産地別の特徴
日本茶
狭山茶 「味は狭山」といわれます。800年前に埼玉県川越に明恵上人が番を抱えたのが始まりです。入間・所沢・峡山を中心に栽培され、「狭山火入れ」といわれる製造工程の最後に高温で火入れするので、強い香りと深みのある味わいが特徴です。
静岡茶 お茶といえば静岡。生産量も日本一で全国の40%以上を占めています。1240年頃に聖一国師が宋から持ち帰った茶の種を静岡市郊外の足久保にまいたのが始まりです。
「色は静岡」といわれる名産地ですが、山間部は普通蒸し、平地・盆地では深蒸しが多いです。牧の原、川根、、本山、菊川などの銘茶がそろっています。
牧の原茶 大井川西岸 牧の原台地とその周辺に広がる有数の産地です。明治維新に徳川藩士らによる牧の原台地の開墾で大産地になりました。主に深むしを生産します。
川根茶 大井川上流の朝霧につつまれるような茶栽培の適した環境です。昔からの銘茶の産地として有名です。普通蒸しで、自然の甘味と渋みが調和しています。川根はお茶本来の香りでとても香ばしいお茶を作っています。
本山茶 安倍川とその、わらしな川流域を中心とする山間地帯で、静岡茶の原点という本山茶と呼ばれています。将軍様御用達のお茶として愛用され現在まで引き継がれています。
山間地で育てられ、さわやかな香り、うす緑色の水色、独特な甘味で上品なを生産しています。
宇治茶 鎌倉時代に明恵上人がお茶の種をまいたのが始まりとされます。
江戸時代に永谷宗円によって現在の煎茶製法が考案され、日本緑茶の基本となっています。
宇治茶を中心に煎茶・玉露・碾茶(抹茶)などが作られています。色彩ある薄緑色の茶葉、奥行きのあるすがすがしい香り、洗練された上品でまろやかな味わい、これが宇治茶の特徴です。
岡山茶 岡山作州は宮本武蔵のふるさとです。温暖な気候、適度な降水量のお茶の栽培に適した場所です。煎茶や番茶を中心に生産されています。茶葉の香りと旨みと渋みが良く調和しています。
八女茶 福岡県八女郡星野村を中心に栽培されている八女茶です。高級茶の産地として有名です。山間部では玉露、平坦地では煎茶を中心に生産されています。
煎茶は深蒸しが多く、玉露は高品質なお茶が作られています。いずれも、苦みや渋みが少なく、濃厚で甘味の強いのが特徴です。
うれしの茶 室町時代に渡来した唐人がうれしので栽培を始めました。ほとんどのお茶が玉のように丸い茶葉の玉緑茶として生産されています。製法と蒸し製法と両方があります。さっぱりとした味が特徴です。
鹿児島茶 全国第2位の生産量を誇るお茶の大産地です。知覧、頴娃(えい)などの産地があり、ゆかたみどりなど多くの品種栽培をしています。
一年を通じ気温も高く、降水量も多く、きりも発生しお茶の栽培に適した場所です。平坦な茶畑が多く、機械化も進み大規模茶園も多く、低コストが進んでいるので低価格で良いお茶ができています。
日本茶
日本茶・緑茶・煎茶・玉露 日本茶・緑茶・煎茶・玉露 日本茶・緑茶・煎茶・玉露 日本茶・緑茶・煎茶・玉露
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