HYLONのものづくり 一針一針を丁寧に。創業40年を迎えたハイロンの“ものづくり”に対するこだわりをご紹介します。

40年以上に亘り培われたHYLONの縫製技術

株式会社ハイロンは、これまで40年以上に亘り業務用モップや洗車用品の製造によって培ってきた、高度な厚物縫製技術を背景に2014年よりオリジナルバッグの製造を手掛けています。
元来、バッグメーカーではなく比較的新しいメーカーであるため、一針一針をしっかりと丁寧に縫い上げていくことで、お客様にとって使いやすく、丈夫で、長くいつまでも使っていただける製品づくりを目指しています。
当然、このような製品づくりを実現できるのは、長年に亘って蓄積された経験をもとにオリジナルのマイナーチェンジを施したミシンをはじめとするこだわりの道具や歴史に裏付けされた縫製技術があるかだと自負しています。

40年以上に亘り培われたHYLONの縫製技術

HYLONの想いをカタチにする厳選さえた素材

HYLONのバッグに使用されている素材は、帆布をはじめナイロン素材やアクリル素材など、それぞれバッグの用途に合わせて選ばれています。
素材へのこだわりは強く、例えば人気商品のひとつであるトートバッグは、6号帆布を中心に6~11号の帆布素材を使用しています。これは厚くなりすぎず、硬すぎず重くならない、そして自立することができるほどの適度な硬さであることと、お客様が使いやすく、丈夫で、長くいつまでも使っていただくことを追及しているためです。
この他にも、最近ではアメリカ製のアクリル帆布やオーガニックコットン帆布などの新しい素材を使用するなど、常にHYLONのバッグとして自信を持ってお客様へご提供できる素材を探し続けています。

HYLONの想いをカタチにする厳選さえた素材

帆布の特長は、強度・耐久性・通気性に優れている点で、昔から鞄やテント、幌などに使われてきました。使い続けるほど味わいが出て愛着が湧くことなども鞄の素材として使われていた理由なのかもしれませんね。
また、化学繊維と違い天然素材だけで作られていることから、現在では通学用鞄や襦袢につける襟芯、丸帯、相撲の廻し、絵油用のキャンバス、建築材料などにも使われています。

帆布って?

全社員からのあらゆる意見を汲み取る商品開発

HYLONの商品開発は一風変わっています。というのも、新商品の開発には全社員が参加して意見を交わすのです。それは、お客様の視点から、開発者の視点から、職人の視点からなど、あらゆる角度からモノづくりと向き合い、お客様にとって大切な1点となる商品を作りたいという想いからです。
そして、女性の好みやママのアイディア、男性の趣向や子どもの用途など様々な意見を汲み取ることで、商品開発の方向を絞り過ぎることなく、幅広いバラエティに富んだラインナップを生み出していくことができると信じています。
いつの日か、お客様にHYLONをバッグのセレクトショップと呼んでいただける日を目標に今日も全社員で商品開発を行っています。

全社員からのあらゆる意見を汲み取る商品開発

日本のマチュピチュの麓でバッグづくりと真摯に向き合う

HYLONの製造工場は、日本のマチュピチュと呼ばれる竹田城の麓である兵庫県朝来市に位置します。雲海に浮かぶ古城の景色をテレビなどで見られたことがある方も多いのではないでしょうか。
この美しい自然と閑静な街並みに囲まれた地で、一針一針をしっかりと丁寧に縫い上げていきながらHYLONのバッグはつくられています。

日本のマチュピチュの麓でバッグづくりと真摯に向き合う




《お客様より 問い合わせのあった資材についてまとめております》
*2022年8月現在

Q: キャンバストートの生成り部分はほぼ単色でしょうか。または茶色の点々が全体的に付いた素材感のある生成りでしょうか。
A: キャンバストートの生成り部分は、綿カスと呼ばれる黒い点が残った自然な風合いの生成色になります。

Q: 帆布の生産地はどこですか?
A: 製織:滋賀県(生地織は滋賀県)
  染色:埼玉県(生地染色は埼玉県)

Q: 生地の撥水加工に、塩化ビニル系のコーティングは使用されていますか。
A: 塩化ビニル系のコーティングは、使用しておりません。

Q:ファスナーの持ち手や、ショルダー紐の取り付けフック部分など、金具の素材は何ですか。
 また金具は国産のものですか。
A: ファスナー引手、ナスカンは「亜鉛ダイキャスト」
  肩紐の一本線は、「鉄」です。
  基本的には、国産品です。
(メーカーさんの方でも一部商品、一部パーツは海外品の使用がありますが、現在ハイロンで使用している資材は、国産品です。)