47キャップのシールを剥がす・剥がさないは、キャップをかぶる人の考え方で決まります。一般的にストリートカルチャーを身近に感じている人のほうがシールをつけたままにする傾向が高いと言えます。

シールをつけたままかぶるのはストリートファッションの定番スタイルで、起源はアメリカのダウンタウンにあると言われています。ダウンタウンの貧しい家庭に育ったキッズにとっては正規のキャップを手に入れることは難しく、「本物の証」のシールはステイタスシンボルでした。また、おさがりではなく新品であるというのはみんなの憧れでした。そのようなカルチャーをファッションの一部としてリスペクトするのがシールを剥がさないかぶり方で、当店もこのかぶり方をお勧めしています。

ですが、シールは本来販売管理用のものなので貼っておく意味はありません。特にストリートカルチャーへの思い入れのない方ははがしてかぶっている場合も多いです。布地がシールの形に日焼けするのを気にされる方もはがしておいたほうが良いかもしれません。シールを貼っておくか、剥がすかは、かぶる人のお好みで、ぜひ自分のスタイルを見つけ出してください。

NEW ERAが誕生したのは1920年、'47が誕生したのは1947年です。NEW ERAはMLB（メジャーリーグ・ベースボール）の選手が公式に使用する「キャップオフィシャルサプライヤー」、'47はMLB公認ライセンスブランドとなっています。

NEW ERAのほうが創業も早くメジャーリーガー御用達のブランドなので野球ファンにはおなじみですが、後発の'47もMLBをはじめNBAやNFL、NHLの4大プロスポーツリーグとパートナー契約を結び、大勢のスポーツファンを巻き込んでシェアを獲得してきました。

どちらもスポーツブランドとして優れた品質を持ち、たくさんの人たちに長年愛されている有名ブランドです。まず初めにNEW ERAがあり、それを追いかけるように企業努力を重ねてきたのが'47です。そのため価格面もお手頃となっており、よりカジュアルに楽しめるのが'47の魅力のひとつです。