乳がんについて

乳がんがどのような病気なのか、名前は聞くけど詳しくはわからない。
そんな方も多くいらっしゃいます。
乳がんは、誰でもなる可能性がある病気です。
まずは乳がんについて知っていきましょう。

乳がんとは?

  • 日本人女性は一生のうち、おおよそ11人に1人が乳がんと診断されている。
  • アメリカの乳がん検診受診率は80%以上に対し、日本は約半分と低い水準。
  • 日本の乳がんによる死亡率は年々増加傾向。35年前と比べて3倍以上まで増えている。
  • 乳がんは、早期発見・早期治療で治すことができる。
  • 30代後半から増加傾向にあり、40代後半~50代前半にピークを迎える。
  • 乳がんのリスク要因は様々

乳がんはこんな病気

乳がんは、乳房のなかの母乳をつくるところ(小葉組織)や母乳を乳首まで
運ぶ管(乳管組織)から発生する悪性腫瘍です。

乳がんのリスク要因

乳がんのリスク要因としては、まだはっきりとしたことはわかっていませんが、
その中でもいくつかの要因が考えられています。

当てはまる項目が多いからといって、必ず乳がんになるというわけではありません。
項目に当てはまるものがなかった場合も、定期的な検診が大切です。

早期に発見すれば、
治せる病気

早期発見の最大のメリットは「乳がんで死ななくてすむ」確率が高いことです。
定期検診はもちろん、セルフチェックでの乳がん発見率は60%以上とも言われています。
乳がん検診は、早期発見・治療につながり、死亡率を大きく下げます。

また、万が一がんと診断されても、早期発見であれば治りやすく、
手術であっても乳房を温存することができるなど、医療技術や治療方法も進歩しています。

乳がんが「見つかる事」が怖いことなのではなく、「知らないまま」が怖いこと。
あなた自身の体と生活を守り、あなたを愛する人たちを悲しませないために、
「自分でできること」と「ちょっと勇気があればできること」を知り、行動しましょう。

  • HRCのピンクリボン活動についてはこちら
  • セルフチェックのやり方はこちら
  • 乳がん検診についてはこちら
  • ピンクリボンコラムはこちら