彩雲堂のご紹介
彩雲堂
菓子処松江を代表する老舗のひとつ「彩雲堂」さんにお邪魔しました。工場は島根県と鳥取県の間にある島根県松江市八束町(大根島)にあります。空気の澄んだ日には鳥取県の霊峰 大山(だいせん)が見えたり、冬のある時には白鳥が飛来したりと、自然に囲まれたのどかなロケーションは、和菓子作りのイマジネーションをかきたてます。

■松江の三大銘菓
春の「若草」、秋の「山川」、そして「菜種の里」は「不昧公お好み」三大銘菓として、今も松江を代表する和菓子です。これらは明治維新以降、一時途絶えていました。その後、古老や茶人を訪ね文献を読み解いて、明治中頃に彩雲堂初代山口善右衛門が「若草」を復活させました。以後、手作りを旨とする和菓子を作り続け、全国的にも「彩雲堂」の名が知られるようになりました。

彩雲堂
彩雲堂 ■彩雲堂の「若草」
その「若草」ですが使用する原料は、もちろん地元の奥出雲仁多産のもち米。それを石臼で水挽きします。石臼を使用することで、求肥の舌触りがよくなるそうです。一晩寝かせた後、水を捨て、もち米を釜に移し、砂糖を加えながら、3時間かけて練りあげると、ようやく求肥が出来あがります。その後、3日間木枠で寝かせることで、コシの強い求肥になります。担当者は「求肥だけでも充分に販売ができる」と、手間ひまかけた求肥に対して愛情たっぷりです。
そして工場奥には「若草仕上げ室」なる、別室を発見!!さすが「彩雲堂」と言えば「若草」と誇るだけあります。作業環境までもこだわっています。ここでは若草の仕上げとして、切り分けた求肥に手作業で薄緑の寒梅粉をまぶしていきます。手作業でまぶす粉はふわふわ。口の中ではハラハラと溶けていきます。彩雲堂の「若草」を一度でも口にすると、シンプルだからこそ、こだわりが際立っているのがわかります。

そして工場見学をして感心したのは、ほとんどが手作業だという事。あるスペースに行くと、職人たちが黙々と餡を餅で包んでいました。流れるように続く作業。見てるだけで目が回ります。餅を広げて、そこに餡をのせる。そして包む。一見単純な工程に見えるんですが、正確さとスピードがすごいんです!!取材陣がやると1個作り出すのに2分ぐらいはかかるんじゃないかな、というところを職人たちは秒単位で次々と作り出していました。この職人技が伝統を守ってきたのですね。和菓子職人は島根の財産!

彩雲堂
彩雲堂 次は餡の部屋へ。餡の種類はなんと40種類。和菓子の種類に応じて、使い分けているそうです。「へぇー、ほぅー」と感心しきりの私たち。もはや恒例でしょうか・・作りたてのドラ焼き(餡は多めにリクエスト)をいただきました。食品工場見学はこのサプライズが嬉しい!出来立ては「おいひぃなぁ〜」とモグモグ。

ところで甘い物は身体に良くないと思っていませんか?実は「砂糖」は和菓子にとってなくてはならないもの。砂糖には保存状態を良くしたり、素材を柔らかくしたりといった作用があります。和菓子は洋菓子に比べるとカロリーが低く、乳脂肪分も少ないので、甘く感じても太りにくいんです。また素材に豆類、イモ類が使われることが多いので、食物繊維も一緒に摂れるという利点があります。
若草 (6入)
税込1,296円

伯耆坊 (4入)
税込908円

嫁が島
税込2,236円

深山(8入)
税込1,804円
 
若草 (12入)
税込2,592円

朝汐 (4入)
税込908円

彩雲堂 願ひ菓子
税込756円
 
ページトップへ戻る