生まれたばかりの赤ちゃんの睡眠時間は14〜20時間。
睡眠中に成長ホルモンがたくさん分泌されるので、赤ちゃんにとって睡眠は大切なお仕事です。
１日のほとんどをお布団の中で過ごす赤ちゃんには、赤ちゃんの体や睡眠状態に合わせて作られたベビー布団に寝かせてあげることがおすすめです。

赤ちゃんの骨はやわらかく、関節も未発達。敷き布団が柔らかすぎると赤ちゃんの体が沈み込み、背骨のゆがみや関節が不自然な形になるなど、正常な発達を妨げてしまいます。
また、柔らかすぎる敷き布団はうつ伏せ寝になった時に、鼻や口が埋もれて窒息する心配もあるので、しっかり赤ちゃんの体を支えてくれる固めの敷き布団が安心です。

赤ちゃんは大人よりも新陳代謝がよく体温も高め。寝ている時もたくさん汗をかきます。
おしっこやミルクなどで敷布団を汚してしまうこともよくあるのでお家でお手入れしやすいものを選ぶと便利です。

大人のように体温調節することができないので、大人よりも薄めの布団やケット類などで常に快適な温度に保ってあげましょう。

赤ちゃんの皮膚は薄く、敏感。小さな刺激でも肌をいためることもあるので、直接肌に触れるカバーやシーツは肌触りの良い、やさしい素材のものを。

ベビー布団には通常サイズのお布団とミニサイズのお布団があります。
ミニサイズは通常サイズの約3/4。マンションなどでお布団に大きいスペースを確保しにくい方に適しています。

通常のお布団（２歳くらいまで）
掛け布団：85×115cm、敷き布団：70×120cm

ミニサイズ（１歳くらいまで）
掛け布団：75×90cm、敷き布団：60×90cm

≪基本のベビー布団セット≫
掛け布団
掛け布団カバー
敷き布団
シーツ
まくら

≪あると便利なアイテム≫
防水シーツ：防水加工で、汗などの水分をはじき、汚れがちな敷布団をガードしてくれます。
キルトパッド：赤ちゃんの汗を吸い取ってくれます。
※上から順にシーツ、キルティングマット、防水シーツ、敷き布団の順に重ねて使います。

ブランケット：季節に合わせて１枚で使用したり、布団と組み合わせて温度調整するのに便利です。
ガーゼや綿毛布など。