ブランド事典

マーロ
Malo

イタリアを代表するニットブランド マーロ

マーロ(malo)は、1973年、スコットランド製のニットが全盛であったこの時代に、インパクトあるイタリア製カシミアニット作りを目的としてフィレンツェ郊外に創業されました。最高クラスの原毛をつかった密度の高い高級ニットにおいて、マーロの名声はイギリスのバランタインと並び不動のものになっています。

マーロのニットは、素朴な味わいのあるスコットランド製ニットとは全く趣が異なり、ソフトな着心地、独特な色合いなどが特徴です。
この特徴は、以後続くイタリア製高級ニットブランドとも共通するものです。

マーロのニットの原材料となっているのが柔らかくて厚めの毛を作る内モンゴル高原の山羊です。
通常、一頭のカシミア山羊からの採取量は150〜250グラムですが、マーロのカシミアニットで使用される量は50〜100グラムほどで、例えば一つのカシミアニットの重さが350グラムとした場合、約4〜7頭のカシミア山羊が一枚のニットの為に使われている計算になります。
また、マーロの定番である33ゲージニットの作るための研究が日々行われており、細くて長くよれにくい、更に復元性の高くて伸縮に強いニットが出来上がっていきます。
最大の特徴である柔らかさに関してですが、ニットを製品段階で洗いこみ乾燥機にかけ毛羽立たせる起毛加工の技術がその極上の柔らかさを作り出しています。

これら緻密な技術と極上の着心地は、世界中の多くのセレブリティーを魅了して止みません。


※マーロは当店では取り扱っておりません。


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