RESISTOL(レジストール)

RESISTOL(レジストール)とは

RESISTOL(レジストール)は、1920年代にアメリカテキサス州ダラスにて産声を上げた老舗のハットブランドです。創業当時から手掛けるウエスタンハットは、洗練されたデザインと高い品質で世界的名声を得ています。世界最大のハットブランドとして成長した今もなお、古き良きアメリカの象徴である本格的なウエスタンハット製造に力を注ぎ、全米のみならず各国の愛好家達を魅了し続けています。

目次


RESISTOL(レジストール)ブランド紹介

RESISTOL(レジストール)とは

RESISTOL(レジストール)の歴史

RESISTOL(レジストール)

世界を代表するウエスタンハット・ブランドの一つであるRESISTOL(レジストール)の歴史は、バイヤーとロルニックという二人の若者の出会いによって始まりました。

1920年代の初め頃、若き百万長者バイヤー(E.R.Byer)は、ミシガンにおける彼の事業を一段落させ、さらなる富と投資先を求めて南へと旅をしました。その旅の結果、彼が見つけた投資先は、これから小さな帽子店を開こうとしていた若く優秀な帽子製作者ハリー・ロルニック(Harry Rolnick)でした。バイヤーは、ロルニックの帽子の顧客の一人でした。

バイヤーはロルニックのプロ意識、ファッションに対する情熱、品質に対する献身的意識に感銘を受け、1927年テキサス州ダラスにバイヤー-ロルニックの会社を立ち上げました。この会社は、ウエスタンスタイルの男性用フェルトハットと、流行に応じた帽子アイテムを提供。どちらもRESISTOL(レジストール)という新しいブランド名で販売されました。なお、このRESISTOL(レジストール)(Resistol)という名称は「全天候対応(resist-all weather)」という意味からきています。

RESISTOL(レジストール)

初めのころ、テキサスとオクラホマでの販売には限りがありました。しかし、やがて自動調整バンド(自然に被っている人の頭部にフィットするバンド)や、RESISTOL(レジストール)オリジナルの名称で「子猫仕上げ」と呼ばれるフェルトの最終仕上げの革新的なイノベーションにより、全国的に知られることになりました。

1938年には、テキサス州ガーランドでより大きな施設を建設するまでに成長します。ここは、現在においてもRESISTOL(レジストール)が帽子を生産する拠点となっています。

バイヤー-ロルニックの躍進はとどまることを知らず、RESISTOL(レジストール)のブランド名は、ウエスタンハットの分野において最も有名になりました。そして品質管理や生産過程を向上させていく努力を続けるなかで、バイヤー-ロルニックは毛皮を切る工場とラフボディ(未加工のファーを帽子の状態にする)工場を買収しました。

RESISTOL(レジストール)

これらの買収によって、バイヤー-ロルニックは、200工程を超えるフェルトハット製作のすべてを、初めて一つの会社内で行えるようになりました。全工程を完結できるようになったことで、バイヤー-ロルニックは最大限の品質管理を行えるようになり、またそれにより、世界水準の高品質な帽子を提供できるようになりました。

RESISTOL(レジストール)の需要は増え続け、今や「あの小さな帽子工場」はHATCOの一部として、世界で一番大きな帽子メーカーとなりました。今でも、すべての工程を行い管理することによって、最高品質の商品を保証しています。

動画で見るRESISTOL(レジストール)


RESISTOL(レジストール)の帽子について

RESISTOL(レジストール)の帽子について

RESISTOL(レジストール)のフェルトハット

RESISTOL(レジストール)のフェルトハットは、1938年以来、テキサス州ガーランドの工場で作られています。上質なウール100%はもちろん、帽子の素材としてトップクラスに位置するビーバー100%のハットまで、様々な素材をカバーしています。

200を超えるフェルトハット製作の全工程を自社工場内で完結することで厳しい品質管理を可能とし、世界水準の高品質な帽子を提供しています。

RESISTOL(レジストール)のストローハット

RESISTOL(レジストール)のストローハットは、フェルトハット同様、テキサス州ガーランドの工場で作られています。

カウボーイ達にとって、帽子は男の主張を表現すると共に、大事な頭部を保護する重要な役割を担っています。RESISTOL(レジストール)のストローハットは、荒野の日差しを遮る大きなブリム、高い耐久性に快適な通気性と、カウボーイ達の使用に耐えうる実用性を誇っています。