BLACKWING 10

ジャーナリズムに捧げる、静謐なるグレー


かつてEberhard Faber 社が1930年代頃に製造・販売していた伝説の鉛筆BLACKWING (ブラックウイング)の復刻品の限定コレクション「NO.10」です。真実を報道し続け市民の代弁者であったネリー・ブライへ、また同様に彼女のような調査報道記者やジャーナリズムへのトリビュートモデルです。

新聞紙を思い起こさせるマットグレイとダークグレイロゴのコンビネーションは美しく知的なデザイン。芯はレポートパッドへ素早くメモを取るに適した硬めのエキストラファーム(HB)です。

コラム:ジャーナリズムの象徴


1887年ジョーゼフ・ピューリッツァーが運営するニューヨーク・ワールド紙は、女性記者ネリー・ブライに、ひとつの調査を命じました。ニューヨーク、ブラックウェル島の女性精神病院の実情を調べること。そして「事の善悪に関わらず、見たまま、知ったままを書き著す」こと。それが彼女に与えられた指示でした。ネリーは彼女の考え及ぶ限り最良の方法、つまり彼女自身が10日間この病院へ身を委ねることでした。

調査を経て発表された記事は「精神病院での10日間」と題され、偏見のない調査報道として最も象徴的な最初の事例となりました。これまで患者が強いられてきた劣悪な生活環境を暴露し、さらには精神の病を取り巻く誤った認識に光を当てる称賛さるべきすばらしいものでした。モデルナンバー「10」は多くの人々に衝撃を与えた調査報道記事のためにブライ女史が費やした「10日間」に由来しています。



ブラックウイング / blackwing について


Eberhard Faber 社が1930年代から1998年まで製造/販売していた鉛筆。多くのクリエイターがそのアイデアを書き留めたりするツールとして愛されましたが、惜しまれつつも生産が終了。近年「PALOMINO」ブランドの一つとして新たな歴史がスタートしました。ブランドを継承・復刻させたのは、世界中の鉛筆メーカーに軸素材を供給する「Cal Cedar社」です。同社はこれまでの経験や技術を生かし、多くのテストを重ねて徹底的にデザインや書き味にこだわっています。芯の硬度表記には「firm」「balance」「soft」(後に「Extra firm」)という独自の基準を採用したのも新しい製品を世に送り出したいという確固たる意志から。デザイン性、クオリティの高さ、そして歴史的製品に対するこだわりを高く評価され、2015年からNYのMoMAでの発売が開始されると瞬く間に全米だけでなくヨーロッパやアジアにまで広がりました。

商品詳細
本体 / 幅1.0 × 高さ20.1 (cm)
パッケージ / 幅11.6 × 高さ2.2 × 奥行7.8 (cm)
サイズ
素材
日本
生産
1ダース箱入り(1本の場合はなし)
パッケージ
硬度 / ExtraFirm graphite(HB程度)
備考
注意事項
  • 鉛筆本体(金属部分の塗装含む)やパッケージに若干の擦れや汚れが見受けられる場合もございますが、あらかじめご了承の上お買い求めください。