鞄作りの工程を見学してきました。
鞄づくりはできても革を扱える職人さんは少数です。
街を歩いていて、合皮の鞄もよくみかけますが、素材が合皮・布地の鞄と革鞄では作る工程が全く違います。 革を扱うには沢山の工程があります。
革をすいたり、へりかえしたり、の工程は、熟練職人の微妙な力加減と感覚が必要です。
製作過程の一部をご紹介しますと、
すき機で革を一定の厚さにすきます。革に厚みがあると綺麗に折り返せません。
薄くするために0.9~1mmにすいている最中(写真 右)です。
先ほどすいた革をへりかえしています。(写真 左)簡単そうにみえますがとても細かい作業です。
高度な技術が必要です。
本来、革は動物からとられた物ですし人間の様にシミやアザもあります。
自然なアザと作業工程途中にできたキズは違います。pcケースに使用しているレザーはカウレザーで最高レベルのなめし技術でのタンニンなめしにより、キズ部分はさけ綺麗な部分のみ使用しております。
それほどの素材を、いかに失敗なくきれいに仕上げることができるかは職人技にかかっています。
無口だと伺っていた職人さんに話しかけてみました。この道38年「私なんかまだまだ」と謙虚にこたえてくださいました。 「ひとつひとつ丁寧に、細かくチェックし殆ど機械に頼りません。」
仕事に対するこだわりはありますか?の問いに
「自分たちの目で確かめ、一から十まで手作りにこだわっています。 見た目ではわからない内側や芯の部分など見えない部分までしっかりと。 お客様の手に渡ってからもずっと持っていただける様、大切に使ってもらえる様に
“どうしたら長持ちするか?”を考えながら作っています。使ってみてわかる“ごまかしのない仕事をしている。”」 と仕事に対する気持ちやこだわりをお伺いし、パソコンケース第1段!
これぞ MADE
IN JAPAN 丁寧、正確、たしかな品質です。 |