料理の幅が広がる！
ハンドブレンダーのマルチクイック９ [BRAUN/ブラウン]

2018.02.26

大場 里江

• SHARE

主宰しているお料理教室でミキサーやフードプロセッサーを使用すると、時々こんな質問が。
「ミキサーかフードプロセッサーを購入しようと思っているのですが、どちらが良いですか？」
お料理のレパートリーが増えて、料理をする事が楽しくなってくると、どちらも気になってくるキッチン家電ですよね。
でも、無くても困らなさそうだし、実際に購入しても活用できなかったらもったいないかな・・・と思うと、実は中々手が出にくい道具かもしれません。
失敗しない道具選びをするには、自分にとってどれが必要なのかを把握して、第一にそれぞれの特性を知ることです。

■ミキサーとフードプロセッサーの違い

以前のコラムでも触れているのですが、大切な事なので、こちらでも再び。

◎ミキサーとは

ミキサーはジュースやポタージュ等の様に、液体と固形物を混ぜるのに使います。
攪拌機（ブレンダ―）とも呼ばれ、縦に長い形状で、下部に小型の刃がついています。
固形物だけを粉砕するにはうまく刃が当たらず、向いていません。

◎フードプロセッサーとは

フードプロセッサーは、食材をみじん切りにしたり、肉だね等をこねたり、魚をすり身にしたり、食材の下ごしらえに使われ、固形物のみでの粉砕が可能。
ジュースを作ったりすることもできますが、ミキサーに比べて仕上がりは荒く、滑らかな口当たりにはなりにくいです。

便利なキッチン家電を購入しても、使わずにしまってしまってはもったいない。
使いこなせば、料理の楽しみが増えて、今まで作らなかったレシピに挑戦したくなったり、時間を短縮出来たり、キッチンライフをより豊かにしてくれる優れもの。
違いを比べても、どちらか決めかねる方は、ハンドブレンダーをおすすめします。

■ハンドブレンダーのメリット

ハンドブレンダーとは、手で持って使用するハンディタイプのミキサーのこと。
その魅力は何といっても、多機能な点です。
「混ぜる」「潰す」「刻む」「泡立てる」等、ミキサーとフードプロセッサーの両方の機能を併せ持っています。
ミキサーやフードプロセッサーは、使用する際に場所を取りますが、ハンドブレンダーは鍋に直接入れて撹拌できますし、ミキサーのように冷ましてから撹拌する必要もありません。
お手入れも、ミキサーやフードプロセッサーは、ミキサーボトルやパッキン、刃や蓋を分解して洗浄し、その後に水分をしっかりと乾かす必要がありますが、ハンドブレンダーはブレンダーシャフトをささっと洗うだけでOK、置き場所も取らないので便利です。

■人気の家電ブランド「BRAUN/ブラウン」

今回紹介するのは、Braun/ブラウンのハンドブレンダー。
ブラウンはドイツの高級家電ブランド。
ブラウン製品と言えば、高い信頼性と耐久性を備え、環境にやさしいことでも知られるメーカーで、先駆的なインダストリアルデザインの美しさと技術、機能性の素晴らしさから、世界中にファンがいることは言うまでもありません。
隙の無い優れたデザインと実用性を兼ねた製品を長年作り続けているブラウンのハンドブレンダーは、世界中のキッチンで５０年以上にわたって愛される、ロングセラー商品です。

■ブラウンのハンドブレンダー「マルチクイック９」を詳しくチェック！

こちらが「ブラウン MQ9075X マルチクイック９ ハンドブレンダ―」。
中はこんな感じ。



本体、泡だて器、専用計量カップ、フードプロセッサーとフードプロセッサー用こねベラ、カッター、せん切りツール（太めと細め）、スライサー等が入っています。
デザインもブラックとシルバーが際立ち、艶があってかっこいい。
持っているだけで、料理上手になれるような洗練されたデザインです。

いろいろなメーカーが作っているハンドブレンダ―。
ブラウン マルチクイック９の魅力を見てみましょう。

◎１. 世界初！アクティブブレードテクノロジー搭載

シャフトが上下に伸縮することで、固い食材もあっという間に撹拌します。
固いアボカドの種も砕ける程のハイパワー。
食材をより細かく、均一に撹拌し、これまでよりも一層滑らかな仕上がりが可能となりました。

◎２. 飛び散らない！安心設計

ブラウンすべてのハンドブレンダ―には、特許取得済みのベル型シャフトを搭載。
これにより食材が飛び散らず、キッチンや洋服を汚す心配がありません。
撹拌する量が少ないと、割と周りに飛び散ってしまうんですよね。
便利な道具も、周りに飛び散っては困りますが、こちらは安心です。

◎３. 食材を巻き込み、均一な仕上がり

独自のベル型シャフトに新たに「ミルブレード」を搭載。
撹拌範囲を拡大したことで、しっかり食材を巻き込みながら、刃の中心に溜まりがちな食材も逃さず撹拌することができます。
これによって、更に均一で滑らかな仕上がりができるようになっています。

◎４. 業界初スマートスピードテクノロジー搭載

握る力を変えるだけでスピード調整が自由自在に操れます。
好みの仕上がりに合わせて、手の感覚でスピードコントロール。
きめ細やかな調整で、簡単に自分好みの仕上がりになります。

ざっとこんな感じ。
これらだけでも、かなり魅力的ですね。

そして、フードプロセッサーもついていますから、スライスやせん切り、生地をこねたりすることもできます。
それに、せん切りツールを使うと、太めと細めの選択が自由自在。
全体を素早く均一にカットできます。

カッターを使えば、どんな野菜も手早くみじん切りに。
肉をそのまま入れたら簡単にミンチになりますから、自家製ミンチもＯＫ。
自分の好みのハンバーグになりますし、下ごしらえがあっという間にできます。

さらに、泡だて器もついていますから、ホイップクリームや卵の泡立ても手早く出来ますね。
ハンドミキサーの役割も担ってくれるので、ミキサーやフードプロセッサーの機能だけではなく、１台でマルチな働きをしてくれるキッチン家電です。
何だか、お得感満載で、ハンドブレンダ―の枠を超えたマルチキッチン家電と言えますね。

■ハンドブレンダ−で、簡単きのこペースト作り！

実際に使ってみましょう。
今回はニンニクとベーコン、マッシュルームや舞茸やしめじを玉葱とバターソテーしたものを撹拌します。
ペーストにしておくと、温めた牛乳と合わせれば、簡単にきのこのポタージュになりますし、パスタと絡めても良し、トーストに塗っても美味しいので便利なのです。

まずは、コンセントを差して。
すぐはスイッチロック機能がはたらいていて、ロック中を表す赤い点滅になります。
スイッチ解除ボタンを押すと、ロックが解除され、緑のランプが点灯します。

そこからスマートスピードスイッチを押してスタート。
５秒以内にスタートしなければ、再びロックがかかりますので、お子さんがいても安心して使えそうです。



何だか重そうな感じに見えますが、実際使ってみると、グリップが握りやすくて持ちやすい。
滑りにくく、安定感があるので、扱いやすいです。


グリップの部分のスマートスピードスイッチで好みの速さに調節できるので、微調節がしやすくていいですね。
今回は出来るだけ滑らかにしたかったので、高速回転。
あっという間にペースト状になりました。



手元のスイッチで思いのままに調節できるので、仕上がりが自分の思い通りに。
本当に簡単にペーストになるので、使っていても面白く、もっとハンドブレンダーを活用したい気分になりました。
色々細かくしたくなります！


手早く滑らかになりますから、離乳食作りもお手のもの。
ボタンを押すだけでＯＫの便利さで、慌ただしい毎日の中での時短にもなりますし、劇的に楽。
金属製ですから、におい移りもなく、野菜の色移りもないですし、熱湯消毒もできるので、衛生的に使えて安心です。
離乳食以外にも、もちろんシニア食作りにもおすすめですね。

■使用後のお手入れ

使用後は、刃に直接触れて洗浄するのは少し心配ですよね。
こちらのお手入れ方法なら簡単で安心ですよ。

１．専用計量カップに、台所用中性洗剤とぬるま湯を入れます。
２．ブレンダーシャフトを入れて、スイッチオン。
３．ぬるま湯が汚れてきたらストップ。

簡単ですね。
後はしっかり乾かせばＯＫ。
ブレンダーシャフト以外は、スポンジと台所用中性洗剤で洗浄できますし、カッター、チョッパー、スライサー、せん切りツール以外は食洗機で洗えます。

■ハンドブレンダーがもたらす暮らし

料理の幅を広げてくれる頼もしい存在のハンドブレンダ―。
忙しく毎日を過ごす中でも、料理を楽しみたいと思う料理好きの心強いパートナーになり得るキッチン家電です。
ミキサーとフードプロセッサーで迷ったら、是非選択肢の中にハンドブレンダ―を入れることをお勧めします！
またしても、私の欲しいものリストにブラウンのハンドブレンダ―が追加されました・・・。
考えます。