ブランド事典

ジョン・ロブ
John Lobb

ノーザンプトンのジョン・ロブは、あのエルメスが資本提供している靴ブランドです。
エルメス同様、そのクオリティ管理は信じがたいほどに徹底しており、靴としての履き心地とモノとしての美しさを極めて高い次元で融合させています。
ともすれば退屈な靴作りに終始してしまいがちなノーザンプトンの老舗の中で最もファッションコンシャスな華のあるブランドです。

卓越したアイデアと技術とで既にその名を世に知らしめていた靴職人のジョン・ロブ氏が、1849年、ロンドンのSt.ジェームス・ストリートに創設。以降、世の紳士たちがこぞってビスポーク靴を注文し、その名は益々世に広まるようになりました。
ジョン・ロブ/John Lobb
St.ジェームス・ストリートのショップは現在もビスポークのショップとして存在しています。
1902年には二代目がパリに支店を開設。
そして1976年には、その技術の高さに惚れ込んだエルメスがパリ支店を職人共々エルメス本店内に迎え入れ、1981年にレディメイドもスタートしました。

ジョン・ロブは、革にこだわり、クオリティにこだわり、そして美しさにこだわります。
そこに一切の妥協はなく、工程の殆どを手仕事に頼ります。
徹底してクオリティ・コンシャスなその靴は、コンマmm単位のステッチにもこだわり、一切の妥協を許さずに作られています。
ノーザンプトンにある工場では約50人、平均年齢40歳のベテラン職人たちが、自らの目に具わった感覚と手に具わった技術とをフルに生かし、ジョン・ロブを作り上げていきます。

ジョン・ロブ/John Lobb

※ジョン・ロブは当店では取り扱っておりません。

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