私は19歳の時、父の会社を継ぐこととなり、69歳の時、手放すことになりました。どちらも私の意に反する突然の出来事であり、その間多くの人にご迷惑もおかけしましたが、50年にわたる社長業の中で、やれることはやったという自負のような思いもあります。
今、76歳となり、人生の最後をいかに終えるのか、そんなことも考えるわけですが、病院のベッドでチューブに絡め取られた状態ではなく、元気な姿のまま寿命をまっとうしたいと思っています。
私の研究の一つに「いかに死の直前まで元気でいられるか?」があります。 それは「若返り」と一言で言ってもよいかもしれません。 現在も様々なことを考えておりますが、林原LSIのサプリメントも、その一助になればと思い、託したものです。
例えばガンという病気があります。ガン細胞は、人間の目に見えるまで大きくなるには、10年~20年かかるといわれます。したがって今、私たちが行なっている日々の生活は、健康面だけとってみても、10年~20年先に結果が出るということです。
全てのことにおいて、このような考え方が必要と思っています。 毎日の積み重ねが、その人の人生を決めていくのです。
亡くなる直前まで元気で健康で、ある日突然ポックリ逝くことを、俗に「ピンピンコロリ」といいますね。私の理想です(笑)。 生きているのか死んでいるのかわからない人生ではなく、最後の最後まで頭も体も元気に、私は私でいたいと思っております。それが私の考える「健康」です。
-スタッフより-
林原健氏は、2020年10月13日、御逝去されました。享年78。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
林原LSIの公式サイトでは、弊社代表浜田マキ子よりメッセージがございます。林原健氏が残したサプリメントは、これから多くの人々にご愛用頂けるものと願っております。
※がん細胞が体内に発生して医学的に発見できる大きさ(直径約0.5センチ=1グラム=がん細胞10億個)になるまで、5年から20年、平均約19年かかるといわれている。(参考:三石巌「医学常識はウソだらけ」, 吉田治「がん遺伝子治療はここまで進化した」)
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フェロー・研究者・企業家。
学校法人順正学園 名誉客員教授。株式会社林原健307取締役。
元株式会社林原 代表取締役社長。
昭和17年1月12日、岡山県生まれ。
株式会社林原では、トレハロース、インターフェロン、高純度マルトース、プルラン等、でんぷんを元にした新しい糖質を開発、世界シェアを席巻する。2011年、代表退任後は、独自のネットワークで研究・開発を続ける。2017年より林原LSIにおいて、自然の力を活用した数々のサプリメントを開発。 2020年10月13日逝去。