バラの購入がはじめての方 憧れの「ディズニーランドローズ」ちょっと気難しいバラ
苗木部 (花ひろばオンライン) はじめてのバラ栽培 基本編


  ◆ 1.同じ種類でも樹形や表情に違いが出ます
  ◆ 2.基本はよく観察すること
  ◆ 3.同じ株でも花色が変化します
  ◆ 4.香りについて
  ◆ 5.樹高について
  ◆ 6.日照は1日3時間程度でも大丈夫
  ◆ 7.バラがその真価を発揮しだすのは植えてから2年
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同じ種類でも樹形や表情に違いが出ます

工業製品は同じモデルであれば機能・性能はほとんど均一です。しかしバラは生き物です。バラを植えたら機械的に育ち、花がたくさん咲くわけでは決してありません(>_<)生き物である植物は、同じ品種、同じ畑で育てられたものでも姿や性質など共通する要素はありますが――
気候や栽培環境、場所(日当たり、風通し)や植え方、仕立て方、管理方法(水遣り、肥料、消毒)などで、花色や花の大きさ、花数、樹高、性格などに大きく違いが出てきます。限られた条件の中で、仕立て方を工夫し、面倒を見て、いかに美しい花をたくさん咲かせるか、
それがバラを育てる楽しみなのです♪
美しい花を咲かせるかどうかは環境次第、しいては育てている人間次第です。
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基本はよく観察すること

バラも人も新しい環境になじむまでの最初の2〜3ヶ月が一番デリケート。ですが、やがて根が伸び、新芽が吹き、葉が茂ってくるとしめたものです。
育て方の基本は「よく観察すること」。子育てと一緒ですね。毎日観察することで病害虫などの早期発見、早期治療ができ、植物を枯らしてしまう危険が大幅に少なくなります。剪定は年に1〜2回だけでOK。バラが苦手な梅雨の高温多湿の時期は注意して上げてください。
ちなみにバラ栽培農家では週1回消毒します。冬の12月に剪定・寒肥・誘引を済ませれば、5月に花が咲くまで病気の予防作業および施肥と水やり以外は何もする必要はありません。
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同じ株でも花色が変化します

バラの多くは、蕾から満開にいたるまでの過程で花色が変化します。さらに、南向き・東向き・西向きなど置き場所、朝・昼・夕方と時間、晴天・曇天などの天候、季節の移ろいなど様々な要素が複雑に絡み合っているのです。写真はセラフィム
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バラの香りについて

■ ダマスク
代表的なバラの香り。甘く華やかな香り
■ スパイシー
クローブに似た香り。スパイシーな香りに中に甘さがある
■ ティー
上品な紅茶のような香り
■ フルーツ
桃やリンゴを彷彿させる甘く爽やかな香り
■ ブルー
ダマスクとティーをミックスしたようなシャープな香り
■ ミルラ
八角に似たほろ苦く甘い香り
バラの香りはキンモクセイや沈丁花などに比べると、それほど強くはありません。「強香」といってもバラのグループ同士の比較であって花に鼻を寄せて認識するくらい。しかし香りの優雅さは比類がなく、古代から現在まで最高級の香水にはバラの香りが欠かせないほどです。 興味のある方は、自分の育てたバラでポプリなどを作ってみるのもよいかもしれません♪
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バラの樹高について

バラの樹高は、鉢植えか地植えか、水遣りの量や回数、仕立て方や剪定方法によって同じ品種でも大きく変わります。逆にそれらの条件によって樹高はコントロールすることも可能です。
「つる性」や「木立ち性」などのバラの性質や苗木の年数、植え付け方法によっても樹高は変化します。
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日当たりについて

バラは基本的に日光が大好きですが、だいたいどのバラも1日3時間程度の日照で良く咲きます。どちらかといえば、小輪の「白」か「クリーム系」の花は、日陰に強いように思われます。品種によっては耐陰性がないものもありますのでご購入時には品種ごとの性質をご確認ください。
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バラの真価は植えてから2年

花もあまり咲かない1年目。
人に見せたくなるほどの素晴らしさになる2年目(´ω`*)
「バラを植えて本当に良かった」という気持ちになる3年目+。:.゚ヽ(*´∀`) ノ゚.:。+゚ 「 ローズうらら」花付きがよく、人目を惹く鮮明なショッキングピンクの花。

素敵なお庭になりますように+。:.゚ヽ(*´∀`) ノ゚.:。+゚
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