和紅茶とは?

Made in JAPAN

明治時代には、輸出用の紅茶生産が盛んに行われていました。

100年前、大正時代頃までは日本でで盛んに製造され海外に輸出されてた国産紅茶。

その後、紅茶作りは、緑茶の生産が忙しくなったり、輸入品が多くなったりと、規模が小さくなっていき、やがて、なくなってしまいました...。

そして100年の時を経て現代、和紅茶をみんなで広めて行こう、日本ならではの紅茶作りをしよう、という機運の高まりとともに国産紅茶が注目されています。

かつては日本で盛んに製造され海外に輸出されてた国産紅茶。

明治の初め、紅茶伝習所が熊本の山鹿に設置されました。

これをもって、熊本の山鹿市は紅茶発祥の地とも呼ばれています。

しかし明治も終わり、紅茶は輸入品が広がり、日本紅茶の栽培は規模が小さくなり衰退していきます。

大正時代ころまでは日本で盛んに製造され海外に輸出されてた国産紅茶。

そして100年の時を経て現代、和紅茶をみんなで広めて行こう、日本ならではの紅茶作りをしよう、という機運の高まりとともに国産紅茶が注目されています。

国産/Made in JAPANの信頼感から、今ブームの兆しがあります。

日本の喫茶の起源については平安初期の「日本後紀」に記述があり、鎌倉時代末には相当普及していたようです。

紅茶や緑茶、烏龍茶などは全て同じ茶葉から作られています。

紅茶用品種というものはあるものの、紅茶製造にあえて紅茶用品種を使わず、真の「和紅茶」の製造を目指しておられる生産者さんもいらっしゃいます。

お茶を乾燥させるまでの行程中、全く発酵させずに作ると緑茶、発酵を途中で止めて作ると烏龍茶、完全に発酵させて作ると紅茶になります。

日本の紅茶とはどのようなものが良いのかを日々研鑽し、”日本の地で育つ茶葉”の特徴を熟知した茶の匠が、海外産の紅茶とは趣の異なる「和の紅茶」を作り上げました。

生産者さんは、試行錯誤しながら一葉一葉に日々向き合っておられます。

和紅茶特有の特徴は、香りや味に深みがあり、甘い味わいが感じられます。

私は、ミルクティーとのアレンジが大好きです。

熱湯抽出で長く浸けたままでも渋くならず飲めるのも、多くの和紅茶の特徴の一つとなってます。

自然環境への負担を少なくにすることで、人にも地球にもやさしいお茶づくりを心がけていらっしゃる生産者さんがほとんどです。

また、次世代の子供たちへ啓蒙されている生産者さんも多数いらっしゃいます。