秋田比内地鶏加工センターは、JA全農グループの総合畜産企業であるJA全農北日本くみあい飼料株式会社が運営する比内地鶏専門の食肉加工センターです。運営においては、地元で比内地鶏を知り尽くす秋田たかのす農協と、秋田県内の農畜産業に幅広いネットワークを持つJA全農あきたのサポートを受けています。
当社の比内地鶏は、秋田たかのす農協と秋田県農業公社の農場で産まれたヒヨコを、秋田県の北部中央地域の生産者の皆さまが愛情込めて育てたものです。
比内地鶏に与える飼料は自社製造の配合飼料だけです。工場では比内地鶏以外の鶏は一切扱っていません。そして工場でパッキングした商品はお客さまのもとに届くまで一度も開封されることはありません。
信頼を第一に、美味しい比内地鶏を生産しています。
◎比内地鶏の由来と品質を証明する「秋田県比内地鶏ブランド認証」取得済み工場
◎衛生的な生産工程を証明する「秋田県版HACCP認証」取得済み工場
◎食品衛生法に基づく営業許可 秋田県 指令鷹福環-19-81,82,83,84取得済み
◎食鳥処理事業許可証 秋田県 指令食検-436,437取得済み
ブロイラー(一般の鶏肉)の食鳥処理工場をはじめ、いくつかの食品工場で工場長をつとめてきました。今はセンターの経営改善に全力で取り組んでいます。
当社は配合飼料の製造販売から始まり、東北地区で様々な畜産に関する事業を行っています。全国のJA全農グループとのつながりもあります。
新しい販路を開拓し、生産者の収入を増やし、秋田県の誇る比内地鶏産業が盛り上がるよう微力ながら力を尽くします。
地元で育ち農協で仕事をしてきました。比内地鶏の仕事は以前もやっており、今回は縁あって加工場長をつとめることになりました。
比内地鶏は育成に手間も時間もかかるので高価です。それでも美味しいので地元では皆さんきりたんぽ鍋に入れて食べています。
主な販売先が首都圏であったり、冬に売上が集中したり、現場では大変なこともありますが、お客様を大切に思いひとつひとつの仕事に努めていきたいと思います。
比内地鶏は飼育期間が長いのでお肉や骨が頑丈に育っています。解体には力が必要ですがみんな職人肌で上手な人ばかりです。
首都圏の高級な飲食店がお客様なので、なかなか手を抜いたものは作れません。注意して良いものが作れるように気を付けています。
私たちの作ったお肉を是非一度食べてみて下さい
比内地鶏は骨や筋が丈夫なので解体にはとても力が要ります。皆さん簡単そうに切っていますが経験のない人はすぐに疲れてなかなか続きません。
ももの硬い骨も皆さん次々とカットしていきます。多い時にはみんなで1日1000羽を解体します。すべて手作業!普通の鶏肉工場の職員にはない技術をお持ちの、まさに職人なんですよ!
焼鳥は、お肉を切って串に刺す下ごしらえがとても大変です。いい加減に作ると炭火の上で串が回ったり焼きむらが出たりして美味しく焼きあがりません。
焼鳥屋さんは開店のずっと前から仕込みをしています。そんな大変な作業を少し代行しているのが串刺しチームのお仕事です。
業務用でこんなにきれいに串を刺す人たちはなかなかいません。さすが比内地鶏!
こちらが当センターから徒歩5分、秋田内陸縦貫鉄道「合川駅」です。とってもひなびた、渋くてかわいい駅でしょう。
走る電車は赤、青、黄色と様々な色でペイントされた1両編成です。1~2時間に1本走っていて、地元の生活の足になっています。
東京から急いでくる人は、センターから車で10分の大館能代空港に飛んできますよ。
名称 | JA全農北日本くみあい飼料株式会社 食鳥事業部 たかのす事業所 秋田比内地鶏加工センター |
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所在地 | 〒028-4211 秋田県北秋田市川井字漣岱72 |
主な施設 | 食鳥処理棟(比内地鶏を解体し、精肉や串物を製造します) デリカ加工棟(スープや炊込みご飯の素など加熱品を製造します) |
主な業務 | 比内地鶏生鳥の買い取り、解体、精肉加工 比内地鶏関連製品の販売 |
主な製品 | 比内地鶏各種精肉、串物、地鶏スープ、炊込みご飯の素など |
主な販売先 | 首都圏・県内の飲食店、百貨店、スーパー、問屋、通信販売等 約200社 |
沿革 | 昭和62年 当地にて16戸2000羽余りの比内地鶏の飼育が始まる。 昭和63年 旧合川町農協にて年間50000羽規模の加工施設が完成。 平成14年 年間61000羽の比内地鶏を受け入れ、能力が限界となる。 平成14年 年間20万羽を受け入れ可能な現在の工場を新設。 令和2年 弊社・秋田たかのす農協・全農あきたによる共同運営を開始した。 |
比内地鶏をお召し上がりになったことのない方は、ぜひ当店の比内地鶏おためしセットをどうぞ。