硝酸態窒素を含む井戸水による健康被害
日本では、1996年に生後21日の乳児に、井戸水を煮沸して粉ミルクを溶かして飲ませたところ、全身が真っ青になり、重度の窒息状態のブルーベビー病になった例が報告されています。原因は高濃度の硝酸性窒素が含まれる自宅の井戸水でした。
粉ミルクを溶く飲料水は消毒のため煮沸しますが、硝酸性窒素は揮発性がないので、かえって濃縮されてしまいます。
井戸水から硝酸態窒素が検出されることは多くあり、近隣農業からの土壌汚染が原因の場合が殆どであり、HIRYUでも、井戸水から高濃度の硝酸態窒素を水道局が検出し、指摘を受けた方からの浄水器取付依頼の相談があります。
市販の浄水器では硝酸態窒素除去能をもつ逆浸透膜フィルターや陰イオン交換樹脂フィルターをもたない製品が多いため、濾過性能を確認することが必要です。
HIRYU開発の浄活水器「アクアテラ」はこれら両方のフィルターを搭載しています。