臨済宗の解説

臨済宗のイメージ写真
元は禅宗で、禅宗のなかの一派にあたり、栄西によって日本に広く伝わり、さらに様々な中国からの僧によって伝わり様々な宗派が生まれています。
臨済宗は五山制度からなり、建長寺を第一とする鎌倉五山、南禅寺を別格とし天龍寺を第一とする京都五山、その下に十刹と呼ばれる寺院など多数存在します。
座禅をしつつ、師から出される公案を解くことによって、悟りへと近づいていくと説かれています。

宗派別解説のメニュー

  • 臨済宗の仏壇の選び方
  • 臨済宗の本尊・脇侍の選び方
  • 臨済宗の仏具の選び方
  • 臨済宗の位牌の選び方
  • 臨済宗の仏具の並べ方・祀り方
  • 当店オススメの臨済宗の仏壇・位牌・仏具のご案内

臨済宗の仏具の飾り方・並べ方のイラスト解説

並べ方の確認をしたいお仏壇の種類をクリックすると、それぞれご確認いただけます。

  • 唐木仏壇 上置きタイプ
  • 唐木仏壇 下台付タイプ
  • モダン仏壇 上置きタイプ
  • モダン仏壇 下台付タイプ

【臨済宗】唐木仏壇・上置きタイプの仏具の置き方・祀り方


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祀っている仏具セットはこのページの下でオススメ仏具としても紹介しています

【臨済宗】唐木仏壇・下台付き(床置き)タイプの仏具の置き方・祀り方


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【臨済宗】モダン仏壇・上置きタイプの仏具の置き方・祀り方


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【臨済宗】モダン仏壇・下台付き(床置き)タイプの仏具の置き方・祀り方


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臨済宗で準備するおすすめの仏具

基本的な祀り方で必要となる仏具

御本尊 脇侍 位牌 花立 火立 前香炉 仏飯器 茶湯器
御本尊 脇仏 位牌 花立 火立 前香炉 仏飯器 茶湯器
線香差し 高月 おりん
線香差し 高月 おりん

当店オススメの祀り方で揃えておきたい仏具

灯籠 経机 玉香炉 過去帳 見台 常花 仏膳椀 仏器膳
灯籠 経机 玉香炉 過去帳 見台 常花 仏膳椀 仏器膳
マッチ消し 香合
マッチ消し 香合

臨済宗の伝統的で本格的に祀る際に必要な仏具

瓔珞 打敷 供物台 木魚 仏前座布団 数珠
瓔珞 卓 打敷 供物台 木魚 仏前座布団 数珠

臨済宗のお仏壇の選び方

臨済宗のお仏壇の種類としては、モダン仏壇(ミニ仏壇含む)や唐木仏壇のどの仏壇でも問題ありませんが、金仏壇はあまり使用されませんのでモダン・唐木タイプのお仏壇を選ぶようにしましょう。

お仏壇のデザインについて

宗派によってどういった造りがといった事は特にございません。
ご予算と、後は好みでお選びいただいて問題ございません。

お仏壇のサイズについて

お仏壇には、大きく分けて、上置き(棚などの上に置くタイプ)と下台付き(床に直接置くタイプ)の2種がございます。
お仏壇を置く部屋のサイズや間取りなどにあわせて、適したサイズのお仏壇をお選びいただいて全く問題ございません。

臨済宗ご本尊・脇侍(仏像・掛け軸)の選び方

ご本尊は、釈迦牟尼仏となります。 ただし、「衆生縁による」ので定まった本尊はたてていません。
臨済宗十四派と呼ばれるように、臨済宗にはそれぞれの宗派がありますが、各派とも釈迦牟尼仏を本尊として祀ります。
そのため、一般家庭でのお仏壇でもご本尊は基本的に、「釈迦如来」を祀る事になります。ただし、両脇の脇侍が様々になります。
ご本尊が「釈迦如来」、向かって右に「文殊菩薩」、左に:「普賢菩薩」を祀る場合などもあります。
また、妙心寺派の方向けとして、ご本尊が「釈迦如来」、向かって右が「無相大師」、左が「花園法皇」の掛け軸もご用意していますが、まずはお寺さんに相談いただくのが一番かと思われます。

ご本尊と脇侍のサイズの選び方

それぞれのお仏壇に、最適となるサイズを記載しておりますので、そちらを参考にお選び下さい。
一般的には上段から天井までの長さと掛け軸の長さで選びます。掛け軸の紐の部分等余裕をもったサイズでお選びください。

ご本尊様を仏像にし、脇侍を掛け軸にする際には、掛け軸がご本尊様よりも高くならないようにご注意ください。
ご本尊様よりも少し低くなるように掛け軸の高さを選ぶのが一般的です。

臨済宗の仏具の選び方

仏具の基本は三具足(花立・火立・香炉)になります。
続いて、五具足(花立・火立・香炉・仏器・茶湯器)になりますが、それぞれ三具足や五具足をセットにしたもの、三具足や五具足に線香差しやマッチ消しやおりんを付けた仏具を祀るのが基本的な形となります。
仏膳椀は、ご先祖の命日に位牌を本尊の前に祀って供えます。
このページの上にある「【臨済宗向け】仏具の並べ方」でも解説しておりますので、そちらもご確認ください。

仏具のサイズについて

それぞれのお仏壇に、最適なサイズを記載しておりますので、そちらを参考にお選び下さい。
一般的に、仏具のセットなどの場合は、花立の高さを基準にして表記されています。

おおよその目安として、上置きタイプのお仏壇なら、高さ65cm程まで、台付なら高さ130cm程までなら、花立の高さが7.5cm~12.0cmのものを選びます。

仏壇の高さが165cm以上ある大型のお仏壇の場合は、花立の高さが12~15cm程の仏具を選ぶのが良いとされています。

臨済宗のお位牌の選び方

塗位牌・唐木位牌ともにお選びいただけます。
宗派でどういった形や色のお位牌を用いるといった決まりは特にございませんので、ご予算とデザインの好みなどでお選びいただいて問題ございません。
複数のお位牌を1つにまとめる用に回出位牌を、2名分以上の3名や4名などの名入れをご希望の方向けに巾広位牌もご用意しております。

お位牌のサイズについて

位牌の標準サイズは4.0寸になり、総高さでだいたい20cm程になります。
この時の注意点として、掛け軸や仏像よりも大きくならないようにしなければなりません。

また、ご先祖様の位牌が既にある場合、ご先祖様のお位牌よりも小さくなるようにしましょう。
だいたいの目安としては、掛け軸の長さに対して、7~8割ほどのサイズの高さのお位牌がバランスが良いとされます

臨済宗におすすめの仏壇・仏具・位牌のご案内

臨済宗派向けの仏壇・位牌、仏具のおすすめを厳選して紹介しています。
特に当店でも人気のアイテムを紹介しています。

お仏壇

お位牌

本尊・脇侍(仏像・掛け軸)

臨済宗専用の仏具セット

各種仏具