ラヴェンハム
Lavenham

Lavenham


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1969年、ラヴェンハムはロンドン北東部サフォーク州の小さな村、“ラヴェンハム(ラヴェナム)”で設立されました。 ラヴェンハム創設者エリオットは当時、エリザベス女王に仕える女官でしたが、ある時キルティング加工した生地を使い女王の乗られる馬用の毛布(ホース・ブランケット)を作ることを思いつきました。 その当時、ホース・ブランケットはジュート麻で作られており保温性が悪く濡れやすいため、改善が望まれていました。 エリオットが発案したナイロン・キルティングのホース・ブランケットは1969年に発売され、瞬く間にラヴェンハムのホース・ブランケットが英国中に広まり、乗馬用具業界での地位を確立しました。 その後順調にそして急速に業績は伸びてゆき、数年で現在の工場があるロング・メルフォードに工場を移転することになりました。 ナイロン・キルティングのホースブランケットがあまりに軽く、丈夫で保湿性が高かったため、乗馬愛好家が着用するジャケットの要望が高まりました。 1972年、多くの乗馬愛好家の要望でナイロン・キルティング・ジャケットが発表され、愛馬とお揃いのジャケットを着たジョッパーが増えていきました。 その後は乗馬愛好家のライディング・ウェアを毎年発表し続けています。 ロング・メルフォード、ラヴェンハムともに英国の典型的な田園地帯にあり、文化財に指定された築400〜500年以上も経つこの地方特有の藁葺き屋根の民家が多く保存されています。 また、ロング・メルフォードは古い英国のむらの典型的な町並みをそのままに残しています。 このような小さな村の中央でいまだに生産を続けているラヴェンハムは英国でも大変ユニークな存在です。 村の中央とはいえ工場の裏にはすぐ牧場や畑が迫り、見渡す限り緩やかな起伏が連なる緑豊かな田園地帯です。 ラヴェンハムのポリシーは、シンプルながらも実用的であること。および耐久性が高い高品質な素材を厳選して使用し、一着一着ずつ丁寧に作り上げることです。 ラヴェンハムのジャケットは約10年間の使用に耐えられるよう、生地、スタッド(スナップ・ボタン)、ウェッビング(補強テープ)等を厳密に選び、生産されています。 ジャケットに使用される生地は、今ではナイロンだけでなく、ポリエステルのマイクロファイバー、ウール・ツイード、デニム、コットン、リネンなどバリエーションは豊富になっています。 |
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1969年 ナイロン・キルティングのホース・ブランケットが発売され、乗馬愛好家の支持を受ける。 1972年 乗馬愛好家の要望でナイロン・キルティング・ジャケットが発表され、 愛馬とお揃いのナイロン・キルティング・ジャケットを着たジョッパーが増える。 1975年 ジョッパー・パンツを発表。 1992年 日本での発売開始。 1994年 ツイード生地のキルティング・ジャケットを発表。グッチのウール・カセンティーノ生地も使用。 1995年 ナイロン定番の5色(ブラック、ネイビー、チョコレート、ワイン、グリーン)に加え15の新色を追加。 1996年 定番のダイヤモンド・キルトに加えバーティカル・キルト(縦キルト)とホリゾンタル・キルト(横キルト)を発表。 1997年 デザイナーズブランド、キャラクターブランドの別注開始。 1998年 キルティング・バッグ・コレクション発表。 ウールヘリンボーンのダッフルコートの生産を開始。 1999年 ナイロンの新色65色を発表。 ※ラヴェンハムは当店では取り扱っておりません。 |
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