セシウム・ヨウ素 90~97%除去!

*製造元メーカより

逆浸透膜とは?

森の中の様子 逆浸透膜(Reverse Osmosis Membrane)は、水の分子だけを通 過させ、その他の物質を高い除去率で除去可能な人工の半透膜 です。
その逆浸透膜を使用した浄水システムは、ウイルスよりはる かに小さい0.0001μm~0.0005μmの細孔によって、水の分子レベ ルのろ過を行う水処理技術です。
MF膜(精密ろ過膜)やUF膜(限 外ろ過膜)に比べても、その細孔が非常に小さいため、超微粒子・ 重金属・環境ホルモン・ダイオキシン類など、多くの物質やイオン を高い除去率で除去します。  
近年では、純水製造や超純水製造の現場や、工業用水の浄水、 海水淡水化などの工業分野から、一般家庭の浄水器のフィルター としてなど、幅広い分野・用途で使用されています。

ろ過の原理

逆浸透膜によるろ過原理は、下記の通りです。

半透膜に仕切られた槽に、一方には純水(希薄溶液)を入れ、もう一方に食塩水(濃厚溶液)を入れます。(図1)

すると、純水側から溶媒(水)が食塩水側に移動する現象が起こります。これを「浸透」と呼び、食塩水が希釈され純水側と食塩水側で水位差が生じます。この食塩水側の水位の上昇は純水の浸透が平衡状態になるまで続きます。この浸透が平衡状態になった時の、両液間の圧力差を「浸透圧」と言います。(図2)

このとき、食塩水側に浸透圧より大きな圧力をかけることにより、食塩水側から純水側へと逆方向へ溶媒(水)が移動します。この現象を「逆浸透」と呼びます。(図3)

逆浸透膜式の浄水方法は、
水は浸透するが水以外の不純物を通過させない人工の半透膜「逆浸透膜」を使用し、
この「逆浸透」の現象を利用してろ過を行います。


逆浸透膜の原理

逆浸透膜は、薄い多層のシートからなり、水に溶解している不純物や化学物質を高い除去率で除去が可能で、 その表面には微細な孔があけられています。

逆浸透膜は、酢酸セルロースや架橋ポリアミドなどの樹脂から製 造されており、膜の形状は円筒状で、クロスフローシステムによる真水と濃縮水の分離ろ過を行います。

クロスフローシステムによるろ過では、送られてきた不純物を含む水は絶えず逆浸透膜に沿って流れます。
その 過程で水の分子レベルの大きさの物質は逆浸透膜を通過し、超微粒子・重金属・環境ホルモン・ダイオキシン類な どの逆浸透膜を通過できない不純物は、濃縮水として排水されます。  逆浸透膜を利用した浄水装置は、水の味・臭い・色に悪影響を及ぼしている塩素や臭素などの物質を除去でき ます。

また、健康に悪影響を与えるヒ素や農薬、鉛、水銀、放射性物質などに対しても、有効に対処できます。


逆浸透膜の除去性能


逆浸透膜の用途

逆浸透膜浄水装置は、そのすぐれたろ過能力のため、従来からの一般純水や電子産業向け超純水の一次純水などの製造以外にも、海水淡水化やボイラー給水、一般飲料水など、広範な用途に使用されています。

工業用途

  • 工業用の純水の製造
    逆浸透膜浄水装置(RO装置)では、COD/BOD、細菌、ウイルス、重金属、シリカ、硬度成分などを除去できます。また、一般工業用水・地下水のイオン類の除去もできます。そのため、RO装置で、純水レベルの工業用純水を製造することが可能です。

  • 表面処理の洗浄用水の製造
    RO装置は、機械加工、レンズ研磨、プリント基板、ガラス加工の洗浄用水の製造が可能です。

  • 超純水製造装置の前処理として
    RO装置では、COD/BOD、細菌、ウイルス、重金属、シリカ、硬度成分、イオンなどを高い除去率で除去できるので、超純水製造装置の前処理としてRO装置が用いられます。

  • イオン除去樹脂の前処理として
    RO装置では、上水や地下水の不純物を除去できるので、純度レベルが上がり、イオン除去樹脂の交換・再生回数を大幅に減少させることが可能です。

  • 空調・加湿用水の製造
    RO装置で製造された水は、不純物をほとんど含みません。そのため、加湿・空調設備で発生するカルシウムやシリカによるスケールに起因する問題を大幅に減らすことが可能です。

一般用途

  • 飲料水の製造
    RO装置は、細菌やウイルス、重金属、農薬を除去できます。そのため、それらの有害な物質が含まれている井 戸水や地下水などを安全な飲料水にすることが可能です。

  • 料理などの調理用水
    RO装置は、有機物やミネラルなどの硬度成分がほとんど除去されています。水中の硬度成分を取り除いてい くと、豆や穀物の硬度成分を溶かし出し軟化させ、煮物の場合は煮上がりを早めて仕上がりを良くしたり、だし 汁を作る場合などは、魚や野菜など食材が本来持っている味や香りを引き出します。

  • お茶やコーヒー
    RO装置では、水中のほとんどの不純物を除去します。水は、水中の不純物を除去していくと、他の物質を溶か し込もうとする力が大きくなります。そのため、お茶やコーヒー、紅茶の、本来の味を正確に引き出します。

浄化能力比較一覧表

放射性物質除去について(メーカーより)

現在確認がとれているのは、セシウム90~97%除去できます。
逆浸透膜の分画分子量は50~100になり、ヨウ素・コバルト・セシウムなどの分子量は60~150程度になりますので、除去可能であると一般的には考えられます。
そして、上記物質は、水溶液中ではイオン化+水和し、分子量は大きくなります。
したがいまして、高効率で除去されると考えられます。 逆浸透膜は、高効率で放射性物質を除去すると考えられますが、除去率のデータなどはございません。 あくまでも一般的な考え方になります。 使用条件により、除去率などは減少しますので、使用にあたっては熟考ください。
上記は、すべての逆浸透膜にあてはまります。

業務用逆浸透膜式浄水装置(中型)
TPCLRO-400-P型/TPCLRO-500-P型

本装置は、一日の造水量が1130Lと1860Lと大容量型に比べると小容量 な、箱型で設置が簡単な逆浸透膜式浄水装置です。主に中小規模の事業所・ 工場用の飲料水用から、ホテル・レストラン・実験室・漁業用水・農業用水・食 品工場用などの 工業用の高純度水のための浄水に適しています。


(注1)表中の造水量は、原水水温が25℃時の場合の造水量となります。(初期値) (注2)造水量は、原水の水質・
水温・水圧により変動します。 (注3)原水の水質により、前処理/後処理フィルターの種類・本数が変わる場合が
あります。

特徴

  • ポンプ圧か水道圧が圧力源で、連続可動部分がポンプのみなので、信頼性も高く、運転管理も容易です。

  • 徹底したコスト削減により低価格を実現しています。
    低コストで逆浸透膜浄水装置を導入可能です。

  • 原水中に含まれている、溶解固形物質、有機物、無機物の大部分を除去できます。

  • 中小規模の事業所・飲食店の飲料水から、高純度を要求される工場などの高純度水まで、
    幅広く使用できます。

  • 従来型に比べてコンパクトになっており、箱型タイプですので置き場所にも困りません。

  • 高圧スイッチが標準で付属しています。

RO-P-300-NP型 (1日造水量:300L)

この浄水装置は、一日の造水量が約300Lの主に小規模事業所用の小型逆浸透膜式浄水装置です。
RO-P-300-NPは、5段階浄水 システムを利用した逆浸透膜式浄水装置です。
逆浸透膜式浄水装置の5段階のフィルターは、 ダイオキシンやトリハロメタン、バク テリア、ウィルスなどをほとんど除去し、きれいで安全な水を造り出します。

特徴

  • 小容量・小型な逆浸透膜式浄水装置のスタンダードなタイプ。

  • 信頼度の高い基本設計にもとづく、非常にリーズナブルな逆浸透膜式浄水装置です。

  • 付属の蛇口レバーを押さえるだけで、RO水(逆浸透膜水)を容易に得られます。

  • 増圧(ブースター)ポンプを標準装備していますので、水圧が低い場所でもご使用いただけます。

  • 5段階のフィルターカートリッジにより、不純物を除去したより安全・安全な水を得られます。

運転

  • この装置は、蛇口レバーを押さえるだけで、簡単にRO水(逆浸透膜水)を得られます。標準で高圧スイッチが装備されているため、付属の貯水タンクが満水になった場合は自動で造水を停止し、RO水を使用してタンク内のRO水が減少すると自動で造水を再開します。

  • また、装置の設置は付属のチューブで簡単に配管でき、運転管理も容易に行えます。

RO-P-300-S型 (1日造水量:300L)

この浄水装置は、一日の造水量が約300Lの主に小規模事業所用の逆浸透膜式浄水装置です。
RO-P-300-Sは、5段階浄水システ ムを利用した逆浸透膜式浄水装置です。
RO-P-300-Sでは、第5段階のフィルターにブロック状活性炭フィルターを使用しています。 このフィルターは、インライン活性炭フィルターに比べて非常に多くの物質を吸着します。
そのため、残留している揮発性物質をNタ イプよりも多く除去し、より安全な清水を提供します。

特徴

  • 逆浸透膜式浄水装置のスタンダードなタイプです。

  • 信頼度の高い基本設計にもとづく、非常にリーズナブルな逆浸透膜式浄水装置です。

  • 蛇口バルブを回すだけで、RO水(逆浸透膜水)を容易に得られます。

  • 増圧ポンプを標準装備していますので、水圧が低い場所でもご使用いただけます。

  • 5段階のフィルターカートリッジにより、不純物を除去しより安全な水を得られます。

運転

  • この装置は、蛇口レバーを押さえるだけで、簡単にRO水(逆浸透膜水)を得られます。標準で高圧スイッチが装備されているため、付属の貯水タンクが満水になった場合は自動で造水を停止し、RO水を使用してタンク内のRO水が減少すると自動で造水を再開します。

  • また、装置の設置は付属のチューブで簡単に配管でき、運転管理も容易に行えます。