MARONE(マローネ)

MARONE(マローネ)とは

イタリアの名門老舗ラマール社の紳士帽子ブランドMARONE(マローネ)は、高いデザイン性と卓越した技術をもって世界の帽子市場に君臨しています。1881年の創業以来、100年以上もの間研鑽を重ねた帽子作りの技術は、数あるイタリアン・ハット・メーカーの中でもトップクラスの実力を誇ります。伝統的な熟練の技が生み出すMARONE(マローネ)の帽子は、美しい縫製、秀逸なデザイン、上等な被り心地を併せ持ち、各国の帽子ファンから高い評価を得ています。

目次


MARONE(マローネ)ブランド紹介

MARONE(マローネ)とは

MARONE(マローネ)の歴史

MARONE(マローネ)

1881年創業、イタリアの名門老舗ラマール社の紳士帽子ブランドMARONE(マローネ)は、卓越した職人技術による伝統的な帽子作りを続けながら、イタリアらしい高いデザイン性を取り入れ、大人の男の遊び心をくすぐる傑作を次々と生み出しているトップ・ブランドです。

その実力は数あるイタリアン・ハット・メーカーの中でもトップクラスと言われており、中でもハンチングやキャスケットのように、立体的なシルエットを持つ帽子の美しさは随一です。

マローネは、イタリア南の小さな町ラウレンツアーナで、1700年初頭に設立されました。最初のころは、男性用のフェルトハットのみを生産していました。
1800年末、バリ町近くの小さな村ビテットに引っ越し、ここではいろいろな種類の帽子の生産を始めました。
現社長の祖先は、男性用女性用両方のフェルトと織物の帽子の生産を始めました。1900年代始め、現社長の祖母が、パリで男性もののフェルトハットの最高生産者として金メダルを受賞しました。
1956年にフォッジアに80m四方のエリアを構えました。長い間、研究に投資した結果、今ではフェルト帽子、織物帽子、麦わら帽子などすべてのタイプの帽子を生産するようになりました。

現在はフィレンチェ近くのシーニャにショウルームを出し、ほとんどの欧州と、日本、韓国、香港、米国等に輸出しており、1.5キロ四方にまで会社は拡大、30人の従業員で運営しています。

上質な素材に堅牢な縫製と、品質の良さに徹底したこだわりを持ち、百年を超える老舗の伝統的技術を惜しみなく用いた帽子は、見事の一言。大人の男性が持つ色気をグンと引き立ててくれることでしょう。

婦人用帽子ではAnna Rizzo(アンナ リッゾ)というブランドを展開しており、こちらも各国で高い評価を獲得しています。

クラシコ・イタリア――MARONE(マローネ)に見るイタリア流ファッション

MARONE(マローネ)

イタリアの男性と言えば、お洒落な伊達男というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。靴やスーツにこだわりを持ち、大胆な色柄の小物も恐れず取り入れる彼らのスタイルは、世界最先端の流行として日本でも高い人気と憧れを集めています。

一方で、その華やかな印象ゆえ派手で奇抜なファッションを思い浮かべ、イタリア流ファッションは敷居が高いと感じる方がいらっしゃるのも事実。陽気な地中海の色彩感覚を取り入れた鮮やかな彩りに腰が引ける、との意見も少なくありません。


そんな意に反し、実のところイタリアファッションの根底には、「上質さ・オーソドックスさ」を大切にする普遍性への美意識が流れています。

伝統を受け継いだクラシックで上質なスタイルに、適度な遊び心と実用性を併せ持った「クラシコ・イタリア」と呼ばれるファッションが、イタリア流伊達男の真骨頂。
クラシコ・イタリアは、守るべきルールは守ったトラディショナルな装いの中に、さらりと自分らしさを組み合わせた、上質でシンプルな着こなしが特徴です。
シンプルだからこそ大人の男の色気が香り立ち、そこに組み合わせた自分なりのアイテムが個性的に引き立つのです。

MARONE(マローネ)

クラシコ・イタリアの基礎を築くのが上質なジャケットやスーツですが、特に目を引くのが、巧みな小物使いです。流行り廃りに左右されない上質な定番品に、ハッとするような色やデザインのアイテムを合わせて、正統派ファッションをたちまち自分流に変えてしまうテクニック――この小物使いこそがセンスの見せ所、クラシコ・イタリアの流儀を端的に表しているのではないでしょうか。

MARONE(マローネ)の帽子は、シンプルな装いにアクセントを加え、クラシコ・イタリアを完成へと導くに相応しい、上質なファッションアイテムです。

イタリア人は特に上質さへこだわりを持ち、品質の良さがお洒落さに直結するとの考え方も存在するほど。1881年の創業時から百年以上もの間、その伝統的技術とクラフトマンシップを脈々と受け継いだMARONE(マローネ)の職人達――彼らが丹精を込めて創り出す帽子は、クラシコ・イタリアに欠かせない「上質な仕立て」という条件を存分に満たす一級品です。

MARONE(マローネ)

「オーソドックス」もお手の物、流行り廃りに左右されない帽子は、MARONE(マローネ)にとって最も得意とするところです。長い歴史に培われた熟練の技が、時代を経ても変わることのない定番の帽子を造り上げるのです。定番とはすなわち、一種の完成された形。王道として昇華された理想の形は普遍の魅力を持ち、オーソドックスだからこそいつまでも飽きることがありません。

イタリアは世界遺産が多い国としても知られていますが、文化を重んじ今に伝える姿勢は、MARONE(マローネ)の中にも息づいています。この姿勢がMARONE(マローネ)の帽子制作にも表れ出で、永久普遍の定番帽子を生み出すに至っているのではないでしょうか。

MARONE(マローネ)

一方でMARONE(マローネ)は、イタリア芸術や美しい景観に触発され、そのデザインや色彩を写し取ったかのような帽子も次々と発表し、ハッとするようなモダンさで人々を魅力し続けています。留まる事なく新たな意匠に挑み続けるMARONE(マローネ)のスタイルは、自由な表現と新たな文化を求めて興ったルネサンスの如し。実にイタリアらしい芸術感覚と言えましょう。

高度な技術と新鮮な芸術性をもって、自由自在にあらゆる帽子を生み出す様子は、さながら帽子のミラノ・コレクション。その幅広さに、MARONE(マローネ)が持つ懐の深さが窺えます。

定番スタイルにスパイスとしてモダンな帽子を合わせ、遊び心を発揮するも良し。あえて着崩したファッションにトラディショナルな帽子を合わせ、上級者の装いを楽しんでも良し。その可能性は無限大であり、さり気ない個性の演出に事欠きません。
自由な感性を持って、MARONE(マローネ)の帽子であなただけのクラシコ・イタリアをお楽しみください。

ハイクオリティなMARONE(マローネ)のイタリアン・ハンチング

MARONE(マローネ)

創立1881年以来、最高級のイタリアン・ハットを生産し続けるトップ・ブランドMARONE(マローネ)。

MARONE(マローネ)の帽子は、百年を超える歴史に培われた伝統的な帽子作りに、イタリアらしい高いデザイン性を取り入れた、大人の男の遊び心をくすぐる傑作です。上質な素材に堅牢な縫製と、品質の良さに徹底したこだわりを持ち、イタリア流ファッション「クラシコ・イタリア」に相応しいハイクオリティな帽子を作り続けています。

数あるイタリアン・ハット・メーカーの中でもトップクラスの実力を誇り、多彩な帽子を生み出しているMARONE(マローネ)ですが、中でもハンチングやキャスケットのように、立体的なシルエットを持つ帽子の美しさには定評があります。

当店では、イタリアから厳選して直輸入したMARONE(マローネ)の帽子を皆様にご紹介しています。匠の手によって愛情と技術を込めて作られたMARONE(マローネ)の帽子を、ぜひご自身の目でお確かめください。


MARONE(マローネ)の帽子について

MARONE(マローネ)の帽子について

MARONE(マローネ)の帽子は、百年を超える歴史に培われた伝統的な帽子作りに、イタリアらしい高いデザイン性を取り入れた、大人の男の遊び心をくすぐる傑作です。上質な素材に堅牢な縫製と、品質の良さに徹底したこだわりを持ち、イタリア流ファッション「クラシコ・イタリア」に相応しいハイクオリティな帽子を作り続けています。

MARONE(マローネ)の帽子の特徴

MARONE(マローネ)

MARONE(マローネ)は数あるイタリアン・ハット・メーカーの中でもトップクラスの実力を誇り、多彩な帽子を生み出していますが、中でもハンチングやキャスケットのように、立体的なシルエットを持つ帽子の美しさは随一です。

丈夫な縫製、絶妙なフィット感という帽子の基本的要素をしっかりと押さえた作りは、さすが名門の一言。基本だからこそ手を抜かず、百年を超える老舗の伝統的技術を惜しみなく用いて、長年の愛用に耐えうる帽子を生み出します。

更には、様々な色や素材の生地を抜群のセンスで組み合わせるイタリアらしいデザイン性も、人気の秘訣。伝統的な帽子作りに遊び心を取り入れながら、豊かな表現力を持つ帽子を制作しています。

上質な生地、美しい縫製、秀逸なデザイン、快適な被り心地を併せ持つMARONE(マローネ)の帽子は、各国の帽子ファンから高い評価を得ています。

マローネの帽子の種類

MARONE(マローネ)の帽子は、仕立ての良さが引き立つシンプルなものから、色柄や異素材を大胆に組み合わせたものまで、多岐に渡ります。ここでは、当店で取り扱っているMARONE(マローネ)のハンチング・キャスケットについてご紹介いたします。

ハンチング
ハンチング

ハンチング帽の起源は19世紀半ばのイギリスに遡ります。富裕層の間で動きづらいシルクハットが主流であった時代、乗馬や狩猟に向けたアウトドア用の帽子として生み出されたのが、ハンチング帽でした。

上流階級に端を発するものの、頭の形にフィットし動いてもずれにくく行動的なハンチング帽は、実用性の高さから庶民の間にも広がってゆき、やがて庶民のシンボルとして親しまれるまでに普及してゆきます。日本では明治時代、商人が被る帽子として普及しており、やがてドラマの影響を受け、刑事や探偵が被る帽子というイメージも持たれるようになります。

カジュアルで気軽に被る事のできるハンチングは、アクティブな印象の中に上品さや落ち着きも併せ持ち、世代を問わず人気の高い帽子です。

MARONE(マローネ)のハンチングは、素材や仕立ての上質さと独創的なデザインにこだわりを持ち、イタリアらしいエスプリを感じさせるハイセンスな逸品です。確かな技術に裏打ちされたハイクオリティなハンチングは、大人の男性が持つ色気をグンと引き立ててくれることでしょう。

キャスケット
キャスケット

キャスケットはハンチング帽の一種であり、厳密な定義はありませんが、トップが中央から放射状に伸びる2〜8枚の生地で構成されており、前にブリム(つば)があるものが主にキャスケットへと分類されています。

ニュースボーイ・キャップの別名を持つように、かつて新聞配達の少年達が被っていた帽子として映画等でお馴染みですが、少年に限らず労働者階級の男性たちも好んで被っていたと言われています。

ハンチングよりも丸みがあるふっくらしたシルエット、レトロな雰囲気が特徴で、若々しい印象を与えてくれます。

MARONE(マローネ)のキャスケットは、帽子が持つクラシカルな雰囲気の中にイタリアならではの遊び心を散りばめた、絶妙なバランス感覚が魅力的。さっと被るだけでファッションにスパイスを効かせ、さり気ない個性の演出に事欠きません。自由な感性を持って、イタリア流コーディネートをお楽しみください。