本坊酒造概要本坊酒造は、明治5年(1872年)の創業以来百悠余年に亘り、先代からの思いを繋げ現在に至ります。 本坊松左衛門は、年号も明治に変わって間もない混乱の頃より、父郷右衛門の志「殖産興業による社会奉仕」という精神を受け継ぎ事業を展開。 明治後半には、薩摩を代表する特産物である甘藷を使っての焼酎製造に着手。また、昭和の初めより取り組む山林事業も、現在では鹿児島、宮崎、熊本にまたがる広さとなり、地球環境の維持に貢献できるよう努力するなど、創業以来一貫して変わらぬ姿勢、郷土愛に根ざすという創業の精神を今もなお受け継いでいます。 本社に隣接する約1万4千坪あまりの敷地内には、「薩摩郷中蔵」「星舎蔵」「GALLERIA HOMBO」という酒造りの本質を人から人へ継承していく3つの施設があります。 明治維新の原動力となった薩摩の若い力を育んだと言われる薩摩独自の郷中教育にちなみ名付けられた「薩摩郷中蔵」。焼酎造りの本質を、人から人へ継承していく手造り伝承の蔵として、昔ながらの伝統的な焼酎造りをおこない、その本格的仕込み風景を公開している薩摩焼酎探訪の蔵です。 「星舎蔵」、日本が世界に誇るリキュール、「梅酒」の仕込み蔵です。毎年6月頃の新鮮で良質な梅酒を原料に、無添加という昔ながらの自然な味わいを大切にした梅酒作りをおこない、「星舎蔵」ブランドで上質な梅酒を造りだしています。 「GALLERIA HOMBO」は、「薩摩郷中蔵」に併設されたガイダンス施設です。鹿児島、山梨、信州に広がる各蔵の紹介とともに、鹿児島特産の本格焼酎を始め本坊酒造の酒のすべてを網羅してご紹介し解説するギャラリーです。酒の造り手としての本坊酒造とその魅力を直接お客様にお伝えします。 鹿児島本土より南南西約60KM、九州最高峰宮之浦岳がそびえ、海上に浮かぶアルプスと言われる世界自然遺産の島。 ここ「屋久島」の懐に抱かれるように、伝統的な手造り甕仕込みにこだわった焼酎蔵「屋久島伝承蔵」はあります。 麹室による手造り麹、明治20年より現存する古い甕での発酵など、屋久島の大自然に包まれた中で希少な本格焼酎の逸品を生み出しています。 さつま市加世田「津貫」。ここ薩摩半島南西の緑溢れる山あいの中に、創業から受け継がれてきた弊社の原点とも言える蔵があります。「匠の技は貴し」とする焼酎造りへの情熱と志を今に伝える「津貫貴匠蔵」。 敷地内には長い歴史を感じさせる石蔵が建ち並び、今でも原酒の貯蔵庫として利用されています。 その佇まいからも、昔ながらの製法を守り続ける歴史の重みと、代々受け継がれてきた伝統が感じられる真正なる本坊酒造創業の地です。 さつま芋の一大産地、薩摩半島南端に知覧蒸留所はあります。 本坊酒造本格焼酎造りの基幹となる焼酎蒸留所で、周りをさつま芋畑に囲まれ、収穫期には獲れたてのさつま芋がいち早く運び込まれます。 新鮮で良質なさつま芋を原料に、本坊酒造を代表する本格焼酎「黒麹仕立て桜島」を始め、南薩摩の風土から個性ある焼酎を造り続けています。 1960年に開設された山梨マルスワイナリーは、西に南アルプス、南に富士山を望む山梨県甲府盆地、石和にあります。 世界に通じるワイン造りを目指し、山梨県各地の優良農家との契約栽培や、茅ヶ岳山麓穂坂丘陵の自社畑「日之城農場」での自社栽培により良質な葡萄作りをおこなっています。 高い醸造技術のもと、日本の風土を表現するCh.Marsシリーズに代表される高品質ワインが生み出されており、近年数々のコンクールで高い評価を得ています。 中央アルプス駒ヶ岳山麓宮田村。標高798m、霧が多く、冬は氷点下15℃を下回る日も珍しくない寒冷の地。 良質な水と豊かな自然に囲まれた杜の中に信州マルス蒸留所はあります。 天然の清冽な水と冷涼な環境の中で熟成されるマルスウイスキー、長野県原産地呼称管理制度に基づき地元農家と連携したワイン造り、地域特産の「竜挟小梅」を使った梅酒作りなど、信州の風土を表現した製品造りに取り組んでいます。 店舗概要
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