ブランド事典

サントーニ
Santoni

レザースニーカーブームの火付け役 サントーニ


サントーニ(Santoni)は、1977年、マルケ地方のアンコーナ南東にあるチヴィタノーヴァマルケにて創業者兼オーナーであるアンドレア・サントーニにより創業されました。

サントーニは、ノルヴェジェーゼ製法をひろめたり、コバの張ったスクエアトゥを認知させたりと、日本には馴染みの深い靴ブランドです。
全体的に、流行を意識したモーダ寄りの靴作りがなされ、エルメスのレザースニーカーのファクトリーはサントーニが担当している話は有名です。
日本においてレザースニーカーが多くはかれるようになったのは、火付け役であるサントーニの功績と言っても過言ではありません。

また、サントーニは、革のセレクトからフィニッシュにいたる全ての工程において、オーナーであるアンドレア・サントーニ自身とその家族が携わるという典型的なイタリアの家族経営ブランドです。

靴作りは非常に精緻であり、20人以上の職人の手を経て完成に至ります。
靴職人の腕の見せ所であるアッパーとソールの縫い合わせは手作業で行われ、時にはこの作業だけで4時間以上を要することもあるといいます。
完成直前において、炉に入れられて一度柔らかくされた靴は、ハンマーで叩いて最終的なスタイルに整えられます。

そんなサントーニの靴作りへのこだわりと独自のデザインは、人々に一目でサントーニの靴であるとわからせる雰囲気をもっています。


※サントーニは当店では取り扱っておりません。


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