなにキレイになります

こんなに汚れていた・・・
クリーニングでキレイになりました!
ティッシュにインクが付かなくなるまで、吸着パッドのクリーニングを繰り返し行います。

3.吸引ノズルを掃除する
吸引ノズルは通常、インクヘッドの定位置(プリンターの右端)の真下にあります。
インクヘッドを手で動かせるようにする為、『ヘッドクリーニング』の指示を出し、ヘッドが動き始めたら電源 ケーブルを引き抜きます。そうするとプリンターヘッドのロックが解除された状態になります。手で動かす事ができるので、プリンター本体のカバーを開け、プリンターヘッドを左に動かし吸引ノズルが見える状態にしてください。
綿棒やティッシュなどで付着している古インクを取り除きます。
クリーニングが完了したら、プリンター本体のカバーを閉め、電源ケーブルを繋いでください。

4.それでも改善されない場合
上記の方法でも改善できない場合はクリーニングで改善できない程、吸着パッド・吸引ノズルが劣化していることが考えられます。(吸着パッド・吸引パッドはメーカーでも消耗品の扱いとなる部品です)

また、ご家庭ではクリーニングすることが難しいインクチューブ(カートリッジからプリンターヘッドにインクを供給するパイプ)内の汚れ、詰まりもインクが出ない原因となります。
その場合はプリンターメーカーでの修理(パッドなど消耗品の交換)対応となります。(メーカー側も5回以上のヘッドクリーニングを行っても改善できない場合は、修理扱いになるとの見解)

インクが出ない原因
【メーカー発表のインク詰まり、印刷不鮮明の原因】

・1週間以上、プリンター本体の電源プラグを抜いて放置し場合
→電源プラグを抜くと自動で行う定期ヘッドクリーニングがされない為

・2週間以上印刷をしていない場合
→印刷をしないで放置すると、インクヘッドが乾燥しインクが出難くなる。

・インクカートリッジ開封後、6ヶ月以上経過している場合
→インクの粘度が高くなったり、内部に空気が入り印刷不良の原因となる。


カートリッジの抜き差しを行う

カートリッジが正しく装着されていない可能性があります。認識できないカートリッジを一度プリンターから完全に取り外し、再度装着する動作を何度か行ってください。


>ページのTOPへ戻る