ひとりで抱え込まないで

ひとりで抱え込まないで ちょっと役立つ情報!

介護は毎日のこと、一人で抱えてしまうと疲れてしまいます。長続きのコツは?

サービスを上手く利用してみてはどうでしょう

イラストデイサービス介護保険サービスを上手く利用した事例として、bさんは3年前から痴呆症状がありますが、デイサービスを利用、社会とのコミュニケーションを取ることで、娘さんが恐れていた痴呆の進行も思ったより緩やかで、最初はデイサービスに気の進まなかったbさんが楽しみにするようになったことが何よりも嬉しいということでした。ところが半年ほど前、bさんは脳梗塞で倒れてしまいました。身体の障害は軽くて済んだのに痴呆が進んでしまい、今までと違って、娘さんは食事や排泄のたびにbさんに付き添うようになりました。心身に疲れを覚えた娘さんは、ついつい愚痴をこぼすようなことに。そこで、デイサービスを週に2回に。そのほかに週2回ヘルパーさんに来てもらうことにしたのです。
介護する方自身の自由な時間も大切です。娘さんは心身の疲れも改善して、趣味にも参加できる時間もでき、bさんとの関係も改善できて笑顔が出るようになりました。

福祉用具、用品を上手く使えば「らくらく介護」

イラストふたりでパンフレットベッドから乗り移ることのできる方は、夜間にポータブルトイレを使用したり、手が使える方であれば尿器を使用することも考えてみるとよいでしょう。オムツもたくさんの種類やサイズがあり、見た目は同じタイプのものでも、自分で扱いやすい物と扱いにくい物があります。夜間・長時間用の商品もありますし、トイレの自立や介護される人と介護する人の両方ともが夜の睡眠が取れるようになったということもあります。

介護保険での 
・特定福祉用具購入(購入費の1割負担)…腰掛便座、入浴補助具、簡易浴槽、特殊尿器、移動用リフトのつり具部分 
・住宅改修費支給(原則20万円まで)…手すりの取付け、段差の解消、滑り防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更、引き戸等への扉の取替え、洋式便器への便器の取り替え 
※利用する前に必ず市町村にご相談ください。 

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