屏風のこだわり

ひととえのお人形に合わせて、デザインから全てオリジナルでおつくりしています。素材と色絵柄にこだわり、長くお愉しみいただけるよう豊富な種類を取り揃えております。背景が変わると、全体の雰囲気ががらりと変わります。
お屏風は単品でもご用意していますので、背景を変えてお愉しみいただくのもおすすめです。

屏風の種類

-金屏風・和紙屏風-


木の板に和紙を張り合わせ丁寧に仕上げました。繊細で美しい絵付けは、一筆一筆会津の職人が描いております。(うさぎを除く)それゆえ、作品の絵付けに多少の誤差がございますが、世界に同じものは一つとしてございません。作品の個性としてお愉しみください。ひな祭りの歌にも登場する定番の金屏風は、お雛様をより華やかに、煌びやかに演出します。

-塗屏風-


木の板に艶やかな塗りを施した高級感のあるお屏風です。塗りの飾り台との一体感が生まれ、上品な雰囲気に。「花に蔦」「花に雲」は職人が立体的な細工にこだわり、見応えのある仕上がりです。鮮やかな色づかいと、繊細な細工を是非細部までよくご覧になってお愉しみください。

-紐蝶番手描き屏風-


京都の職人が、木枠に紗(※メッシュ状の布)を張り丁寧に仕上げたお屏風です。
透け感があり、薄っすらと優しい光を通します。
やわらかい光が背景から差し込むことで、全体に透明感のある印象になります。
そして、4枚の木枠を繋げる蝶番には金属ではなく紐蝶番を採用しています。
金属を用いないことで、お人形の優しくやわらかな雰囲気をより引き立てることが出来ます。絵付けは一枚一枚全て職人の手描きになります。その為ひとつとして同じものはなく、たったひとつの特別な1枚なのです。

-刺繍屏風-


木の板に華やかな刺繍を施した生地を張り合わせ仕上げました。刺繍のデザインと優しい色合いにこだわり、お雛様をやわらかい雰囲気に引き立てます。
刺繍屏風はひととえでは唯一の三曲屏風になります。

-几帳-


二本のT字型の木製の柱に溜塗を施し、ひととえのお人形に合わせた金襴でおつくりしました。几帳は平安時代以降の公家の邸宅などで間仕切りとして使用されていました。几帳をお飾り頂くことで、お雛様がより高貴な印象に。お好きなレイアウトでお愉しみください。