【ストールで使われる天然素材】


ストールでよくつかわれている天然素材には沢山の種類があります。とくに暖かさがもとめられる秋冬のストールのおすすめ素材はなんといってもカシミヤをはじめとした獣毛のものです。

中央アジアの高原地帯にはカシミヤ。オーストラリア、ニュージーランド、フランスには羊(ウール)。テキサス、南アフリカ、トルコの乾燥地帯にはモヘア(アンゴラ山羊)。トルコのアンカラ(旧アンゴラ)地方にはアンゴラウサギ。南米アンデスやボリビア高地にはアルパカ、ビキューナ。などなど。それぞれの獣毛が育つ環境によって、繊維の持つ特徴も変わってきます。

カシミヤ

カシミヤの毛の太さは12~16マイクロととっても細いため、最高級の天然繊維と呼ばれ、カシミヤ独特のヌメリ感や美しい光沢、軽く柔らかい触感、優れた保温性と保湿性、弾力性、軽さが特徴です。

カシミヤ山羊の産毛からでき ているカシミヤの繊維は、細くて均一なためとても柔らかで皮膚への刺激が少なく、お肌にとっても優しい素材です。細い繊維をたくさん束ねて糸を仕上げるため、外気を遮断し、温かい空気をストールの中にため込むことができるので、ウールと比べると6倍も高い保温力や暖かさを誇ります。

さらに毛のキューティクルが空気中の水分の吸収と放出を繰り返すことで湿度を一定に保つことができるため、吸湿性に富み、汗を発散する作用に優れています。ストールの薄さや織り方を選べば1年中快適に使うことが出来ます。
カシミヤ ストール
出典:http://www.pashminacachemire.com/
■モヘア

モヘアは、アメリカのテキサス、トルコ、南アフリカなどに生育するアンゴラ山羊からとれる獣毛のことで、毛の太さは約30~50マイクロです。シルクのような美しい光沢や弾力性がありますが、縮れも少ないので、保温性はそれほどありません。

コットンより吸湿性が高く、湿度変化を最小限におさえてくれます。ふわふわ、もふもふで見た目はとってもかわいいのですが、柔らかなフワフワ感を活かすために、緩めに編まれているため、どうしてもほつれやすく毛が抜けやすくなっています。他にも毛玉ができやすい、静電気がおこりやすい、生地自体がとても繊細なため爪やアクセサリーにひっかけやすいといったデメリットがあります。


ウール ストール
出典:http://mohairandmore.com/
■アンゴラ

アンゴラ地方が原産の、アンゴラうさぎの毛のことで、毛の太さは、14.5ミクロンです。非常にやわらかい手触りで、毛の中心が空洞になっているためウールの1/3の軽さで、ウールの3倍の保温性がありますが、その分、毛羽立ちや毛玉ができやすく痛みやすいデメリットがあります。また細い毛の中にその中に太くて固い毛が混じっていることがあるので、チクチクすると言う人も多いようです。

通常はナイロンやウールと混ぜて編まれることが多い素材です。また染色がとてもむずかしい素材で風合いが悪くなってしまうため、もともとの毛色のままか薄いパステルカラーで使われることが多いです。
静電気が起こりやすいので静電気帽子スプレーが必須の素材です。毛がすべって抜けやすいため他の衣類につきやすいので注意が必要です。
あアンゴラ ストール
出典:http://www.ocala.ebayclassifieds.com
■ウール

ウールとは羊毛のことで、一般的にはメリノ種の羊の毛のことをさします。毛の太さは23マイクロ。
冬は暖かく夏でも涼しいという、とてもすぐれた性質があり、型くずれやしわになりにくいというメリットがあります。また綺麗に染色がしやすいため、豊富なカラーバリエーションが展開できます。

しかし、水洗いすると縮みやすく、フエルト状になってしまいます。他の獣毛に比べてお値段は安価なのですが、ドライクリーニングでも風合いが変わってしまうことがあり、手入れが大変です。

保温性はありますが、他の獣毛には劣ってしまいます。また他の獣毛に比べて繊維が太いので、肌にあたるとチクチク感じることが多く、毛玉が一番できやすい素材です。


ウール ストール
出典:http://cdn.notonthehighstreet.com/
■アルパカ

アルパカは、南米アンデスやボリビア高地に生息しているラクダ科のアルパカの毛のことをいいます。ミラバケッソのCMで一躍人気ものになりましたよね。

毛の太さは26マイクロでウールより少し太めですが天然繊維の獣毛の中では、最も毛が長く、手触りがしっとりとしたなめらかさがあります。繊維の中に空洞があるため軽くて、保温効果にも優れています。自然のままでもこげ茶、グレー、白、黒など20種類以上の毛色があるため染色しなくても豊富な色合いが楽しめます。

アルパカ自体の飼育が難しいため値段が高い、細く紡績するのは難しく、生地として編んだ時に、網目がひっくり返りやすい、量産するには扱いが難しい、というデメリットがあります。
アルパカ ストール
出典:https://www.boredpanda.com/

■ビキューナ

アルパカの仲間のビキューナは、全ての獣毛の中で、10〜14マイクロというもっとも細い毛で柔らかく、弾力性が有り、風合い、絹のような光沢感などにおいて最高級品とされる「幻の超高級繊維」です。

ちなみにマフラーだと15万円~、コートは200万円~と、カシミヤの10倍以上の価格がします。カシミヤ以上に質が良いと言われていますが、金額アップ分以上の質かといわれると・・・ワシントン条約により輸出禁止措置がとられるほど、生息数が少ないため希少価値ゆえの値段です。
ビキューナ ストール
出典:http://belgravia1961.blogspot.jp/


ストールの素材それぞれのメリットとデメリットをみてきましたが、一番おすすめなのはどの素材なのでしょうか。ビキューナについてはあまりにも価格が高価すぎてデイリー使いには不向きなため、ここで除外させていただきます。

毛が細い順番 カシミヤ<アンゴラ<ウール<アルパカ<モヘア

毛が細ければ細いほど、その肌ざわりはなめらかでやわらかくなりチクチクすることが少なくなります。特に肌の弱い方は、毛の細いカシミヤなどを選んだほうがストールを巻いた時に首周りがチクチクして不快な思いをすることが少なくなると思います。


毛が抜けにくい順番 ウール<カシミヤ<アルパカ<アンゴラ・モヘア

この中で一番毛が抜けやすいのはなんといってもモヘアとアンゴラです。他の衣類にもつきやすく摩擦や静電気でも毛が抜けるため、冬の着用には向いていない素材です。モヘアとアンゴラを使った素材のストールを身につける時は、抜け毛覚悟するか、着るのを諦めるかの2択になってしまいます。

見た目のかわいさだけで購入してしまうと、他の洋服やコートについたり、電車内で他の人に迷惑をかけたりしてしまうので、ストールを購入する際は素材選びにもきをつけましょう!


毛玉ができにくい順番 カシミヤ<アンゴラ<アルパカ<ウール

カシミヤは毛が非常に細いため毛玉になりにくい素材です。ただしそれは、良い品質のものだけで、安物はできやすいので、毛玉が気になる方は質の良いカシミヤのものを選びましょう。アンゴラは毛玉ができにくいというよりは毛玉になる前に抜けてしまいます、アルパカはアルパカ100%にのものであれば毛玉はできにくいのですが、街中でみかける製品のほとんどは他の素材との混合のものがほとんどです。そのため、毛玉ができにくいといわれているアルパカも、アクリルやウールと混ざっ手しまうと毛玉になりやすくなってしまいます。

ケアがしやすい順番 ウール<アルパカ<カシミヤ<アンゴラ

獣毛はほどんど洗濯不可マークが洗濯表示ラベルについていますが、カシミヤやシルクなどの繊細な素材も洗えるユーカランなどの専用の洗剤を使ってただしい方法で洗えば、お家で手洗いすることが可能です。水に弱いと言われているウールも短時間でこすらず洗えばOKです。アルパカもウールほどケアは簡単ではありませんが、もともとが強い素材のため、お手入れはしやすい素材です。

最近はカシミヤも洗えるものが増えてきましたが、毛が細いデリケートな素材のため質の良くない安物のカシミヤは自分でのお手入れが難しい素材です。質の良いカシミヤは、プロでなくても正しい洗い方をすれば手洗いも簡単で風合いも長く保てることができるため、目先の購入金額だけに踊らされずできるだけ質の良いものを購入したほうが長い目で見た場合はお得になります。

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カシミヤ ストール


【カシミヤは最高の天然繊維】


カシミヤ ストール

カシミヤは、ウールや他の獣毛に比べ、40%以上伸縮性が高く、しなやかさにも優れていて、高い復元力があるためストールとして製品化された後も型崩れしにくいというメリットがあります。また質の良いカシミヤのストールを選んで正しいお手入れをすれば美しい風合いや毛並みをたもったまま何年間も長持ちさせることができます。

一方、ウールのストールなどの場合はカシミヤのストールのように購入時の良い状態のまま長持ちさせることは難しいので何度も買い換える必要があります。それを考えると最初の購入コストは少しかかっても良質なカシミヤのストールを選んだ方が年間のコストパフォーマンスで考えた場合はお得になります。見た目もウールのストールよりカシミヤのストールのほうが断然ラグジュアリーにみえますので、デイリーだけでなく、フォーマルな場や授業参観や入学式や卒業式などの学校行事、お食事会など活躍の場が広いのもカシミヤの大きな魅力です。


【カシミヤの発祥】


カシミヤ ストール
出典:http://www.pashminacachemire.com/

カシミヤはインド北部のカシミール地方に生息するカシミヤ山羊で作った ショールが、シルクロードを経てローマに届き、時の王に高く評価されたのが始まりだと言われています。そこからヨーロッパ貴族をはじめとした上流階級に、至極の逸品として広く知られるようになり、15世紀にはすでに約6万人もの人々がカシミヤの生産にたずさわっていたといいます。

以来 カシミヤは ずっと「繊維の王様」、「繊維の宝石」などと呼ばれ、な製品は世界中で 愛され続けています。


【カシミヤ山羊の住むトコロ】


カシミヤ ウール 繊維の細さの違い
出典:http://corp.world.co.jp/

カシミヤ山羊は、インドや中国、イラン、パキスタンなどアジア大陸やロシアなど四季の寒暖の差が激しい内陸部の高地や山岳地方に生息しています。そこは、年間の温度差が60℃(30℃~マイナス30℃)もあり、昼夜の温度差が非常に大きく、牧草も生育しにくい厳しい自然環境の為、カシミヤ山羊にとっても、とても厳しい環境です。

カシミヤ ウール 繊維の細さの違い
出典:https://www.callwey.de/


冬の厳しい寒さから身を守るためにカシミヤ山羊は、通常の粗い毛の下に非常に細いウブ毛を生やします。外側に生えている剛毛(粗毛)は冷たい風や雪から身を守るマントのようなもので、太くて堅いためカシミヤとしては全く使うことができません。荒い毛の下の柔らかい産毛だけをすき取って採取された原毛だけがカシミヤ繊維となるのです。

自然環境が厳しい年は、良質の産毛が多く、穏やかな年は、良質の産毛が少ないとされています。



【カシミヤはどうやって作られているの?】

カシミヤの採毛は年に1回だけです。内モンゴルでは、冬の厳しい寒さが終わり、あたたかくなってくる春に産毛は抜け落ちはじめます。産毛が抜け落ち始める直前の4~5月頃、熊手のような大きなクシを使って、できるだけ剛毛を抜かないように、柔らかいうぶ毛だけを丁寧に梳きとっていきます。

カシミヤ ウール 繊維の細さの違い


うぶ毛をすき取ると、チクチクする太い粗毛とうぶ毛、土や砂、ゴミなどの不純物が混ざっています。この混ざった状態のものを土毛(ドモウ)とよびます。この土毛からゴミや、刺し毛 と呼ばれる硬い毛取り除き、うぶ毛だけを手間暇をかけて手で選り分けていきます。この工程を整毛と呼び、整毛は他の工程に比べ最も人手が多く必要で、技術的にも難しい作業です。

丁寧に洗毛や整毛された毛は、深いベージュから下の画像のように真っ白に変貌をとげ、驚くほど柔らかでしなやかな風合いへと変わります。

カシミヤ ウール 繊維の細さの違い
出典:https://www.callwey.de/

羊の場合は1頭あたり年間4kgの原毛が採取できますが、カシミヤヤギ1頭あたりの採取量は年間150~200グラムしかありません。さらにカシミヤ山羊の場合、整毛された産毛は原毛の半分以下の量になってしまうため、80~100g程度しか採ることができません。

ストールを1枚編むのに必要なカシミヤ山羊は2~3頭分、セーターを1枚編むのには4頭分、コート1枚つくるのには30頭分ものカシミヤ山羊が必要になります。たった1枚のストールやセーターやコートを作るためにこんなに多くのカシミヤ山羊が必要なんてビックリですね!



【どんなカシミヤが良質なの?】

全世界のカシミア原毛の生産量は 1 万トンほどですが、そのうち最高級とよばれるカシミヤはたった数%しかありません。良い品質のカシミヤは、カシミヤ繊維の細さ、カシミヤ繊維の長さ、色、不純物の少なさの3つで決まるといわれています。

◆繊維の細さ

カシミヤ山羊の1本1本の繊維が細ければ細いほど、その肌ざわりはなめらかでソフトなものになります。甘く編んだときに、いわゆるとろけるような肌ざわりになるのは繊維が細い証拠です。

例えばニットを着るとチクチクすることがありますが、その不快なチクチク感も繊維の太さが関係しています 。 一般的に良質といわれているカシミヤの毛の細さは12~16マイクロといわれています。

その細さはイラン産が17.5~19.5マイクロであるのに対し、モンゴル産で14~17マイクロ、最高級と言われる内モンゴル産は12~14マイクロとその差は歴然!有名な産地のカシミヤでも、産地によってグレードに差がかなりあります。

でも、マイクロといわれてもあまりピンときませんよね。1 マイクロメートル ( μm ) は 1/1000 ミリメートル ( mm ) になります。

もっとわかりやすく言うと、ニットなどでよく使われる一般的なウールで23マイクロ、日本人の髪の毛で 70 ~ 80マイクロだといわれています。カシミヤは髪の毛の1/4ほどの細さしかないんですね。

原毛の段階では、1 本1 本の差は僅か 1 マイクロしかありませんから、ほとんどわからなくても、1 本の繊維がまとまって糸になり、生地になれば、誰にでもその違いがはっきりとわかってしまいます。わずかな細さの違いの積み重ねが大きな手触りの違いになって現れてくるのです。
カシミヤ ストール
出典:https://fashionoutfits.me/

チクチク感は個人差の大きいものですが、繊維が細ければ細いほど肌にあたった時にチクチクすることはありません。 一般的には 30 マイクロ以上の繊維が 5% 以上含まれているとチクチク感が目立つようになるといわれています。だから良質なカシミヤや、ウールの中でも16~17マイクロほどの細さしかないエクストラスーパーファインウールを使用したものでは肌に刺さるようなチクチク感は起こらないのです。

カシミヤ ウール 繊維の細さの違い


上の画像は、カシミヤとウールを電子顕微鏡で覗いてみたところです。ウールに比べて、カシミヤの方が繊維が細かいのが分かりますね。また、顕微鏡レベルで見ると、ウールがカサカサとしているような形状なのに対し、カシミヤはウールに比べてなめらかにみえます。さらに平らでなめらかな規則正しい形なので、肌に当たった時も優しく、手触りが良く感じられるのです。


◆繊維の長さ

細さと同士にカシミヤの品質基準を分けるのがカシミヤの毛足の長さです。カシミヤの毛足が短いと風合いが悪く、パサパサした手触りになっていまいます。それは、毛足が長くなると、肌ざわりも良くなりますが、極めて美しい光沢を放つためです。平均の繊維長は36mm以上だと長い原毛だと言われます。



◆色

されたカシミヤ原毛は通常、白い毛の「ホワイトカシミヤ」(画像左)、ベージュ系の毛の「ライトブラウンカシミヤ」(画像中)、ブラウン系の毛の「ブラウンカシミヤ」(画像右)、グレ-系の毛の「グレーカシミヤ」の4種類に分けられます。原毛の色は染色する上では大きな差になりますが、肌触りには大きな影響はないといわれています。

カシミヤ ウール 繊維の細さの違い
出典:https://uto-knit.com/

メリノウールの場合は脱色が可能ですが、カシミヤの毛は繊細すぎて、羊毛のように色を簡単に抜くことができません。カシミヤの場合は脱色をしてしまうと、しなやかなぬめり感がなくなってしまうため、脱色することはできません。そのため、どんな色にも染める事ができ、発色が良いホワイトカシミヤが最上級のグレードとなります。 

ホワイトカシミヤはカシミヤ全体の約20%ほどしかなく、薄い色や明るい色に染める時には、ベース が白くないときれいに染まらないためため、ヨーロッパでは カシミヤをよく知っている人ほど明るいきれいな色を選ふそうです。

Regreのストールでは、カシミヤの風合いや発色を最大限に楽しんでいただくために一番美しく染め上げる事ができるホワイトカシミヤのみを使用しています。

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◆不純物

カシミアの場合、一頭のカシミヤ山羊からは約 200 gほどしか産毛を取ることができません。しかし、カシミヤの原料となるうぶ毛の中には、汚れた毛や、小石、細かなホコリや運搬過程でのゴミなどカシミヤ以外の毛などもまじります。それらの不純物を取り除くと、カシミヤとして商品になる分はわずか 150 gしか残りません。 高価なカシミヤは生産過程でこれらの不純物が混ざらないように念入りに除去するため、肌ざわりや発色がよくなります。


【カシミヤの等級】

一口にカシミヤと言っても毛のグレードによってピンからキリまであり、色や長さ、太さなどを考慮して等級に分けられます。もちろん値段もかなりの差があり、高級なカシミヤは羊毛ウールなどの約15倍前後という値段になります。

原料市場では、繊維の細さ(繊度)、繊維の長さ(繊維長)、ヘヤー(粗毛)の混入率によりカシミヤが等級をランク付けされています。

ランク 繊度 繊維長 ヘヤー混入率  
1級品 14ミクロン前後 34mm~38mm) 0.1% 内モンゴル産
2級品 14~15ミクロン前後 30mm~34mm 0.2%  
3級品 16ミクロン前後 28mm~32mm 0.3%以下  
4級品 16ミクロン以下 30mm以下 0.5%  
5級品 16~17ミクロン以下 28mm以下 0.5%以上  
・・・ ・・・ ・・・ ・・・  
8~9級品 17~18ミクロン 24mm以下 1.0%以上 イラン産

しかしカシミヤと名がつけばすべて最高の風合にはなるわけではありません。

  • 低級カシミヤ原料+低技術 →価格は安いかもしれませんが、もちろん品質は悪くなります
  • 低級カシミヤ原料+高技術 →高い技術を駆使しても、絶対に良いものは出来ません。
  • 高級カシミヤ原料+低技術 →数多い工程中に原料を痛めてしまい、品質が安定しません。
  • 高級カシミヤ原料+高技術 →原料の良さと高い技術がそろってこそ風合のよいカシミヤになります。

売り場での品質表示は、カシミヤ100%のみで、物の良し悪しの表示までは無いからです。毛足の長いものを使っても、毛足の短いカシミヤを使ってもカシミヤ100%、細くて風合いの良い内モンゴル産でも、イラン産の太いものでもカシミヤ100%と表示することができてしまいます。安いカシミヤにはそれなりに理由があるというわけです。店頭でカシミヤ製品を選ぶ場合は、自分達自身が物を見分ける目を養う以外に、高い品質のカシミヤを購入する方法はありません。

インポートファンが理想のカシミヤストールをもとめて作り上げたRegreのストールは、ストールごとにすべて「一般財団法人ケケン試験認証センター」における品質検査を実施し、鑑定証明書を取得していますので安心してお選びいただけます♪


【カシミヤの染色方法】

カシミヤの染色方法は、先染めと呼ばれる製品前の段階で染色するトップ染め、糸染めの他に、後染めとよばれる生地染め、製品染めの約4種類があります。

先染め トップ染め ロット 
コスト 
染色性 
糸にする前の原料の状態で染めることをトップ染めといいます。この段階が最も染色性が良いので、トップ染めしたカシミヤを紡いだ糸は、他の染色方法に比べ、断然色が美しく、色合いが安定するうえに、原料の風合いを損ねず、柔らかな風合いを保つことが出来ます。。

そのため高級なカシミヤはトップ染めで染められます。
糸染め ロット 
コスト 
染色性 
糸の段階で染めることを糸染めといいます。紡績して糸にしてから窯に入れて染めるのですが、その時の温度や環境で、染め色にブレがおきやすい染色方法です。

糸染めは、トップ染めより比較的少ない量から染めることができます。また、トップ染めに次いで染色性も良 く、糸の持つ風合いを損ねずに繊細なカラーバリエーションを展開することができます。
後染め 生地染め ロット 
コスト 
染色性 
生地の段階で染めることを反染め(タンゾメ)や生地染めといいます。市場では一番多く見られる染めの方法で、先染めに比べ少ない量から染められ低コストです。また、発色がよく均一で安定した染め上がりが得られます。
製品染め ロット 
コスト 
染色性 
製品ができた後に染める方法が製品染めです。染色性はやや劣りますが、単純に考えると1枚からでも染められ、製品染めならではの加工感が大きな魅力です。

さまざまな手法があり、デザインと表現の可能性を多彩化する染め方です。



カシミヤの「原毛」から「わた」をつくり、「わた」を紡いで「糸」をつくります。
出来上がった糸を染める「糸染色」は合理的でコストが安く、広く普及しています。
しかし、カシミエールでは「わた」を染める「わた染色」を全ての製品に採用。

インポートファンが理想のカシミヤストールをもとめて作り上げたRegreのストールは、厳選された内モンゴル産の最高級の1級品のホワイトカシミアのみを原料として使用し、染色も合理的でコストが安い糸染めではなく、手間やコストはかかっても最高の風合いやカシミヤの良さが得られるトップ染色のみを採用しています。そのため他のカシミヤに比べ、優れた発色と最高の風合いを実現しています。


【最高級のカシミヤは内モンゴル産】

カシミヤ 内モンゴル
出典:https://uto-knit.com/

厳しい環境で育った方が良質なカシミヤが採れるため、数あるカシミヤの産地の中でも特に内モンゴル地方で育ったカシミヤ山羊から採れるカシミヤが最高級品といわれています。

毎年初秋になると内モンゴルには、シベリアから凍てつくような風が吹いてきます。その風が大地をマイナス30度の極寒の世界へと変貌させます。カシミヤヤギたちもその寒さに耐えるため、通常の毛の下に、非常に細くて、他のどんな動物の毛や植物性繊維よりも格段に暖かいうぶ毛を生やします。

Regre リグレ アルバスカシミヤ カシミヤの女王

内モンゴル産は、非常に細くて光沢のある長い毛とヌメリ感のある、最高級のカシミヤが採れることで有名です。ラグジュアリーで非常にソフトで柔らかな肌触りと、羽のような軽さ、優れた強度は、内モンゴルの厳しい気候と激しい気温の変動を耐え抜いた山羊のみが持つ特徴です。その良質さから内モンゴル産のアルバスカシミヤは「カシミヤの女王」とよばれています。

カシミヤ 内モンゴル
出典:https://www.lexpress.fr/

アルバスカシミヤは、カシミヤの毛1本1本が非常に細いため、手触りもとってもなめらかで、その手触りは思わず頬ずりしたくなるほどの気持ちよさです。安物のカシミヤにありがちなチクチク感も全くありません。


【そのカシミヤ、本当にカシミヤ100%ですか?】



カシミヤは希少価値が高いため、1kg約2万円ほどで取引されています。そのため、どうしてもカシミヤ100%の衣類などは特に高価になってしまいます。ネットショップなどでは特に安物のカシミヤのストールや偽物のカシミヤのストールが出回っています。カシミヤ100%といってもその品質はピンからキリまで。良質なカシミヤの素材自体を考えるとなかなか1万円以下で質の良いカシミヤ100%のストールを手に入れるのは難しいと思います。

カシミヤをうたっていても、一般的に安くなっているものはほとんどの場合、カシミヤ以外の繊維が混ざっています。よくあるのが、縦糸に糸を紡いだものを使い、横糸にカシミヤを使っているものです。タグや商品説明をよくみてみるとカシミヤ100%の隅に小さく横糸100%と書いていたりします。横糸にカシミヤを使うことでパッと見た感じはカシミヤっぽくみえますが、つけ心地やあたたかさなどは、カシミヤ100%と比べると似て非なるものです。

またタグにはカシミヤ100%とかかれていても、さわってみるとカシミヤ独特の手触りがなく明らかに違う素材が混ざっているだろうなぁ~といストールも店頭でもよく売られています。本当のカシミヤは肌ざわりもよく、蒸れないので、織り方や質感を選べば1年中をとおして快適に使うことができます。後で後悔しないためにも、必ず公的な機関の検査を表示しているお店で購入するようにしてくださいね。

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【カシミヤストールのお手入れ方法】



カシミヤのストールはデリケートな素材なので扱いが難しい、お手入れがしにくいのでは?と苦手意識のある方も多いかもしれませんが、正しいお手入れ方法や使い方さえ知れば、誰にでも簡単にお手入れできて、購入時の風合いや手触りを何年も保ったまま長く使うことのできる優秀アイテムなのです。

■毎日の使い方

カシミヤストールの使用後はブラッシングで、いつも上品な仕上がりに!

空気の乾いた秋冬に使うことの多いカシミヤのストールは、着用中や着脱時に発生する静電気で、チリやホコリ、毛や他の繊維などの汚れがついてしまいます。それが、薄汚れの原因となったり、繊維が絡んで毛玉ができてしまう原因となってしまいます。ストールを使い終わった後はブラッシングが基本です!ただし、シフォンタイプやガーゼタイプは網目が荒いのでブラシの先端が引っかかってしまうことがありますので、手で払うくらいにしておきましょう。

1:着用後は、形を整え毛並みにそってブラッシングをします。
柔らかな天然繊維のブラシで、優しく繊維をほぐすように毛並みを整えてください。

2:つぎにほこりを払い飛ばすように小刻みにブラッシングします。
ブラッシングをするポイントは「こすらずに払う」こと!大きくブラシを動かすのではなく小刻みに優しくリズミカルに手首を回して払うようにブラシを動かしてください。特にカシミヤストールがバッグやコートとあたったり擦れたりしやすい部分を念入りにするとよいでしょう。

3:最後に毛並みに沿ってゆったりと大きくブラシを使いストール全体の毛並みを整えていきます。

毎回ブラッシングするのは面倒だなぁと思うかもしれませんが、慣れれば数分もかからず終わってしまうお手入れです。ブラシはストールについた汚れを払い、絡まりかけたかしみやの繊維をほぐすことで毛並みをそろえ、毛玉を出来にくくしてくれることだけでなく、綺麗に毛並みを整えることでストールの表面がフラットになり光をまっすぐ反射させてカシミヤ独特の美しい光沢を生み出してくれます。表面の毛並みが揃っていれば、新たにゴミや誇りがつきにくくなるので、汚れ防止にも役立ちますので良いことづくめですね!。

せっかく出会えた上質なカシミヤストールを購入時の風合いのまま長く使っていただくために、ぜひ習慣化してみてくださいね。毎回の簡単なケアの積み重ねで、カシミヤストールがいつもよりグッと長持ちしてくれると思います。

カシミヤ 内モンゴル
出典:http://www.tariraku.com/

ナイロンなどの合成繊維のブラシを使用すると、下敷きで頭をこすった時のように静電気を起こしやすく逆にホコリや汚れを寄せ付けてしまい傷みの原因になってしまいます。カシミヤには、やわらかい馬毛の天然毛のブラシが適しています。


カシミヤストールに水分は大敵!
カシミヤは水を弾く力が弱い為、水分の付いた部分をほおっておくと、シミになってしまう場合があります。カシミヤのストールは本当にあたたかく、冬でも首に巻くとうっすら 汗をかいてしまうことがあります。汗や水分がついてしまった場合はなるべく早めにふき取り、陰干しをして必ず湿気が乾いたあとにブラッシングをするようにしてください。 カシミヤのストールが無理に湿った状態でブラッシングしてしまうと繊維がみやみに絡んでしまうこともあるので、気をつけましょう!

カシミヤストールを使ってすぐに収納しないで!
使い終わった後はすぐに収納せずに、体温や湿気をとるためにストールハンガーに吊るしておきましょう。カシミヤのストールは風通しの良い所で陰干しすることで、湿気の吸収や発散を繰り返しカシミヤの繊維が回復します。ストールの保管時の余分な湿気を取り除くことにもつながりますのでカビ発生の防止にもなります。

カシミヤのストールは毎日使わない方が吉!
カシミヤのストールは一度使ったら、1〜2日は休めるようにしましょう。吸湿性が良く、型崩れしにくいカシミヤも、毎日連続して使ってしまうと、毛玉や型くずれの原因になってしまいます。1〜2日休ませることで、カシミヤは湿気の吸収や発散を繰り返し、元の状態に自然と戻ろうとします。購入時のストールの状態を長く保つためには、毎日使うことを極力控え、1日使ったら1日休ませるなどのローテーションを組んで使うのがポイントです。

カシミヤストールにシミが出来てしまったら。
カシミヤのストールにシミが出来てしまった場合、すぐにカシミヤ用の染み抜きや部分洗いをしましょう。時間が経つと取れなくなる上に、そのシミが虫食いの原因となってしまう場合があります。

まず柔らかめのタオルなどに薄めたストール専用の洗剤を付け、シミの部分をタオルにうつすような感じでふき取ります。この時こすらないように注意してください。その後、水に浸したタオルでストール専用の洗剤を綺麗にふき取ります。しみ抜きが終わったら乾くまで陰干し、その後ブラッシングしてください。

部分洗いでシミが綺麗にぬけない場合は、部分洗した部分が乾いてしまう前に、お家で簡単!カシミヤストールの手洗い方法を参考にストール全体を洗いましょう。乾いてしまうと汚れが定着してシミがとれづらくなってしまいます。

毛玉が出来てしまった時のお手入れ方法

カシミヤの繊維の毛先が絡まってしまうことで毛玉ができてしまいます。カシミヤのストールに毛玉ができてしまった場合は、毛玉取り機など電動の道具を使わず、出来るだけ人の手で取り除くのが1番です。毛玉取り機を使ってしまうと余分なカシミヤまで切り取ってしまって、せっかくのカシミヤが薄くなってしまったり、毛玉の繊維をキレイに断ち切れない事が多いのでカシミヤの生地自体を痛めてしまうことがあります。

毛玉が目立ち始めてしまったら、眉毛バサミや糸切ばさみのような良く切れる小さなハサミを使って繊維の絡まっている部分から毛玉を切り離して下さい。その時、毛玉周辺の糸や生地を間違って切ってしまわないように注意してください。乱暴に扱ったり切れないハサミで毛玉を切ろうとすると、カシミヤの糸自体が切れてしまいます、

手でむやみに毛玉を引っ張らず、ガムテープなどで、やさしく毛玉を引っ張って、切る部分を見やすくするのがポイントです。手で引っ張ったりむしり取ったりしてしまうと、そこがケバ立ってしまい毛玉がすぐに出来やすくなってしまいますので避けましょう。

シーズンが終わったら、保管する前に必ず自宅で洗ったりクリーニングへ出して、きれいにした上で保管しましょう。またカシミヤは虫に食われやすいもの。「防虫剤」「防湿剤」を一緒に入れて、次のシーズンまで保管しましょう。

カシミヤのしなやかさがなくなってきた時のケア方法
スチームアイロンを浮かせて蒸気をあてることで、しなやかさがよみがえります。蒸気を当てた跡は、すぐに使わず湿気がとれるまでストールハンガーに吊るして、完全に乾いてから使うようにしましょう。

ストールはどうやって保管すればいいの?防虫対策は?
カシミヤのストールを長く愛用していただくのに一番大切なことは、ストールが汚れたまま保管しないようにすること!虫は食べこぼしや汚れのついたシミの部分が大好きです。汚れのついたまま保管してしまうと虫の被害にあいやすくなってしまいます。次のシーズンがはじまってストールを使おうと思ってだしてみたら穴があいていたなんてことにならないように注意しましょう。

オフシーズンなど長く着用しない時はしまいこんで収納してしまう前に、必ずお家でストール専用の手洗いするかカシミヤを扱うのが得意なクリーニング店にだすようにしましょう。ただ、変なクリーニング店にだしてしまうと、カシミヤ独特のぬめり感を保つラノリンが失われてしまって逆にぱさついてしまったりすることがあります。

ストールの保管場所は風通しの良い場所蚊か、引き出しや衣装ケースに畳んで保管しましょう。ぎゅうぎゅうにつめて収納してしまうとカシミヤがいたんでしまう原因となりますので、ストール専用の箱があれば1枚づついれて保管しておくのが一番です。

カシミヤ、アンゴラ、シルクなど高級繊維は、柔らかく 虫に被害にあいやすい素材ですので保管する際は必ず防虫剤を入れて保管するようにして下さい。様々な種類の防虫剤が色々なメーカーさんからでていますが、メーカーさんごとに成分がバラバラですので、違う種類の防虫剤をつかうと、成分が化学変化を起こしてストールや衣類を損なってしまうことがあります。そのため、防虫剤は1種類に絞って使うことが重要です。

防虫剤の効き目は上から下に広がっていきますので、引き出しなどにいれる場合は一番上部において使用個数を正しく入れて使って下さい。クローゼットなどで吊るしている場合は、ワンピースやコートなどのポケット部分にも1コ防虫剤を入れておくとよいでしょう。

また、余分な湿気から守るために防湿剤も一緒に入れてなおす事が大切です。


【お家で簡単!カシミヤストールの手洗い方法】


1年中ワードローブにかかせないストールですが、クリーニングにだすのはシーズン終わりの年に1回だけなんてことはありませんか?

最近は夏でも冷房対策や日焼け対策でストールがてばなせませんし、秋冬でも意外に首周りはうっすらと汗をかきやすいもの。とくに顔周りでつかうストールは、ファンデーションなどの汚れやニオイのもととなる皮脂汚れや、細かなホコリなどのゴミがついているものです。パッと見た感じは、あまり汚れていないように見えても、いざ洗ってみると意外にお水が真っ黒になってしまったなんてこともよくある話です。

汚れをほおっておくと、洗っても取れにくくなってしまったり、黄ばみの原因になってしまいます。カシミヤストールの風合いや手触りを長持ちさせる一番のケア方法は定期的に手洗いしてあげることです。クリーニングやさんに出す方法もありますが、ヘタにカシミヤのストールをクリーニングにだしてしまうとカシミア特有のツヤとぬめり感を保つ動物性脂分であるラノリンが抜けてしまい、お金をかけたのに手触りがパサパサになって戻ってきてしまうことがよくあります。ドライクリーニングでは水を使って洗いませんので、水溶性の汚れ、汗や匂いを洗い流すことはできません。

また、エマールやアクロンなどのおしゃれ着洗剤でカシミヤのストールは絶対に洗わないで下さい。おしゃれ着洗剤には、カシミアにとって一番大事なツヤとぬめり感を保つラノリンがはいっていません。そんな洗剤で手洗いしてしまうと、汗や臭いを洗い流すことが出来ても、手洗いの度にラノリンが抜け落ち、艶やぬめり感がだんだんと失われてぱさついてきてしまいます。

カシミヤのストールを洗う際は、必ずラノリンが配合された専用の洗剤を使うようにして下さい。カシミヤストールのお手入れにおすすめの洗剤は、ラノリンがたっぷり配合されたユーカランです。天然成分100%なのでカシミヤのストール以外にもシルク製品や、高級下着、ベビー用品やペットにもOKなのも嬉しいところ!カシミヤやシルクの混合素材のストールにも使えますので1本もっておくと本当に便利です。
カシミヤ 内モンゴル

ユーカランは、500mlで95回分使えるので1回当りに換算すると21円とかなりリーズナブル!しかも1回の手洗いでストールなら2~3枚あらえますので、かなりコストパフォーマンスが高いのです。また、ユーカランの中でもユーカリやラベンダーなどの成分が入っているものを選べば防虫効果もあるので、一石二鳥です。

1枚あたりにかかる時間はほんの10分程度でドライクリーニングでは落ちない汚れもスッキリ簡単におちて、洗い上がりもカシミヤのふんわりとした肌ざわりが蘇ります。誰にでもできる簡単な方法でカシミヤの手触りがグッと長持ちして清潔に保てますので、ぜひ試してみてくださいね!

1:シミなどが出来てしまっている場合は、必ず先に部分洗いをしましょう。
カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング
シミがない場合は省略してください。汚れがついてしまっている場合は、ストールの汚れがついている部分を水で濡らし、汚れた部分に台所用の中性洗剤を1滴つけて、軽く円を描くように指で優しく洗います。こすり洗いはカシミヤが毛羽たつ原因となってしまいますので、優しく洗うように気をつけてくださいね。ストールの汚れがとれたら、洗剤を洗い流します。

2:洗濯ネットにストールを畳んで入れます。
カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング
洗濯ネットにストールを入れる際は、必ず汚れがついている部分が外側になるように畳んでから入れて下さい。特に汚れている部分がない場合はフリンジが絡まないようにフリンジが内側になるようにたたんでいれるのがポイントです。

3:洗濯桶に常温の水を入れ、カシミヤ専用の洗剤を溶かします。
カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング
洗濯桶に常温の水約4Lとユーカラン5mlをいれて、よく混ぜます。お湯を使うとせっかくのカシミヤが縮んでしまったり、色落ちしたりしてしまいますので水温は必ず30℃以下のものを使うようにしてください。また水は必ず新しいものを使い、皮脂などで汚れているお風呂の残り湯は、カシミヤに新たな汚れを使えることになってしまいますので、使わないようにして下さい。

4:3の洗濯桶に5分つけ置きします。
カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング
洗濯ネットに入ったストールを3の洗濯桶にしずめ、真上から押すように優しく押し洗いします。その後、そのまま5分つけ置きします。カシミヤは水に弱いので長時間つけ置きしないように気をつけましょう。

5:すすぎ
カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング

洗浄液を捨て、洗濯ネットにストールをいれたまま、くるくる丸めるように水気をきったら、綺麗な水と入れ替えながら1回すすぐだけでOKです。柔軟剤も必要ありません。

洗剤にユーカランを使用した場合は、泡切れが良く、残留洗剤がカシミヤや肌を傷めることもないので、1回のすすぎだけで充分!逆に、すすぎすぎるとユーカリやラベンダーの防虫成分が薄れてしまいます。ストールの素材がウールの場合は、すすぎ自体が必要ありません。

6:脱水
カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング
洗面所や吉辰のシンクの上で、洗濯ネットに入ったままのストールをくるくる巻いて、真上から軽く押すように優しく脱水します。


7:タオルドライ
カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング
洗濯ネットからストールをとりだしたら、たたまれていたストールを軽く広げ、バスタオルにしわにならないようにはさみます。

カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング
端からバスタオルをくるくる丸めて優しくタオルドライします。それでも水気が気になる場合は、バスタオルを裏返すか、違うバスタオルに替えて再度タオルドライすると良いでしょう。

8:ストールを陰干してください。
カシミヤ 手洗い 方法 クリーニング
風通しが良い場所で、ハンガーやポールを2つ使いストールの重みが分散するように、M字になるように陰干しします。ジョンストンズの用に厚みのあるタイプの大判ストールの場合は重みで型くずれしてしまうことがありますので、平干しのほうがおすすめです。カシミヤの生地を痛め縮みの原因となってしまう乾燥機の使用は絶対におやめ下さい。


買うべきカシミヤストールの条件

等級の高い上質なカシミヤ100%であること
→Re:greのストールはカシミヤの女王と呼ばれる内モンゴル産の最高級品アルバスカシミヤのみ100%使用しています。

カシミヤ ストール

第三者試験機関の検査機関で、ストールごとに品質検査を実施し、鑑定証明書を取得していること
→Regreのストールはストールごとに必ず「一般財団法人ケケン試験認証センター」で品質検査を実施し、カシミヤ100%である鑑定証明書の検査結果を公開していますので安心してお買い求めいただけます。

手洗い可能なカシミヤストールであること
→手洗いができない低質なカシミヤストールが多い中、Regreのストールは上質なカシミヤを使用しているため、お家での手洗いが可能です。衣料品や服飾雑貨などの性能評価を行っている第三者試験機関「一般財団法人ボーケン品質評価機構」で手洗いが可能かどうかの品質検査を実施し、その検査結果を公開しています。

どんな巻き方もしやすい大判タイプのカシミヤストールであること
→実際にストールを巻いてみると、短いとミラノ巻などの雑誌や本に掲載サれているような巻き方ができませんし、幅が狭いとボリューム感でなくてオシャレにみえず思ったような雰囲気にならないことも。リグレのストールは、誰でも簡単にオシャレに見えるよう幅や長さにもこだわっています。



regre カシミヤ ストール ガーゼ織り リグレ
regre カシミヤ ストール エアリー シフォン リグレ
regre カシミヤ ストール エアリー シフォン リグレ ポイント


Regreのストールの中で、最薄!最軽量!シフォンストール

肩こりに悩む女性の声から生まれたのは、羽のように軽いカシミヤのシフォンストール。ストールを巻いても重たく見えないように、軽さにこだわることで、まるでストールをつけていないかのようなつけ心地を味わえます。

Regreのカシミヤストールは、薄くて軽量でも、上質なカシミヤだけを厳選して使っているからこそ空気を含んでとってもあたたか!夏の冷房対策にも大活躍!

薄くてもあたたかなので、Regreの他の厚みのカシミヤストールと保温力がかわらないのも魅力の一つ!あなたの繊細な肌も優しく包み込んでくれます。

薄いので、夏なら手洗いしても30分ほどですぐに乾いてしまいます。汗をかきやすい春&夏には手軽に洗って乾きやすいこちらのストールがオススメです。

regre カシミヤ ストール ガーゼ織り リグレ
regre カシミヤ ストール ガーゼ織り リグレ
regre カシミヤ ストール ガーゼ織り リグレ ポイント


オールシーズン使えるガーゼ織りのカシミヤストール

1年中快適に使いたいという声から生まれたのは、カシミヤのガーゼ織りのストール。
Regreのストールの中では中間くらいの厚みで、1年中使いやすいと評判のストールです。パートナーとの共用ができるのも嬉しいポイント!

空気を含んで冬は暖かく、夏も快適に使えるように、ストールの織り方にもこだわりました

美しいグラデーションカラーがコーディネートにニュアンスをプラスしてくれるので、ストールをプラスするだけでいつものコーディネートを格上げしてくれます。

Regreのストールの中で色々な巻き方に一番挑戦しやすいのもこのガーゼ織りのストールです。
小さくなるから、バッグにポンと入れて気軽に持ち運びもできるので季節の変わり目にも重宝します。

regre カシミヤ ストール ガーゼ織り リグレ
regre カシミヤ ストール リバーシブル リグレ
regre カシミヤ ストール リバーシブル リグレ ポイント

カシミヤらしさが一番味わえるリバーシブルストール

1枚のストールを、コーディネートにあわせて2WAYや3WAYで使いたいという声から生まれたのがリバーシブル両面仕立てのストールです。

Regreのストールの中では一番厚みのあるタイプなので、上質なカシミヤらしさが感じられて一番高級感があると評判のストールです。カシミヤらしさを味わいたいなら、迷わずこのタイプがオススメです。

リバーシブルだから、ストールを裏表で使い分けるのはもちろん、あえて裏側をみせることで自在にコーディネートが樂しめるように日本人の女性が使いやすい色にも徹底的にこだわりました。上品に女性らしくみせたい方にもオススメのストールです。