よくある修理事例

ヒモ(リコイルロープ)が切れた場合(B&Sエンジン搭載モデル)

PH-GC480のリコイルロープが切れた場合の交換方法です
■用意するもの
 ・交換用のヒモ(3mm×3メートル)
 ・ラチェットレンチ(8mmロングタイプ)
 ・ハサミ ・ライター ・マイナスドライバー
   
1.赤丸部分のネジを8mmのラチェットレンチで外していきます。ロングタイプでないと一番奥のネジに届きません。   2.ネジを外すとこのようにカバーが取れ、そこにリコイルロープがついています。   3.中央にピンで止まっている部分がありますが、ここは絶対に分解しないでください。
 
   
4.ここで実際にリコイルロープを切って故障時を再現してみました。
ロープが切れると巻かれたロープが勢いよく戻ります。
  5.切れたリコイルロープを内側の引っ掛けから引き抜いていきます。   6.巻き取り部分を反時計回りに7回転させます。この時、リコイルロープの引っ掛けとロープ出口がまっすぐになるように合わせて、マイナスドライバー等で固定。矢印に沿ってロープ先端を穴に通していきます。
 
   
7.リコイルハンドルがあった箇所からロープを通していきます。   8.ロープを通したらロープ巻き取り部分に引っかかるように先端に結び目を作ります。結び方はエイトノットを推奨です。結んだらロープがほぐれないようにライター等軽く炙ります。   9.ロープ先端が引っ張っても抜けないことを確認したら、固定していたマイナスドライバーを外し、7回転巻き取り位置に調節しながら結び目を作ります。(この結び目はリコイルが全て巻き取られないための安全策です)
 
   
10.結び目の近くにリコイルハンドルを取り付けます。7回転の位置を保つようにハンドルを取り付けます。
  11.リコイルハンドルにも引っ掛けを作る必要があります(結び方はエイトノット推奨)   12.結び目を作ったら、先端を1~2センチ残し、はさみで切ります。切断面はラvイターで炙りほどけないようにします。これが終わったらエンジンに戻し、完了となります。



刈刃の交換

刈刃の交換についてです。
■用意するもの
 ・レンチ(14mm)
 ・あて木

刈刃のネジは正ネジとなります。弛めるには半時計回りに回してください。その際一緒に刃が回ってしまうのを防ぐため、あて木を図の様にかませます。
 



エンジンオイル交換方法

エンジンオイル粘度:10w-30
オイル量:
B&Sエンジン搭載モデル:0.4L
ヤマハエンジン搭載モデル:0.5L
オイルパン(廃オイルの受け皿)

エンジンオイルを抜く機構がないため、オイル注入口よりエンジンオイルを抜きます。オイルパンを用意していただき、オイルキャップを外したら右写真のようにエアーフィルター側が上になる様に傾け、廃オイルを排出します。
オイルの排出が終わりましたら、交換用のエンジンオイルを入れます。
オイルキャップについたレベルゲージに合わせて新しいエンジンオイルをお入れください。
 
※写真はB&Sエンジン搭載モデルです。



エンジンはかかるが
走行しない場合

ベルトが切れている可能性があります。ベルトの右図のあたりから確認できます。
ベルト交換には裏のカバーを外す必要があります。交換作業がご自身で対応できない場合は宅配での修理対応もしております。
 



エンジンがかからない場合

以下の点をご確認ください。
 ・刈刃クラッチを握っているか?
 ・刈刃に石が挟まってないか?

それでもエンジンがかからない場合、お近くにPLOW店舗がある場合は店舗へご連絡いただき、遠方の方は宅配で修理・点検をお受けする事ができます。GC480の送料目安は¥6,600~となります(北海道・九州・離島・沖縄除く。エリアによって送料が変わる場合がございます)

修理代例
キャブ清掃:6,000円~  キャブ交換:15,000円~
その他修理については別途お見積りとなります。
修理をご希望の方はPLOWまでお問い合わせください。

劣化したガソリンを使用するとキャブレータが詰まり、エンジン不調や故障の原因となります。なるべく1か月以内にご購入いただいた新鮮なガソリンを使用してください。

長期間使用しない場合もガソリンを抜きとりエンジンを始動、キャブレータ内にガソリンが残らないようにして保管してください。