ブランド事典

プリングル
Pringle

200年の歴史を誇る名門ニットブランド プリングル
 
プリングルは名門ニットブランドとして多くの著名人に愛されてきました。
カシミア製品の納入実績により英国王室御用達の認定も受けています。

1815年、ロバート・プリングルは20歳の時にスコットランドのホーウィックに彼の最初の会社を設立し、工場を構えました。
彼は高級下着を製造し、ホーウィックの下着産業界で最初の経営者となりましたが、1920年、ロバート・プリングルとその息子は120人の従業員とともに新会社を創業し、最高級のカシミアとシルク製品の製造を開始しました。

その後はニットを外出着として提案したり、プリングルのトレードマークとなるアーガイル・チェックや、ツインセットを産み出ました。
ツインニットは映画女優のフィリス・カルバート、マーガレット・ロックウッドなど多くのセレブリティに愛用されました。
プリングルは皇室や貴族の間ではゴルフウェアとしても愛用されており、英国プロゴルファー協会のオフィシャル・セーターに指定されていました。
プリングルのロゴとして有名なスコットランドのランパント・ライオン(2本の後ろ足で立つ獅子)をトレードマークとして登録したのは1950年のことです。
プリングルはその後、徐々に古くさいイメージとライセンス供与による品質の低下を招きます。

ところが、2000年に香港企業の資本に変わり、スコットランド生まれの英国人女性キム・ウインザーがCEOに就任すると、彼女はプリングルの大胆なイメージチェンジに着手します。プリングルの伝統を残しつつ、マーケティング、デザイン、および商品ラインナップの刷新を図り、プリングルはニット製品のメーカーからトータルに製品を提供するアパレルメーカーになりました。

2002年にはロンドンのボンドストリートと東京の青山にフラッグショップを同時にオープンしました。
2003年からロンドンコレクションやミラノコレクションに参加しています。

プリングル/Pringle

※プリングルは当店では取り扱っておりません。

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