寄付先について

今回のiCatのチャリティ企画で募った募金は
「公益財団法人どうぶつ基金」へ寄付いたします。
飼い主のいない猫の不妊手術事業「さくらねこTNR(TNR先行型地域猫活動)」
ための寄付金とさせていただきます。

「さくら猫」とは?

「さくらねこ」とは、不妊手術済みのしるしに、
耳先をさくらの花びらの形にカットしたねこの事です。
この耳のことを、さくら耳といいます。

この目印はとっても大事で、目印が無いと1度不妊手術を受けたノラ猫が
もう1度捕獲や麻酔などのリスクを負うことになってしまいます。

「僕は、私はもう不妊手術が必要ありません!」という目印に
さくら耳カットは大きな役割を果たしています。


iCatスタッフ猫の紹介

スタッフ猫 ネネちゃん♀の紹介

ネネちゃんは野良猫の子どもとして生まれ、約3年間地域ボランティアさんに
ゴハンをもらいながらお外で暮らしていました。
不妊・去勢手術を施された印として耳先がカットされていて
このような子たちのことを「地域猫」と呼びます。
耳カットの仕方は病院によって異なりますが、Vカットをされることが多く
最近ではサクラの花びらにたとえて「さくらねこ」とも呼ばれています。

住みついていた建物が次々と解体されることになり、行き場を失ったネネちゃんは
ボランティアさんに一時保護され、里親サイトを通じてスタッフの家に迎えられることとなりました。
ネネちゃんの耳先を見ると一代限りの命として
大切にしようとしてくれた人の優しさを感じる、とスタッフは言います。

耳先カットは、命の尊重と「この猫のうしろには
世話をする優しい人がいる」という印でもあるそうです。
野良猫を助けたいと感じる人と、野良猫を苦手と感じる人がいる地域の中で
意見を出し合い互いに歩み寄って適正に管理しながら命を見守っていく…
地域猫活動に取り組むことで将来的に飼い主のいない猫を減らし
不幸な命をつくらないことへつながっていきます。

不幸な猫が少しでも減り、幸せな猫が増えるように…
そして人と猫が共に楽しく暮らせるように
iCatのチャリティ企画「ふくねこ(福猫)プロジェクト」。