腕時計のお取り扱いについて

時計が届いたら

✓ 不具合の確認 
不具合がないかどうかご確認をお願いいたします。
輸送時の事故等により、ごく稀に、針取れ、ローター取れ、 ネジ落ちなどが起こる可能性がございます。
もし問題があった場合、到着時の荷姿と、 不具合個所の画像を取って、 当店までお送りくださるようお願い申し上げます。
輸送事故として、配送業者との調整をいたします。

✓ 同梱品の確認 
納品書、時計本体、保証カード、延長保証用紙が そろっているかどうか、ご確認をお願いいたします。
特に、保証カード、延長保証用紙は、 保証を受ける際に、必ず必要となります。

ゼンマイ巻き上げ

自動巻きの腕時計は、リューズによる手巻き操作が可能になっています。 到着してすぐは、リューズを使って20〜30回程度の手巻きをお願いいたします。

日差について

メーカー合格値は、日差90秒以内でございます。 当店出荷時には、日差60秒以内に調整してから 出荷をしております。 使い始めのうちは、日差が、 60秒を超える場合があるかも知れませんが、 お使いのうちに安定してまいります。

時刻調整について

動作の安定と、問題がある際の早期発見のため、 毎日1回、決まった時間に時刻調整を行うことを お勧めいたします。

カレンダー調整について

カレンダー機能が搭載されている機械式時計は、繊細な構造となっているため、 調整・操作を行う場合は、十分にご注意くださるようお願い致します。

また、何度も続けてボタンを押したり、 ボタンの押しが甘く完全に日付が変わっていない状態で 操作を行われると、故障の原因となります。
合わせて、急なボタン操作もお控えくださるようお願い致します。

◎ 調整してはいけない時刻

カレンダーを調整するときは、時計の時刻が、 午後9時〜午前3時の間になっていないようにしてください。
この時間帯は、カレンダーが切り替わるタイミングのため、 無理にそうさを行うと、歯車に大きな負担をかけ、 滑脱等の深刻な不具合が出てしまう場合が御座います。

◎ 調整する時刻

理想的な時刻は、8時20分、4時40分頃となります。
ご留意のほどお願いいたします。

リューズについて

リューズは、上下に均等な力をかけて引き出すように お願いいたします。上側一方に指を引っ掛けるなどの 操作により芯折れ等、深刻な故障となる場合がございます。 リューズ操作をするときは、一旦腕から取り外して 行われることをお勧めいたします。

一般的な高操作性竜頭の操作方法については、下記の図をご確認ください。

リューズガードについて

リューズガードのレバー節度感が甘くなってきたと 感じる際は、リューズカバーの側面にある小ねじを 増締め頂くことで解消する場合が多くございます。 なお、あまり強く締めますと、ネジ山がつぶれる 危険性がありますので、ご注意をお願いいたします。 必ず、サイズの合ったドライバーを ご利用くださるようお願い申し上げます。

革ベルトについて

はじめは堅く感じられるかもしれませんが、 お使い頂くうちに馴染んでまいります。 ベルト交換をされる場合、 ケースとベルトをつなげるネジ棒が必要となりますので、 紛失なさらないようご注意くださいませ。 本パーツの取り寄せは困難です。

裏蓋について

裏蓋は開かないようにお願いいたします。 水分、湿気、埃などが侵入し、 故障の原因となる場合がございます。 また、裏蓋を取り外して再度装着する際、 パッキンがきちんと所定の場所におさまっていないと、 水気侵入の要因となる場合がございます。 経年変化により裏蓋パッキンが劣化し 、ケース内に浸水が起こる場合もございます。 その際は、パッキン交換が必要となります。

防水について

防水機能の腕時計は、 リューズがしっかり閉まっていることが前提となります。 もしリューズが少しでも緩んでいると、 ケース内に水気が侵入する場合がございますので、 手洗い、水作業をなさる場合は、 時計を取り外すようにしてください。

ガラス曇りについて

稀に、リューズ付近より水分が侵入し、温度変化によって、 ガラスが曇る場合がございます。 時間をおいて、曇りが消えるようでしたら 問題ございませんので、そのままお使いくださいませ。

振動について

機械式時計は精密な機構により動作しております。 普段のご利用で、気が付かないうちに振動が加わり、 問題が発生する場合もございます。 運動される際や軽作業時には、 念のため時計を取り外すことをお勧め致します。

保証規定

ご購入にあたり保証規定は必ずご確認頂ますようお願い致します。

保証規定についてはこちら

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