ラグを選ぶ時は、その人の家族構成、子どもがいるかいないか、
ペットがいるかいないか、座卓がいいのか、
ダイニングテーブルを置きたいのかなどによっても違ってきます。

子どもやペットがいるなら、掃除しやすい・洗濯しやすいことが最優先になります。

座卓が好みなら、そのまま座ることを想定して肌触りの良いものを
といった風に生活スタイルから選ぶことが大切です。


ラグ・カーペットの特長

い草

畳の上に座っているような心地で夏場など涼しく過ごせるのがい草です。リビングに敷く場合は床材を傷つけないためにも裏地つきを選びます。
ちょっとした汚れでも、さっと拭いてしまえますから、和室の畳を守るために敷いても良いですね。その場合は裏地のないタイプを選びます。

ウォッシャブル

気軽に家庭の洗濯機で洗えるウォッシャブルのラグは芯の入っていない柔らかい素材になります。芯が入っていると家庭では洗濯できません。洗濯ができるように薄手なことが多いですし滑り止めが付いていないものもあります。
床に敷いた時にずれやすいので別で滑り止めを付ける必要がある場合もあります。

ホットカーペット対応

ホットカーペットの上に敷くラグは、熱伝導を考えて作られているものがあります。ホットカーペットの熱を通すように薄手で芯のないものが多いです。薄手ですので、家庭でも洗えるものが多いです。
季節外にラグだけで敷くと薄くて頼りなく感じます。あくまでホットカーペット用のラグとして利用するのが一番です。

防音

ラグを敷いた部屋の生活音を、吸収して階下に伝えにくくします。階下で気になるのは、音や声よりも足音や椅子を動かした時の音などです。賃貸マンションなどで階下が気になる方、一戸建てでも二階の子ども部屋の音がうるさい時などに防音マットは効果的です。
完全な防音は難しいですが、随分音の伝わり方は違ってきます。

撥水

子供がいる家庭などでダイニングテーブルの下などに敷くと便利なのが撥水加工のラグです。
床色に合わせて木目調のラグがあります。お手入れは簡単で汚れた部分を拭き掃除するだけですし、撥水ラグを敷くことにより子供がこぼした食材などで床材を傷めることなく済みます。

パネルラグ

必要量だけ購入してお好みで組み合わせて敷きつめることができます。色の違うパネルカーペットを組み合わせて子供部屋の床を可愛いくすることもできます。
汚れた時は、汚れた部分のパネルだけを取って洗うこともできます。厚手でずれにくいように滑り止めがついています。

キッチンマット

キッチンのサイズに合わせて10cm単位で細かくオーダーメイドできるものがあります。水回りですので、撥水加工のラグだとお手入れも簡単です。
滑り止めがしっかりとついているほうが便利ではありますが、頻繁に洗濯することを考えると薄手な素材のキッチンマットが使い勝手が良いです。

玄関マット

玄関マットは、かなり厚手で裏側に滑り止め加工されています。大きさはその家庭の玄関により多種ありますが、広い玄関に小さいマットは不釣り合いですので、玄関のサイズに合わせて選ぶ必要があります。
重厚感と高級感があるマットが多いです。家庭で洗濯することは不可のものがほとんどです。

バスマット

吸水性が良く、頻繁に洗濯しやすい素材でできています。吸水した後も乾燥が早いのが特徴ですが、安いバスマットですとそのまま敷きっぱなしにしていると、裏にカビが生えることがありますので要注意です。
入浴のたびに洗濯あるいは干すようにすれば安心です。
速乾性の素材のバスマットも多くあります。



ペットを飼っている家が選んで欲しいラグ

ペットがいると、どうしてもペットの毛の問題があります。
ラグ自体の毛足の短いものが掃除がしやすくて便利です。毛足が長いと、そこにペットの毛がからみつきダマにもなりやすいですし、むしり取られる可能性もあります。また匂いもつきやすいですので、家庭用の洗濯機で気軽に洗えるものをお勧めします。


季節に合ったラグを選びましょう

夏は涼しく、通気性の良いものを選びます。汗をかいた肌にまとわりつかないようなさらっとした肌触りを優先した選び方をします。
天然素材のもので、い草や竹素材がお勧めです。冬は床の冷気をシャットアウトできる厚みのあるラグです。毛足が長く柔らかいものがお勧めです。



その他のカテゴリはこちら