尿モレのタイプ別症状

尿モレのタイプ別症状 尿モレには様々なタイプがありますが、主に以下のように分けられます。
ご本人の症状に合わせてタイプを把握し、正確な対処法や治療法を行うことが、尿モレ予防の第一歩につながります。

尿モレのタイプと症状

タイプ 症状 原因
切迫性尿失禁 トイレに行きたいと思うと我慢できないでモレてしまう。トイレの回数が増え、モレやすい。 膀胱が小さい、勝手に膀胱が収縮するなどが原因。膀胱炎、血管障害、パーキンソン病などに多い。
腹圧性尿失禁 咳やくしゃみ、大笑い、立ち上がったり、走ったりと、お腹に力が入ったときに少量のモレ。出産後、更年期を契機に女性に多い。 骨盤底筋が緩んだためにおこる。出産や更年期の女性ホルモン低下、老化で緩むことが多い。
溢流性尿失禁 おしっこが出にくい。トイレから出てきた後に尿がじわじわと溢れてモレてしまう。ひどい頻尿ととらえることが多い。 前立腺肥大による尿道閉塞や、糖尿病による神経障害、脊髄損傷、骨盤内の手術等でおこる。
機能性尿失禁 トイレまで行くのに時間がかかるのでモレてしまったり、トイレがわからず、その間にモレてしまう。 日常の生活動作の低下や痴呆症状で。


その他、尿モレの伴う【頻尿】があります。
頻尿 回数が多い。
昼間8回、夜間3回以上が頻尿の目安です。

切迫性尿失禁や溢流性尿失禁、多飲多尿、心因性など。

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