1. 寒い季節にはお客様に炭を近づけ、 暖かい季節にはお客様から炭を遠ざけます。
すなわち、お客様へのもてなしの心づかいが炉と風炉の違いです。


2. 炉の時期 11月から4月です
・炉とは囲炉裏の略です。
・42cm角に炉壇を入れ、その中に灰を入れ、五徳を置いて釜をのせます。
・上に炉縁を置きます。
・床下にスペースが無く炉がきれない時は、置炉を使います。
・釜は風炉用より大きい釜を使います。
・特定の時期に使う釜
2月 広口釜 寒い時期にお客様が暖かさを感じる広口の釜で、湯気が室内を暖めてくれます。
3月 釣り釜 五徳をはずして風炉に移る準備をする時期です。天井からつるしたくさりなどに釜をかけます
4月 透木釜 暖かくなってきた4月に炭の日が直接お客様にあたらないように透木釜という羽根のついた釜を使います。


3. 風炉の時期 5月から10月です
・夏は涼しくという心づかいから4月に炉をしめて5月から風炉にします。
・土風炉、唐銅風炉(からかねぶろ)、鉄風炉、陶器風炉などと風炉釜をセットにして使います。
・土風炉(焼きものにうるしを塗ったもの)が真の風炉です。
・土風炉や唐銅風炉にはうるし塗りの板を敷き、鉄の風炉にはかわらを敷きます。


4. Q&A
Q. 炉と風炉では使う道具が違いますか?
A.
炉の季節と風炉の季節では用いる道具は違います。
釜は炉用は大ぶりの炉釜、風炉は小ぶりの風炉釜、炭は炉用の方が長くなります。
香合は炉には主に陶器を用い、風炉には塗物、一閑、木地などを用います。
香は炉には煉香、風炉には香木をたきます。
花も炉花と風炉花と違います。花入・柄杓・炭道具なども炉用と風炉用を使い分けします。