ゴムを使った、簡単な夜会巻きをマスターしよう!

(ゴムを使えば、髪がぎりぎりまとめられる長さの方でも比較的キレイに夜会巻きを完成させられます)

★かんざしやU字ピンで仕上げる夜会まきは難しい、不安定と敬遠しがち。
安定感が足りない、という時にはゴムの力を借りてしまいましょう。

基本ポイントは、かんざし・U字ピンの足で髪をすくってから挿し込むこと。ゴムの力を借りる場合は、ゴムと髪を一緒にすくってから縦に差し込みます。


2本足の小さなU字ピンから、一本足の大きめかんざしまでいろいろあり、またお使いになる方それぞれ個人差もあるので、差し込む角度は個々微妙に異なるかと思います。また、ゴムを使わずにアップするほうがいい、という方もいます。
11時-5時もしくは12時-6時くらいの縦方向が最も安定するかと思いますが、何度か試してベストのアップ方法を見つけて下さいね★さらに少し角度を変えて2本目を挿しても。

オニピン(市販の細いワイヤーU字ピン)で襟足や後れ毛などの補強をするなど、脇役もうまく使って下さいね★

    
髪を耳の後ろで一つに結んだ後、ゴムをそのまま後ろに10〜15cm程度ひっぱります。 (ほどくのを途中でストップ、という感じ。) そのまま時計回りにぐるぐるとねじり上げ、ゴムが見えなく なるまでねじりきってしまいます。 ここまでで、原型の夜会巻きのカタチが出来ているかと思います。毛先を外に出したままならカジュアルな雰囲気ですが、ここではキチンと中に丸め込んでみます。まず、毛先を前に倒します。前に倒した毛先を手繰り寄せるように中に折り込みます。ねじりあげた髪の中に、芯をつくるような感覚で折り込むとキレイに収まってくれるでしょう。 頭頂部などが膨らむ人や、襟足が浮いた人などは、ここで一緒に中に入れるように整えます。
    
かんざし(U字ピン)を裏側にもちます。髪とゴムを一緒にすくった後、ひっくり返し、ぐっと奥に差し込んで完成!(かんざしの足が長い場合は、ゴムをすくうと奥まで挿しこみにくくなる場合があります。その場合は、ゴムの近くの髪をすくって下さい。)上記画像では11時-5時の方向で作っています。毛先を出したままだと、カジュアルな雰囲気に(一番右の画像)


足の長くないU字ピンを何本か挿したアレンジ例。

このような場合は、それぞれ挿し込む角度が変わってきます。右記画像の場合、
一本めはゴム付近で縦に挿しこみ、下りていくにしたがって角度が変わってきます。

小さめU字ピンなら、色を散らしつつ、補強もできますね。

(大きめのU字ピン・かんざしなら、市販の細いワイヤーU字ピンで同じように補強して下さい)

★ゴムをつかう際のポイント★
ねじり上げる時にたるみが出ないようにするとコームを挿す前にあちこち手で修正する必要も少なく、キレイに仕上がります。
ゴムを最初にしばる位置や、どのくらい、どの方向に引っ張るかにかかってきます。

店長自身は「やや右耳に近い位置」、「耳の下あたりの高さ」でしばるようにし、真後ろかやや上に向かってひっぱっています。下に向かってひっぱると、後で頭頂部にたるみが出てしまいます。

ゴムをひっぱるのが短か過ぎると、いくらねじってもゴムが見えたままになってしまったり、ものすごく固くねじるはめになったりします。この場合は最初にもう少し長めにひっぱっておくようにして下さい。髪の長さや量の個人差があると思いますので、何度かチャレンジしてベストな位置をつかんで下さいね(^-^)/