ブランド事典

マリネッラ
Marinella

イタリアを代表するタイ マリネッラ

マリネッラ(E.Marinella)は、1914年、ナポリのBARに集まる男たちが手先の器用であったBARの店主にさまざまな洋品を誂えさせたことがこのブランドの起源であり、後にマリネッラはイタリアを代表するタイのス・ミズーラ専門店となっていきます。
この初代店主のユージニオの頭文字「E」をとり、正式名称はE・マリネッラになります。
ス・ミズーラ専門店からはじまったマリネッラは、現オーナーであるマウリツィオ・マリネッラの代から顧客の需要に応えるためにはじめたレディーメイドタイを販売する今でも、馴染みの客に対してはアンティークの生地を持ち込んで自分だけの一本を誂えるという伝統を守っています。
また、常時用意されているネクタイ用素材は数千種に及び、とくに上品な小紋柄の人気が高くなっています。作りもきわめて丁寧で、特にプリントものは裏地を使わず表の服地を使って裏を仕立てるリッチな仕様となっています。
そんなこだわりが、ナポリ人がマリネッラのタイだけはすり切れても大事にするという逸話へとつながっているのかもしれません。

また、ナポリでサミットが行われた際、各国の首脳にマリネッラのタイが配られ、以来ナポリの店は世界的な観光名所になっています。


※マリネッラは当店では取り扱っておりません。


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