「抹茶」とは?「良い抹茶」の基準とは?
近年、健康志向の高まりから、抹茶の成分やその健康効果が注目されています。「抹茶が体に良さそうなのはなんとなくわかるけど、具体的に何がよくてどんな効果があるんだろう?」「種類がたくさんあって、選び方がわからない」。そんな「抹茶ビギナー」なお客様に、ぜひ抹茶の魅力を知っていただきたい!1931年創業お茶の専門店として、抹茶の魅力・違い・楽しみ方をご提案いたします。
具体的な指標としては上記の図のように、グレードが高いものほど旨味が強く、鮮やかな緑色になります。その為、お薄や濃茶として抹茶をそのまま飲む場合、グレードの高いものをおすすめします。逆に抹茶の苦みをより感じたい場合や、焼き菓子など抹茶特有の苦みが必要な場合、グレードの低いものを選ぶとよいでしょう。
様々なグレードのもので味比べをしてみたり、使用用途によってグレードや種類を分けていくのも、抹茶を楽しむ醍醐味です。ぜひあなた好みの抹茶を見つけてみてください。
- 通常は高級な濃茶ランク、ほんぢ園ブランドのものならお手頃価格からお試しいただけます。
ぜひ、薄茶から濃茶までお手頃価格にてお試しください。
▼ 濃茶(こいちゃ)ランクの抹茶を探す!
▼ 薄茶(うすちゃ)ランクの抹茶を探す!
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緑茶とは、生のお茶の葉を発行させずに製造した「不発酵茶」での総称です。
【緑茶の種類】→煎茶、抹茶、玉露、番茶、ほうじ茶、など
つまり「抹茶」も数ある「緑茶」のうちの一つになります。「抹茶」も「煎茶」元は同じお茶の木ですが、栽培方法と製法が異なります。「抹茶」は、お茶の葉を摘む前に黒いシートなどで数十日間被せて日光を遮る「覆下栽培」と呼ばれる技術を用います。日光を遮ると渋みの元とされるカテキンの生成が抑えられ、旨み成分のテアニンが増えるのでまろやかな風味になります。
このように栽培した茶葉のことを「碾茶(てんちゃ)」と呼ぶことがありますが、商品規格の表示上では全て一般総称の「緑茶」で表示しております。
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抹茶は、メーカー独自の線引きによって各グレードにわかれています。大きくわけて「薄茶用」「濃茶用」「食品・製菓用」がありますが、これは抹茶の使用用途を示す単語であり、品質や明確な定義(製法や成分など)を示すものではありません。
濃茶を点てる場合、濃く強く練りますので、苦みや渋みが強くなりがちな中級グレード以下の抹茶は濃茶用として適しません。上級グレードのものは濃茶・薄茶と両方に使うことができます。食品用抹茶は、加熱加工や他の原料と混合して使用されることが多く、飲料用ほど高品質なものが必要でない場合が多いです。その為「そのまま飲むには苦渋味が強いが、抹茶の風味付けに使用できる」という線引きを各抹茶メーカーが独自に行い、一般的に飲用より安価に提供されています。
濃茶用ランクのものは一般的なスーパーや健康食品ショップなどではなかなか取扱いが少ない為、茶道の専門店ほんぢ園ならではのラインナップの中からお選びください。薄茶用抹茶のものと比べ、より抹茶の旨味を感じられるでしょう。また、メーカーによっても各ブレンドの配合も様々です。味比べしながらぜひお好みの味をみつけてください。
- 当店、「ほんぢ園オリジナルブランド」「山政小山園」「上林春松本店」の3ブランド取扱いがございます。
各種「濃茶」から「薄茶」まで幅広く取り揃えがございます。イベント時にはお得なクーポンなども配布しておりますので、ぜひ気になるものからお気軽にお試しください。
▲ほんぢ園ブランド抹茶 1931年創業の茶道具・お茶の専門店。お茶屋の視点でお客様がお求めやすく味も満足していただけるものを目指して考案いたしました。 |
▲山政小山園の抹茶
文久元年創業の山政小山園。「美味さ、ありき。」を掲げる老舗メーカー。無添加・無着色にこだわった伝統に裏打ちされた良質のお茶をお楽しみください。
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▲上林春松本店の抹茶 上林春松本店は創業450年。御茶壷道中全てを取り仕切っていました。その茶師上林が丹精込めて作ったお抹茶をお届けいたします。 |
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近年、抹茶の中にも有機JASマークを取得した「有機抹茶」や「殺菌加工」など付加価値をのせた抹茶も販売されています。有機抹茶は同じ収量に対し、手間や資材のコストがかかるため、どうしても高価格になってしまいます。また、味のバリエーションやグレードなど、通常の抹茶と比べて少ないのもデメリットの一つです。ですが、食の安全性を重視される方はこのような抹茶も選択肢に考えてみてもよいでしょう。
- なお、「有機抹茶」以外の抹茶の安全性について、当店でも取扱いのある抹茶老舗メーカー「山政小山園」の公式サイトでは以下のように記載されています。「有機抹茶」以外の抹茶が安全でないということではありません。
“ 日本では、古くから茶の栽培を続けてきた歴史があります。優良品種の選抜や、味や香りを最大限引き出す肥料、被覆技術の開発、防虫・防除の工夫や薬剤など、安全性を前提にしたうえで、試行錯誤を繰り返した歴史です。
現行法では、残留農薬基準(食品衛生法)を満たす農薬散布基準(農薬取締法)により、安全性が担保されていますので、有機抹茶が安全で、それ以外が安全でないということではありません。
より美味しいお茶をより適正な価格で安全にお届けするため、山政小山園も低農薬栽培や有機肥料の使用などに務めながら自園での茶栽培に尽力しています。 ”
- 当店、有機JAS認定の「有機抹茶」、殺菌加工を施した「クリア抹茶」、の2種類をほんぢ園オリジナルブランドにて展開しております。当店でも常に抹茶の売上上位にある人気商品となっております。ぜひお試しください。
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保存方法
抹茶は品質の劣化を起こしやすく、取扱いに注意が必要です。
▼開封前
より低温の方が品質保持には有効ですので、冷凍や冷蔵保存をおすすめします。その場合、冷蔵庫から出してすぐに蓋を開けると外の湿気を吸って湿りやすくなりますのでなるべく必ず常温に戻してから開封し、開封後は早めにご使用ください。
▼開封後
開封後は密封された状態で、冷暗所など高温を避けた状態で保存してください。冷蔵庫で保管される場合、きちんと密閉しないと冷蔵庫内の湿気や臭いを吸ってしまい、変質を早めてしまいます。缶を二重にするかラップ紙で包んでください。使用頻度が高く短期間で使いきれる場合は、温度変化による吸湿や移り香をさけるため冷蔵庫に入れず、冷暗所で保管されてもよいでしょう。
使用上の注意
▼ダマ抹茶はおよそ10ミクロン程の微粉末であり、静電気の影響を受けてダマになりやすい性質をもっています。その為、使用直前に1回分づつ茶こしやストレーナーなどでふるうことをおすすめします。
▼膨らみ不足
抹茶を使用した焼き菓子やパンなどで、膨らみが不足するというケースがあります。抹茶を練りこんだ生地とする場合、適切に膨らむよう手順や分量を工夫する必要があります。
▼濡れた手や器具で扱う
抹茶が水分を吸着すると、硬く小さな塊になってしまいます。ダマとは違い崩すことができず小石のようになってしまうため、注意が必要です。
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