ティモシー・エベレスト
Timothy Everest

Timothy Everest


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デザイナー“ティモシー・エベレスト”は1961年、ロンドンに生まれます。 彼は英国テーラー界において、革新的なテーラーの1人であり、現代的な感覚のスタイルと伝統的なテクニックとの融合を成功させた新しいタイプのテーラーであり、デザイナーです。 彼はサヴィル・ローで活躍し、伝説のテーラーとなったトミー・ナッターのもとで4年間修行し、仕立ての技術や新しい服作りの基礎を学びます。 彼のコレクションがクラシックでありながら、ロンドンらしい革新的なテイストを秘めているのはその影響がたぶんにあると思われます。 その後、フリーのスタイリストとしてマルコム・レビンのもと、マーチェン・ダイジングの重要性や、カスタマー・サービス、ビジネスマネジメントを体得します。 満を持して1991年、ニュービスポークの流れの中、ブランドを創設しました。 同時期に産声を上げたオズワルド・ボーテンやリチャード・ジェームスらとともにニュービスポークの旗手としてもてはやされました。 これらのブランドに共通していたのは、スリムなシェイプに鮮やかな色使いで、一部の若者から古臭いと思われていた英国のスーツ、ひいてはサヴィル・ローのイメージを変化させます。 アトリエでのビスポーク・テーラーという仕事に加え、スタンリー・キューブリックの映画やルイ・ヴィトンの広告の衣装を手掛けます。また、トラディショナルなブランド“ダックス”や全英最大の量販チェーン“マークス&スペンサー”のクリエイティブサイドにも携わり、才能を発揮しました。 カスタマーは多岐に渡っており、トム・クルーズやデビッド・ベッカム、ロビン・ウイリアムス、ミック・ジャガーなどの著名人や政治家などがいます。 特にトム・クルーズとは公私ともに親密で、彼の主演する映画においても衣装を提供しています。 ティモシー・エベレストの活動拠点はロンドンのイーストエンドに位置する町、スピタルフィールドに構えた18世紀ジョージア風のアトリエです。 そこは彼の創作活動ならびにビジネスワークの拠点となっています。十数人のテーラーもそこで仕事をしています。 ちなみに、地下はジョン・ロブでラストメーカーとして働いていたビスポーク靴職人、ジェイソン・アムスべリーのアトリエになっています。 ティモシー・エベレストのコレクションは、日本ではライセンスを受けた大賀社が生産しており、大手百貨店で購入できます。 ※ティモシー・エベレストは当店では取り扱っておりません。 |
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